別れの曲ってあるでしょう?
ピアノでさ。
アレってさ、綺麗なメロディーだけじゃ無くて、途中の狂ったようなとこがあるから良いんだって、誰か言ってましたね。
こちら、蝶番のブックカバー作りの模様です。
なんだかみすぼらしい、ホコリまみれの姿…と、いうわけではありません。
ヤスリ掛けを全て終えたところです。
言わば本当の姿になる前のサナギみたいなとこかも知れません。
ここから最後の磨き仕上げに入ります。
削ったレザーの粉を綺麗さっぱり払って参りますよ。
もうね、作業台に降り積もった掃除はすっかり終えてまして。
それにしても、月の美しい夜でして。