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2015年12月7日 ベリーの床(とこ)は落ち武者かな

2度磨いたベリーの床です。
2度磨いたベリーの床です。

苦労話っぽいのをね。
ちょこっとお話したいな~って思います。

味わい深い生前の傷やシワってことでね。
ベリーっつうお腹の部分の革を使うわけですけどもね。

注意点がありますよ。
床(とこ:裏側)の下ごしらえが めっさ大変。
繊維が緩くて流れも不規則で、とってもまとまり難いんです。

不用意にヤスリなんて掛けようものならね。
遅れ毛に次ぐ遅れ毛ですよ。
落ち武者かな?落ち武者なのかな?ってなる。
「生き恥を晒して…」なんて落ち込んだ感じだもんでね。
「いや~っ、生きてこそだよ~っ」なんつって励ましてあげたくなる。

全体の進み具合です。
全体の進み具合です。

仔猫ちゃんと愛でるようなタッチでヤスリを掛けまして。
その代わり、通常の何倍もの時間でヤスリまして。
続いて樹脂を染み込ませて磨くんですけどね。
磨く方向は一つに限定です。
しかも、いっぺん乾いてから もっかい樹脂を染み込ませるとこから繰り返します。

したっくれ、どうにかこうにか手に持ってる1枚になります。
いや~っ、手の掛かる子ほど可愛いってホントですね。

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2015年12月6日 傷の部分のお話です

黒バージョンのポケットの加工も済みました。
黒バージョンのポケットの加工も済みました。

アレですよ。
生きていれば傷なんてつきもので。
「私も若かったかんねーっ」
なんつって鍋でもつついて癒すでしょ。

こちらはうららかな日曜の那須です。
久しぶりに真面目に、傷のお話をしたいと思います。

人生のようにね、牛革にもたくさんの傷がついてます。
そこで選ぶわけです。
捨てるか。
隠すか。
生かすか。

3つとも片面が縫い上がりました。
3つとも片面が縫い上がりました。

ちなみに、手に持ってる黒いのは、傷を隠すことを選んでこさえてますよ。
ポケットの裏側とかにくるように裁断しまして。
一緒に作ってる茶色いのは、生かす道です。堂々と丸出しです。

そもそも加工用の革になるのは、かなり傷が少ないものが選ばれるって言われますけどもね。
なんせ食用の需要が大きすぎて、そこまで革は要らないもんで。

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2015年12月5日 並べて撮ってこそ華?

2つ目が縫い上がっています。
2つ目が縫い上がっています。

売り物の写真撮影に詳しい人からね、ちょっと聞きまして。
並べて撮ってこそ華って。
「♪冬の寒さに耐えてこそ~」(by 原田 悠里)みたいに言われまして。
またもやね、ぼんやり知識をゲットです。

さて、ちょこっとずつ進んでます。名刺入れ作り。
ぷっくりポケット2個目が縫い上がりですよ~。
ここは手数と時間が要りまして、ゆっくり参ります。

全体の進み具合です。
全体の進み具合です。

折角ね、同じ色と作りのが2個あるもんでね。
表と裏を並べて撮りま~した。
こんなんで合ってるかどうかは怪しいとこですけどね。
なにせ ぼんやり知識だもんで。
努力いらずで痩せたり英語話せるようになるってくらい怪しいもんですけどね。

もうね、ぶっちゃけていきたい。
見せ方の工夫とかは、そこそこの塩梅でと思いまして。

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2015年12月4日 ぷっくりポケットがチャームポイントです

ぷっくりとしたポケットです。
ぷっくりとしたポケットです。

日が暮れるのが早くって。
まだ5時半なのに夜なべみたいになってます。
あ~、鍋とかつつきたいな~。

さておき、名刺入れ作りの続きですよ。リクエストのっで~す。
飛び抜けて先に進んだのがありますよ。
ほら手に持ってるパーツだけ。
さてはアメリカ上がりなのかな~ってくらい。

全体の進み具合です。
全体の進み具合です。

実はね、接着したらココまではノンストップなんです。
こさえ方の事情でですよ。
止まったら爆発する装置を付けられたバスみたいなものです。
ブスバスガイドバスガス爆発(早口言葉です。3回連続で言えるかな?)。

ぷっくり具合がチャームポイントでして。
秘密のコツがありますよ。
つってもね、見せてる写真でたいがいバレてっけどさ~。

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2015年12月3日 ベリーでこさえてゆきますよ

古傷やシワ・ムラが多い部分です。
古傷やシワ・ムラが多い部分です。

思い込みってあるよね、誰でもさ。
「薬剤師」を「ヤクザ医師」だと思ってたみたいな。
「私もわたしもっ」って声が聞こえるようです。

そんな流れでね、この度の革のご紹介ですよ。
なんらかの傷痕?
さらにシワや染めムラがいっぱいなわけです。
前にもお話ししましたけどもね。
ベリーっていう牛のお腹のとこですね~。

本体の曲げ貼りが済みました。
本体の曲げ貼りが済みました。

世の中には塗料を厚めに塗った革も多いですけどもね。
そこは好みのアレですね。
ウチではね、こういうのも中々の人気です。
ちょっと珍しく感じられるのかな~?

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2015年11月26日 手縫いの準備をしてまして

ヤスリ掛けが済んだ革の蝶番です。
ヤスリ掛けが済んだ革の蝶番です。

「この戦いが終わったら、あいつにプロポーズするんだ」(死亡フラグ)とか言いたくなるガクガクブルブル。
いえねっ、わけあって出歩いてたんですけども。
油断すれば命まで狙ってくるような冷たい雨の那須です。
確かにねっ、ちょっと薄着かなぁってよぎったんですけどもね。

そんなわけでね、お風呂の神様に感謝しつつ、今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
まずはヤスリ掛けですね。
蝶番のとこにすこぶる手間が掛かりますね~。
そりゃそうです。

縫い穴を開けている様子です。
縫い穴を開けている様子です。

続きまして、楽しい縫い穴開け。
撮ったとこはちょっと難易度高めのエリアですよ。

ぬくぬくの夢工場でトンテンカンテンしてますと、まるで別世界ですよ。

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2015年11月24日 革の蝶番の畳み方

蝶番の部分を畳みおえました。
蝶番の部分を畳みおえました。

西日がね、良い塩梅なんですよ。
ともすれば嫌っていくスタイルの西日ですけどもね。
夢工場もぱぁ~っと明るく暖かくなるひとときです。

そんな陽だまりで撮りました。
蝶番のとこを畳みおわったパーツ達です。
厚さ2ミリの革をペターっと畳むのって、案外ムズイですよ。
すきあらば元に戻ろうとすっかんね。

例えばね、デパートの服屋の店員が「何かお探しですか?」って話しかけて来るぐらい、積極的に元に戻ろうとしてくる。
すきあらば「お目が高い」「ソレはもてますよ~」などと畳みかけてきます。

かといって、力でねじ伏せようとしたら裂けたりします。
だもんでじっくりと、様子を見ながら畳みまして。