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2015年4月5日 素晴らしいコンディションのまま手縫いを通過です

縫い上がり、コバ(裁断面)の加工へと進んでいます。
縫い上がり、コバ(裁断面)の加工へと進んでいます。

最初にゴールしたときは、立ち上がることも出来なかった。
二度目は、仲間と笑い話をしていた。
三度目には、タイムや順位を狙っていた…
前にね、そんな体験談を読みまして。

さて、花冷えの日曜日ですが、今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
9枚縫い上がりましたね。オーダーメイドのコースター。

お手製ゆび抜き「めるちゃん」も、すっかりくたくたです。
このくたくたを指で全部うけ止めてたら、怪我もするってものです。
お陰さまで素晴らしいコンディションで縫い上がりとなりました。
めるちゃんお疲れっす。

さて、工程はコバ(側面)の面出しに進んでますよ。
余分な床革の端を断ち切ってからヤスリ掛けです。
今回はこの断ち切りを大胆に深くしています。ヤスリ掛けの時間をかなり短縮できます。
したっくれ切り過ぎが怖いところ。
そこは手厚く、小刻みに参りましょ~。

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2015年4月4日 三倍のスピードだとっ

厚さ8ミリのコースターは1枚縫うのに約2メートルの糸を使います。
厚さ8ミリのコースターは1枚縫うのに約2メートルの糸を使います。

春の週末、いかがお過ごしでしょうか。
たまにはね、のんびり休むのもいいと思うんですよ。

さて、こちらはオーダーメイドのコースター作りが続きます。
もしですよ…
もし、前回の制作をつぶさにご覧いただいていたとしたら「え~っ」って思うんじゃないでしょうか。
たった半日で、4枚半も縫えています。糸の長さでいえば9メートル分。
前は指を怪我しながらでしたけど、1日に1枚半、3メートルのペースでした。
まさに3倍。
なんらかのモビルスーツ的な話なら「彗星かっ?」ってなる。
お手製ゆび抜き「めるちゃん(仮)」は化け物かって言われちゃう。

ただ、やっぱり8ミリ厚。一針ひとはりの重さは無双です。
休憩しよ~ってコーヒー入れようと思ったら、スプーンを落としました。手に力が入らないんですね~。
ドラマとかのシーンだったら「あっ、この人死ぬのかな?」って思うよ、うん。
でも大丈夫、手縫いでは死にません。

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2015年4月3日 赤と言えば主役でセンター?

極太の糸で8ミリ厚のレザーを縫っていきます。
極太の糸で8ミリ厚のレザーを縫っていきます。

4月の第一週、おつかれさまでした~。
ワクワクしたかな?ヘトヘトしてるかな?

さて、こちらはグイグイ縫っておりますよ。
オーダーメイドのレザーコースター作りの続きです。

やっぱ赤は映えますね~。パワー全開って感じ?
赤と言えば主役でセンターって感じるのは、世代かなぁ?
そして青はクールで実力派。黄色は陽気なカレー好き。

手作りの指抜きにはまだ慣れません。下ろしたての靴みたいに。
それにしてはペースが速いと思います。
やっぱ、怪我しないってのは大切ですね~。

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2015年4月2日 お手製指抜き「めるちゃん」登場

手縫いの前に指抜きを作りました。
手縫いの前に指抜きを作りました。

リベンジって燃えるよね。
やっぱ映画でもドラマでも、悔しい敗北から始まるのって多い…

というわけで、オーダーメイドのレザーコースターを縫っていきたいと思いま~す。
実はね、前回のご注文のときのことなんですけども。
指を怪我しまして。糸を縫い締めるときに使う中指の第一関節辺り。
かなり深~く皮膚を持ってかれまして。

いえいえ、いつも7ミリ厚くらいのだって平気で縫ってるんですよ。
だけど、このコースターは8ミリ。
いや~、ありました、K点。7ミリと8ミリの間に。戸辺選手K点越えで着地失敗でした。
だもんでね、その後びっこ引いてました。

そこで、縫う前にまずこさえました。床革のお手製指抜きで~す。
名付けて「めるちゃん(仮)」。
♪みっ、みっ、み~つけた~
 い~ものい~ものみ~つ~けた~

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2015年4月1日 もはや歴戦のやった君

レザーコースターの接着が続きます。
レザーコースターの接着が続きます。

いや~っ、新年度っ。
どんな出会いがあったでしょうね。
さて、こちらはオーダーメイドのコースター作りの続きですよ。

おびただしい回数の接着…
いつもながら接着剤の層は薄くしたいところです。
そこで活躍するのは、もちろんやった君。
わり箸とつま楊枝と厚紙で作った小道具ですな。

そしてやった君に降り積もっているのは接着剤の層です。
コースター1枚作るのに接着剤を6回スプレーしまして。
かれこれ30枚になるので180回です。
ちょっと貫禄もついてくる。もはや歴戦のやった君。

手元の文庫本180ページ分と、やった君に降り積もった接着剤の層の厚みを比べると、だいたい3分の1くらい。
ざっくり、接着剤の層の厚みは、文庫本の1ページの3分の1くらいに出来たわけですねー。

ありがとうやった君。
残る活躍の機会もあとわずかです。

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2015年3月31日 ウキウキのコースター作り

表面、中間、底面それぞれの加工が一斉に進んでいます。
表面、中間、底面それぞれの加工が一斉に進んでいます。

3月も今日までですね~。
春の陽気とそよ風、なんだかウキウキしてきます。

さて、レザーコースター作りも進みまして。
どうでしょう、この赤。
やっぱ生命力の赤。こちらもウキウキしてきますね~。

ぷっくり膨らませた赤の革は、台風の日の革靴ぐらいぐしょぐしょです。
タオルで包みまして、ときどき取り替えながら乾かします。

真ん中のは2枚を接着した床革です。
厚み調整の薄めの腹側の革はここに入れました。

下は、床面が綺麗なのを厳選した9枚です。
今回初めて、接着前に床を磨きました。
磨いた後のこの反りかえりを直してから貼ろうと思いまして。

なんだか、一斉に進んでる感じがまたウキウキで~す。

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2015年3月30日 大きく変わる準備

最後の1枚のエンボス加工の準備中です。水没させています。
最後の1枚のエンボス加工の準備中です。水没させています。

那須はぽかぽか。
窓全開の夢工場です。
あっ、ひょっとしたらもう今日から新年度としてスタートを切ってるかも知れないですね。
テレビ番組とかそうだと聞きまして。テレビ見ないけど。

さてっ、よもやま話はさておきまして。
オーダーメイドのレザーコースター作りの様子です。

今まさに最後の一枚のエンボス加工が始まろうとしています。
水の中でぶくぶくいってるでしょう。
例えば打刻なんかのときは、表面が乾いてるくらいが塩梅とかあるんですけどもね。
エンボスでは完全に水没です。そこから始まります。

大きく変わるには、準備もそれなりの大胆さがアレでして。