
剣の形の手作り懐中時計、完成しました。
名前はまだありません。
「これそのものが時計の針みたい」というご意見もありました。
正解です。
腕時計とか懐中時計を作る工程で、針を入れることを “剣入れ” と呼びます。
ちなみに “剣” の部分は刃のように削り出してますが、もちろん切れません。
この懐中時計はポケットに入れ、棒状の金具をボタンホールに通して身に付けます。
「個性的な物を、いかにも身につけていますっていうんじゃないのがいい…」
…友からのアドバイスが活きています。

「人生とは、○○のようなものです。」
以前、想像力を働かせれば、人生はあらゆるものに例えることが出来ると教えてもらいました。
写真は、腕時計や懐中時計の裏蓋になるパーツで、溶接の直後です。
見るからに、焼けただれています。表面もザラザラ。ピカピカの真鍮板だったのに。
…もちろん、今は秒針の音を刻む ショップに並べている腕時計や懐中時計も、この工程を経ています。
そしてこの後も、まるで雰囲気が変わってしまう工程が何度か続きます。
切られて、溶接されて、磨かれて、やすられて、腐らされて、また磨かれて…
…短くすると、そんなところ。ありがち。陳腐なものですね。
でもね、その変化に感動する時があります。

長らくSOLD OUT となっておりました “失われた未来の旅人の腕時計”(スコープ)を作成しましたので、お知らせいたします。
…この写真では、バラバラなパーツに見えますが、これで、完成した腕時計です。
後は、おろしたての靴に紐を通すように、組み上げてジャンパードットのボタンを止めるだけです。
レザーのエイジングにより深まる味わいと、メンテナンスすることの楽しさを知る方のための仕様です。
ただ今から、 失われた未来の旅人の腕時計”(スコープ) でお求めいただけます。
サイズなど、詳しくは次のリンク先でご覧ください。

「ひとが何を食べてるかなんて興味が無い。」
ブログやフェイスブックがまったく続かないという知り合いには、こんなことを言う人が少なくありません。
…でもね、今回は食事の話です。
とくに、ちゃんと食事をとっていない人には、やむにやまれずお伝えしたい。
腕時計でもレザークラフトでも、作り始めると夢中になって、つい食事が面倒になります。
休むと手の感覚が変わってしまうので、本当は一気に作りたいところですが…
数ヶ月前に入院した際に、栄養士さんと食事について相談した時のことです。
「それは、食べ物ですけど、料理では無いですね。」
「それは、食べてますけど食事とは呼べないですね。」
…などと言われました。心は温かくても言葉が冷たいです。
そりゃあ、体も壊すはずです。
それに比べてどうですか?この成長ぶり。
鶏肉とウィンナー、キノコや野菜をブイヨンで煮たスープですよ。優しいお味です。