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2015年9月11日(第二部) 夜分に縫い上がりまして。レザー蝶番のシステム手帳

縫い上がったレザー蝶番のシステム手帳のパーツたちです。
縫い上がったレザー蝶番のシステム手帳のパーツたちです。

今宵も更けて参りましたね。
優しい夜?の那須じゃないかなって思います。
ぼちぼち水割りでも傾けて、ニヒルにクダ巻きましょうかね…。

さ~っ、縫い上がりです。
レザー蝶番のシステム手帳づくりの模様ですよ。

金具をカチャカチャ合わせてみると、上手くいく予感です。
がぜん、わくわくしてくる。
水割りなんてやりながら、肩をクルクル回してみると、がぜん、わくわく感が増してきます。
あれねっ。
30年くらい前、あられちゃんっていうロボ少女がやってたあれねっ。

しかしアレですよ。
水割りってのは、チョコが良く合いますね~。
ニヒルにクダを巻き、古い話がこぼれ落ちる夜です。

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2015年9月11日 美味しそうな糸を手当。オーダーメイドの名刺入れ用です

アポロカラーの糸を用意しました。
アポロカラーの糸を用意しました。

台風が抜けまして、久々に晴れ渡る空です。
仕入れに歩いてると目につきまして。
お洒落な柵が壊れてたり、若い庭木がポッキリいってたり。
那須でも被害が少なかった界隈ですけども。
ん~…

さて、今日のおやつの時間ですよ。
みんな大好き?ピンクと茶色のアポロで~す。
美味しそうでしょ?ちょっとつまみたくなるでしょうか。

いやいやいやいや。
ポイントは、慎ましく並んでる2本の糸でして。
これから始まるオーダーメイドの名刺入れ用に用意しました~。
アポロカラーでしょ。
色々と見比べまして、ポリエステルのワックスコードにしました。
なにしろ一番おいしそうで。
茶色の糸は在庫があるけど、ピンクと同じ規格のを使うのがポイントじゃんって思います。

本格的な制作は、あさって位から始められる予定です~。

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2015年9月10日 下ごしらえのお終いに

本体の3つのパーツたちです。
本体の3つのパーツたちです。

昨夜、「堤防の様子みてくる」的なやむにやまれぬ事情で、外に出ました。
吹き荒ぶ風がクルクル方向を変える。
横殴りの雨、視界は濃い霧に阻まれ、足元はまるで川のよう。
そんな中でも人間の感情って不思議。
「ここは俺に任せろ~」
「オレにかまわず先に行け~」
なんてことを言う架空の仲間を想像すると、ちょっと楽しくなりました。

ネジを埋め込んだ背表紙とリングの金具です。
ネジを埋め込んだ背表紙とリングの金具です。

さて、無事に帰って来たというわけでね。
今日も楽しく作ってゆきたいと思いま~す。

ずいぶん形になってきましたよ。
レザー蝶番のシステム手帳の続きです。

背表紙へのネジの埋め込みもバッチリで~す。
ここは気に掛けてましたからね~。
ネジの端っこと縫い線までに3ミリは欲しかったんですけどもね。
2ミリで無理を通しました。道理もへっこむってヤツです。

床磨きの仕上がりっぷりです。
床磨きの仕上がりっぷりです。

しかし、つくづく思いますよ。
無理を通すのは、本当に大切なことだけにした方が良いですね~。

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2015年9月9日 背表紙の仕込み

背表紙のパーツにネジを埋め込んでいます。
背表紙のパーツにネジを埋め込んでいます。

穏やかじゃありませんね、今回の雨。
久しぶりに天気予報をチェックしましたよ。
どうぞ、お気をつけて。

さて、レザー蝶番のシステム手帳の続きで~す。
持ってるのはこれから背表紙になるパーツです。
他より手数が掛かるので、背表紙の仕込みを先に進めようと思いまして。

ちょっと斜から見ますとね、分かりますかね~。
ネジが革にすっかり埋まってるの。

さらに芯材を重ねてやろうかな?…って思って止めました。
外から触ったときに、ちょっと中の構造が伝わるくらいが塩梅かな?
な~んて思いましてね。

ところで、大雨の日は早めに帰っちゃうのが良いと思うんですよ。
そうもいかないよ~ってのも分かりますけどもね。
こういう日に無理して良いこと無かったなーって思いまして。

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2015年9月8日 ネジを革に埋め込む目論見です

サイズ違いのハトメ抜きで穴を開けてゆきます。
サイズ違いのハトメ抜きで穴を開けてゆきます。

世の中、長雨で大変らしいですね。
那須ばっかりグズグズしてんのかと思ったら。
お怪我などありませんよう。

さて、こっちはと言えばね。
どこ降る雨って感じでポンポン穴を開けてます。
サイズ違いの穴あけポンチで。
レザー蝶番のシステム手帳 作りの続きですよ~。
毎度まいど、穴あけ三昧は楽しいですなぁ。

そして今回は、リフィルの閉じ金具を取り付けがポイントです。
外側にネジが出ないようにしたいわけです。
蝶番の名刺入れとか、こないだのブックカバーと同じ雰囲気にしたくって。
だもんでねっ、メスネジを背表紙の革の中に埋め込む作戦も進めますよ~。

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2015年9月7日 パーツ一覧で~す。レザー蝶番のシステム手帳

黒革とヌメ革のバイカラーで参ります。
黒革とヌメ革のバイカラーで参ります。

ぐずぐず天気が続く那須です。
やっぱね、体調とか気分に影響あるらしいですよ。いや本当に。
だもんでさ~。
個人的にはね~。
軽やかに落ちていくのも良いんじゃないかなって思いま~す。

さておき、今日も楽しく作っておりますよ~。
パーツの一覧を撮りまして。
試作してたレザー蝶番のシステム手帳の。

ポケットとかペンホルダーとか、楽しいことならいっぱ~い浮かぶのですが…
何せ、後から自由に挟めるパーツがいっぱ~い出回ってます。
そこで、シンプル。
らしさ を大切にして、使う方に自由に機能を加えて頂きたいと思うのです。

色は黒革とヌメ革のバイカラーです。
外は傷が目立ちにくくして、内で色艶のエイジングを楽しもうってスンポーで~す。

いや~っ、また面白くなって参りました。

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2015年9月6日(第二部) ドジで間抜けな亀話

一見、問題ないブックカバーに見えます。
一見、問題ないブックカバーに見えます。

日曜の夜も更けて参りましたね。
忙しい仕事が始まる前に、ダメダメな失敗話でもどうでしょう?
ぼちぼち、ウィスキーでも舐めまして、クダ巻きたいと思います。

問題はこないだ作ったブックカバーです。
文庫本さいずなのに、文庫本が入りませんでした(涙目)。
笑って下さいな。

話はずいぶん前にさかのぼります。
味のあるブックカバーをこさえたいって思いましてね。
いっと最初に文庫本のサイズを調べたんです。

したっけさ~っ、定型ってのは一応あるんですけどもね。
実際、出版社によってまちまちでして。大体こんくらいって感じ。
新潮文庫は しおり付きだからちょい大きいのか~、なんて言いながらね。
しかも、すごく昔のは文庫本と呼べないようなのもあるんだ~って。
かと言って、大きすぎてもカッコ悪い~。
そこで、ほとんどの文庫本は大丈夫ってサイズに決めまして。作り続けて来ました。

時は流れ、革と糸だけで蝶番を作ることにハマりまして。
制作の経験を重ねながら、少しずつ蝶番を小さくしてゆきました。
小さくなるほど精緻になるスタイルが、嬉しく思いました…

一冊だけ、妙にサイズが違います。
一冊だけ、妙にサイズが違います。

そして今回。
背表紙の幅をご指定のオーダーメイドです。型紙も新たに起こすことに。
本棚に、ご依頼の幅とぴったりな文庫本を見つけます。
その一冊だけ、定型より5ミリも短いとは気付けずに…

いっとき しょぼくれましたけども…
これだから、面白いのかも知れません。