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2015年7月17日 マグネットのぷちトランク、一個完成です

角にヤスリを掛けてゆきます。
角にヤスリを掛けてゆきます。

大荒れの天気でも、ちょっと窓開けたくないですか?
新鮮な空気を取り入れたい。ほんの数センチくらいでも。
…したっくれさ~、見事に吹き込みましたよね、雨。
びっしょりな窓際にはちょっと凹みます。
わずかな隙間を確実に捉えてきた。マー君が投げてんのかなってくらい?

幅4ミリの小さなベルトです。
幅4ミリの小さなベルトです。

さて、お話してきたマグネットのぷちトランクも仕上げです。
角っこが少し波うった感じになってますのでね。
ヤスリ掛けで整えまして、磨いてやればクリっと丸っこく決まります。
すると自然にステッチも端っこギリギリになりましてね。
いきなり完成品を見たっくれ「こんなのどうやって縫ってんだろ~」って思うかも。

マグネットのぷちトランク、完成です。
マグネットのぷちトランク、完成です。

そうそう。
足りないっつってたパーツが届きました。
もの凄い早さの発送。こっちもマー君が投げてんのかな?
良い業者さんに恵まれたものです。
これで、2つ目もこさえられます。

ミニカシメも届き、2つ目も制作再開です。
ミニカシメも届き、2つ目も制作再開です。

ところでね、こっちは雨も上がってちょっと夕陽も差しまして。
いつもの穏やかな那須です。

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2015年7月16日 マチャさん位トリッキーな持ち手です

ぷちトランクの持ち手のパーツと完成品です。
ぷちトランクの持ち手のパーツと完成品です。

はいはいはいはいはい、やばいですよ。
久しぶりな雨だけど、涼しくていいな~っ
…って思ってたら台風きてたんですね。知ってました?
あいつって本当に容赦ないかんね。同じ中学だったとか関係無しだから。
ずぶ濡れのまま運転再開とトイレの順番を待った駅とか思い出す。いやぁっ、惨めだったなぁ。
お気を付け下さいませ。

縫い上がったぷちトランクの本体です。
縫い上がったぷちトランクの本体です。

さて、ゆっくりペースのマグネットのぷちトランク作りも終盤で~す。
今日はまず持ち手をこさえまして。
こいつは我ながらトリッキーですよ。
年末のまちゃあきくらいトリッキーかな~。

芯の一本の両側を折り返して口の字の金具を留めまして。
それを別の革でもってグルッと巻きましてね。
最大では5枚重ねのとこもあるパーツを縫ってゆきます。
そして、トランクの天井と持ち手を縫いつければ、だいたい形になりまして。
雰囲気がグッと変わるワクワクの仕上げが待ってます。

2つ目(右)も出来るところを進めています。
2つ目(右)も出来るところを進めています。

そうそう、パーツが足りなくて頓挫って言ってた2つ目も、出来るところを進めてますよ。
立ち直り早いです。
発注もすぽ~んっとしてありますしね~。

月夜の晩ばっかりじゃありやせんから。
台風も来るってもんです。

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2015年7月15日 笑顔に始まり、涙目で終わる日

底を縫い付けたぷちトランクの本体です。
底を縫い付けたぷちトランクの本体です。

今回は、かな~りゆっくりお話してます。
マグネットのぷちトランク作りですが…
なんだか楽しくなってきまして。
こんくらいゆっくりの方が、面白いんじゃないかな~って。
2つ同時に作りましてね、2つ目はちょうど一日遅れってのも、比べられて良いかな~って。
いかがでしょうね?

縫い糸を埋める溝を切ったマグネットです。
縫い糸を埋める溝を切ったマグネットです。

さあ、夢工場の様子です。
ぷちトランクに底が縫い付けられまして。
そして、満を持してマグネットの登場です。
本体に2本のベルトをグルッと巻きますので、底一面をマグネットには出来ません。
だもんで、6つのマグネットを一個いっこ縫いつけます。
磁力を下げないように、縫い糸が埋まる溝も切りましてね。

ホワイトボードにくっつけて磁力のテストです。
ホワイトボードにくっつけて磁力のテストです。

試しにホワイトボードにくっつけてみまして。
うんうん。大丈夫そう。

ボタンの部品が足らずに、2個目(右)は頓挫です(涙目)。
ボタンの部品が足らずに、2個目(右)は頓挫です(涙目)。

よ~しっ、じゃあ2個目を昨日のとこまで追いつかせますか~。
ここで愕然。
ベルトループを留めるボタンが足りないことに気付きまして。
こんなマニアックな材料、専門店にしかありません。
新宿のハンズに無いレベル。
まるで、なんとかちゃんの給食費が消えた日の学級会みたいな雰囲気。
あるいは、カレーが出来てからご飯の炊き忘れに気付いた食卓のような雰囲気。
涙目になっているところです。

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2015年7月14日 ぷちトランク組み立ての模様

ぷちトランクの本体は斜めに針を入れて縫ってゆきます。
ぷちトランクの本体は斜めに針を入れて縫ってゆきます。

クーラーのスイッチに手を出しまして。
みんなはもう使ってるかな?
なんて、秋口に一人だけコートを着て出社するのは嫌みたいなドキドキ感とともに手を出しまして。
いえいえいえいえ。
革の加工に汗は大敵なんです。
そうそう。
物作りのため、物作りのためなんです…

快適♪

ベルトループは小さなカシメで留めます。
ベルトループは小さなカシメで留めます。

そんなわけで、今日も楽しく作っておりま~す。
実は他の仕事に圧迫されまして、時間はちょこっとしかとれないですけども。

さあ、マグネットのぷちトランク作りは組み立てに入りまして。
斜めに切った端っこどうしを縫ってゆきます。
側面を縫い付けたとこで、今度はベルトループの取り付けです。
直径4ミリの小さなカシメを打ち込んで留めます。
だんだん立体になってゆきますなぁ。
この作り方だと、角がしっかり尖るのが良いんですよね~。
2つこさえてる内の遅れてる方も、下ごしらえが済んでま~す。

2つ目(右)も組み立てに入ります。
2つ目(右)も組み立てに入ります。

短い時間でもはかどるはかどる。
環境って、大切ですなぁ。

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2015年7月13日 ぷちトランク仕込み中

夏はアイスで。
夏はアイスで。

♪燃えるお~と~この~ 赤いトラクタ~ それが男~だぜ~
小林 旭の歌声が繰り返し頭の中に流れまして。
回りくどいですが、熱い、暑い~。

近くのクロネコ便に作品の発送に行ったんですよ。歩いて。
したっくれ、わずか10分で万事休すです。
時を越えた小林 旭に励ましが無ければ危なかったかも。
扇風機の首振りに約10センチの距離を保ちましてね、こっちも首を振り続けて事なきを得ました。

トランク本体の革の端を45度に切り落としています。
トランク本体の革の端を45度に切り落としています。

ところで、美味しいアイスコーヒーの作り方ってご存知ですか?
どんなご家庭でも簡単に出来まして。
まずホットコーヒーをいつもの3倍の濃さで淹れまして。
氷を満載にしたグラスにぶち込みます。
私のような根っからの小心者でもね、プロの味に出来まして。

縫い穴も45度に開けてゆきます。
縫い穴も45度に開けてゆきます。

さて、夢工場の様子です。
マグネットのぷちトランクの仕込みが進んでま~す。
トランクの本体になる革の端っこを、斜め45度に切り落としまして。
表側からも斜め45度に縫い穴を開けてゆきます。
正直なとこ、普通に縫うよりかなりの手間なんです。

左側が仕込みを済ませた一揃いのパーツ達です。
左側が仕込みを済ませた一揃いのパーツ達です。

それでもねっ、お値段はかなり控えめ設定にしたんです。
シリーズものの最後の方で急に高くなるのはアレだよねーって思いまして。
もし、ディアゴスティーニの最後の刊だけ3倍の値段だったらドン引きだろうなーって。
うーん…
こういうことを言っちゃうからモテないのかな~?

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2015年7月12日 ぷちトランクも2個こさえます

マグネットのぷちトランク2個分のパーツたち。1ミリと2ミリの厚みの革を切り分けています。
マグネットのぷちトランク2個分のパーツたち。1ミリと2ミリの厚みの革を切り分けています。

いきなり来たね、夏。
この週末、避暑地と信じて那須に来た人にクロスカウンター入れに来てる。
丹下段平も「いけ~っ、ジョーっ」つってる。

そんなわけでねっ、おいしいアイスコーヒーを淹れまして。
窓も扇風機も全開で、 楽しく作っていきたいと思いま~す。

マグネットのぷちトランクに取り掛かってますよ。
ちっさなパーツがいっぱい並んでますね~。
2ミリと1ミリの厚みの革を切り分けてますよ~。
今回も、2つ分で~す。

販売窓口を2つに絞ったのもありまして、折角だから2つこさえます。
そうそう、ホームページでの直接の販売は中止したんですよ。
管理にあんまりにも時間が掛かるもんで。

したっくれさ、おのずとホームページの更新が必要になります。
それもあっちこっち。
結構な作業量。
はじめは計画的に進めてたんですけども、そこはいろいろありまして。
例えばさ、お得意様のご依頼があれば何より優先したいですし…

そんなこんなで、恐るおそる現状を確認しましてね。
涙目になっていたところです。
「そういうときこそ笑っとけ笑っとけ」なんてねっ、寝言のようなことも言ってみまして。
立つんだジョー。

でも~っ。
私のよもやま話に耳を傾けていただける優しい貴方なら気付いているかも。
トップの画像が変わったり、何かチョコチョコやってんな~って。
そうなんです。
白鳥のように足をバタバタしてまして。

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2015年7月11日 中折れ帽かぶればイケるかな?

ぷち中折れ帽でキメたヒョウタンツギです。
ぷち中折れ帽でキメたヒョウタンツギです。

黄昏にたたずむヒョウタンツギ。
陰りを湛えた瞳に何を思うのか…

というわけでねっ、マグネットのぷち中折れ帽の出来あがりで~す。
いや~っ、ヒョウタンツギさえニヒルに変えてしまいます。
コレ見てっと思う。
衣装次第で、いけっかな?私も。
なんつ~んっ?
深い影を秘めた男の雰囲気っつ~ん?でっかな~。

ブリムには厚さ2ミリの異方性マグネットを縫い込んでいます。
ブリムには厚さ2ミリの異方性マグネットを縫い込んでいます。

な~んちゃって。
これはホワイトボード用のマグネットですからね~。
試したところ、直径4センチのボタン磁石とほぼ変わらない磁力です。
このシリーズをこさえ始めてから知ったんですけどもね。

マグネットシートには等方性と異方性っていうのがありましてね。
等方性は磁力の向きがバラバラでして。
一方で、一つの方向に集めた異方性の磁石は何倍も強力って話です。
そんな知識を仕込むと、売り場の見え方も違いましてね。
異方性は大きな字で「異方性」って書いてある。誇らしげに。

磁石に学ぶ今日の教訓。
やっぱ、選択と集中の力ですなぁ。