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2015年8月5日(第二部) 縫い糸を外し始めたよ、お財布の修理

名刺入れが縫い上がりました。白糸、好きだなぁ。
名刺入れが縫い上がりました。白糸、好きだなぁ。

今日も暑いですね~。
何度、この夏一番だって思ったことか。
たまには5時くらいからビールってのも良いだろうな~。

さて、ロゴ入り名刺入れ作り&お財布の修理の続きですよ~。

まずは、名刺入れが縫い上がってま~す。
個人的に白い糸は大好きでして。
黒革にもヌメ革にもしっくりしてるな~って。
ロゴの位置がちょっと低いかなって気もしますが、
このすぐ上で曲げ貼りが始まってますので、こんなところでしょうか。
ここからは仕上げに入りま~す。

お財布の縫い糸を外してゆきます。
お財布の縫い糸を外してゆきます。

続いてお財布の修理です。
昨日までは取り付けるパーツを作ってきましたけども、今日からはお財布そのものを扱ってゆきますよ。

まず縫い糸を外しまして。
うんうん、しっかり縫えてる。
同じ穴での縫い直しも大丈夫だね~、なんて感じながら。
そして、接着した両端を剥がします。
水性のノリなので、ちょっと水を染み込ませながらです。
表面の凸凹が大きいので、蒸しタオルを当てますと…

小銭入れの両端を開きます。
小銭入れの両端を開きます。

かなり平らになったと思います。
傷も、例えば靴ならクリームで艶を出せば履けるくらいでしょうか。
でもねっ、今回は先々を考えまして、ここにサポーターを取り付けて参りますよ~。

蒸しタオルで凸凹を直します。
蒸しタオルで凸凹を直します。
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2015年8月4日(第二部) お財布の修理にようやく動きアリ

完成も近くなって参りました。
完成も近くなって参りました。

ギックリ肩の調子が良くなって参りまして。
あ~っ、故障者リストからの脱却も近いな~って手応えです。
したっけさ、作るのもより楽しい。
うんうん。そういうことなんですよね。お体大切にして下さいね。

さて、ロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の続きで~す。

まずは夕陽に照らされる名刺入れのパーツ達です。
もう形としては、完成品と同じとこまで参りましたね~。
そうそう、ポケットに押し込んである型なんですけどもね。
味わいある色味だと思いませんか?
長く使ううち、内側のヌメ革もこんな雰囲気になるかもです。

内側に詰めた樹脂が固まりました。
内側に詰めた樹脂が固まりました。

続きましてはお財布の修理。今日は動きアリですよ。
サポーターの裏に詰めた樹脂が乾きまして。
きちんと裁断し直しました。
…ひょっとしたら、重そうに見えるかも知れません。
実はですね、10グラム弱です。
100円玉2枚分くらいなんですね~。

改めて裁断し直しております。
改めて裁断し直しております。

もう早速ね、取り付け位置にあてがってみます。
ひと目で「あ~、なるほど」ってなれば、狙い通りなんですけども。
「このパーツはそういう役割なのね~」って。

取り付け位置にあてがうとこんな感じです。
取り付け位置にあてがうとこんな感じです。
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2015年8月3日(第二部) 塩梅かもね、大切なのは

2重ポケットの床とコバを磨きました。
2重ポケットの床とコバを磨きました。

ちょっくら野暮用で出掛けるのですが。
…灼熱ですね、今日も…
まあね~っ、大抵いつも気遅れしてる方なんですけども。

さあっ、その前にロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の状況で~す。

まず名刺入れです。
2重ポケットの床(トコ:裏面)と出し入れ口のコバ(側面)を仕上げております。
ツルッと綺麗に仕上がってるのは、いつ見ても良いものです。
ちなみに、うっすらした筋みたいなのは、血筋ですね~。血管だったとこです。

サポーターの裏に盛った樹脂が乾いてきました。
サポーターの裏に盛った樹脂が乾いてきました。

続いてお財布の修理につきまして。
昨日盛った樹脂の乾き具合をみてみます。
乾くとともに、カサが減ってるわけですけども…
もうねっ、スポーンっと決まったかもです。一回の注入でピッタリな量です。
はみ出してるのは削り落すとしましてね。

ところで、こさえてるサポーターはお財布の傷つきやすいとこに縫い付けるんですけどもね。
結局のとこ、これの表面にも傷は付くと思います。革ですから。
だったら鉄板でも貼っちゃうか?
…なんてアイデアには、先々に悪い予感しかしませんで。
丁度よい強さと柔らかさってあると思うんですよ。

何事も塩梅ですかね。
それにしては…出掛けるには暑すぎだと思うんですよね。

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2015年8月2日(第二部) 型を外しました~

半分縫い上がりました。黒革に白糸が映えます。
半分縫い上がりました。黒革に白糸が映えます。

いや~っ、お風呂頂きまして。
4時台早風呂、温泉気分ですな。
したっくれ肩もさっ、ちょっくら調子よくなりまして。
具合をみながらちょいちょい入るようにしようかな。

さて、調子良くなったとこで、ロゴ入りの名刺入れ&お財布の修理の続きっで~す。

まず名刺入れです。
完成に時間が掛かる方の半分が先に縫い上がりました。
黒革に白の糸が映えてると思います。
いかがでしょう。
グッと上品な感じになってると思うんですよね。

型から革を外したところです。
型から革を外したところです。

続いてお財布の修理についてです。
傷つきやすい場所に取り付けるサポーターをこさえてますよ。

革を型から外しますと…
ピカピカピカ~ンっ(ドラえもん風)
しっかりぷっくり膨らみました~。
うんうん、型を作っただけあるってものです。

内側の空洞にアクリル樹脂を詰めています。
内側の空洞にアクリル樹脂を詰めています。

内側にはアクリル樹脂を詰めまして。
乾くと減るので、ちょっと盛りめ。
また乾燥待ちですね~。

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2015年8月1日(第二部) 重しを上げてちょっと覗き見

外側を黒革、内側をヌメ革で制作しています。
外側を黒革、内側をヌメ革で制作しています。

黄昏どきでも涼しくなる気配が無い…
ビール飲みたい。ハイボールもいいなっ。
大人の給水所が呼んでる気がします。

そんな楽しい気分でロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の続きですよ~。

まず、名刺入れはポケットを取り付けたとこですね~。
写真では左端です。なかなか良い曲線のポケットでしょう。

外側は黒革で、内側はヌメでこさえてるわけですけどもね。
バイカラーはとってもお気に入りなんです。
レビューやご感想に心を動かされるものがありまして。

重しを上げて、型に押し込んだ革を覗き見…
重しを上げて、型に押し込んだ革を覗き見…

続いて、お財布の修理について。
取り付けるサポーターをこさえております。
昨夜のうちにグイっと型に押し込んでおきました。

そろそろかな~って、ちょっと重しを上げて覗き見です。
…おそらく上手いこといってます。
でもまだ革が湿ってる。
歪まれては困るパーツなので、じっくり待つとしましょう。

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2015年7月31日(第二部) 立体成形用の紙の型紙3パーツ完成

レザー蝶番の名刺入れは本体が形になっています。
レザー蝶番の名刺入れは本体が形になっています。

いやぁ、夏のヤツも本気ですね。
大丈夫でしょうか。夏バテなどしてませんか?
ヘタってくると、笑い話の一つも浮かびにくくていけませんなぁ。

さて、オーダーメイドのロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の模様ですよ~。

まずは名刺入れです。
ぷっくりロゴが楽しい外観が見えて参りました~。
ロゴの裏には樹脂がしっかり詰まってますからね。
作り途中をお見せすることの良いとこは、楽しいからってだけじゃありませんね~。

取り付けるサポーターのサイズを検討します。
取り付けるサポーターのサイズを検討します。

そしてお財布の修理。
向かい側の金具の痕がつく部分にサポーターを取り付けます。
あーでもないこーでもないっつってサポーターのサイズを決めまして。
アレなんですよ。
既存の縫い穴をそのまま活かす方針ですので、全くゼロから作るのとちと違います。

革の立体成形用の型、3パーツ。紙製です。
革の立体成形用の型、3パーツ。紙製です。

そして型をこさえました~。3つの型です。
・Aパーツ…型の土台。革を押し込む際の型の破損を防ぎます。
・Bパーツ…メインの型。裁断するときの型紙の役も担う。
・Cパーツ…革を型に押し込む役。

普通は木材とか床革で作るんですが…
さ~っ、上手くいくかな?
ワクワクです。

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2015年7月30日(第二部) ロゴの裏側と財布の修理方針の話

ロゴの裏側の空洞にアクリル樹脂を入れること2回目です。
ロゴの裏側の空洞にアクリル樹脂を入れること2回目です。

ヒグラシと言えば、秋の気配って感じでしょうかね?
どこか寂しい9月の風、みたいな。

いやいやいや、ヤツらの本気は凄いです。
こちら那須では、すぐそこの木にとまってるんですけどね。
アクセル全開、オラオラ運転で鳴いてます。
寂しいと喧しいって類語だっけ?ってくらい。

さて、そんなヒグラシに励まされながら、ロゴ入りの名刺入れ作りと、同じロゴ入りのお財布の修理の模様で~す。

名刺入れ作りの進捗状況です。
名刺入れ作りの進捗状況です。

まずは名刺入れ。
ロゴの裏側の空洞に樹脂を入れる工程が続きます。
2回目を入れまして、ちょっと乾いてきたとこです。
かなり平らになってきましたね。

これなら、表から押しても潰れにくいロゴになりそうです。
そして、このパーツの他も、コツコツ作り進んでおります。

お財布を載せて手に持ってる厚紙が修理の鍵です。
お財布を載せて手に持ってる厚紙が修理の鍵です。

続きまして、お財布の修理です。
小銭入れの前胴がコイン差しの金具にあたって変形してまして。
ここを直してゆきます。
独自にサポーターを作って取り付けますよ。

ちなみに、お財布を載っけて手に持っているしっかりした厚紙。
1.6ミリ厚まで貼り重ねたものです。
これが重要な役割を果たして参りま~す。