アレですよ。
生きていれば傷なんてつきもので。
「私も若かったかんねーっ」
なんつって鍋でもつついて癒すでしょ。
こちらはうららかな日曜の那須です。
久しぶりに真面目に、傷のお話をしたいと思います。
人生のようにね、牛革にもたくさんの傷がついてます。
そこで選ぶわけです。
捨てるか。
隠すか。
生かすか。
ちなみに、手に持ってる黒いのは、傷を隠すことを選んでこさえてますよ。
ポケットの裏側とかにくるように裁断しまして。
一緒に作ってる茶色いのは、生かす道です。堂々と丸出しです。
そもそも加工用の革になるのは、かなり傷が少ないものが選ばれるって言われますけどもね。
なんせ食用の需要が大きすぎて、そこまで革は要らないもんで。