各パーツ一斉にスタートしましたっ。
オーダーメイドの名刺入れの下ごしらえです。
まずは自分の名刺のストックを入れておくポケットです。
革をびしゃびしゃに濡らして成形してます。
型にはめたまま乾かすので、時間かかりますよ~。
一方で、本体の3色の革は穴あけ祭り。
おびただしい数の穴でしょう。
昔は正確な位置に開けるのに苦手意識があったものです。
残る3枚のポケットは床(トコ:革の裏側)磨きです。
樹脂入りのワックスを染み込ませてガラス盤でツルツルにします。
実は、この床磨きはアトリエマルシェでの革細工の体験講座にも入れようと思ってるんです。
こないだ作家仲間と電話してましてね。
床磨きについて質問を受けたらしいんですよ。
革細工のスクールに通ってる知り合いから…
…で、思い出しました。
今では日々の下ごしらえで、当たり前のことになりすぎてました。
「どうしてムラになるんだろう…」
「磨いても毛羽立ちが残るときがあるなぁ…」
「ヘラの筋が残ってかっこ悪い…」
…なんて、悩んでは解決していた時期があったな~って。
そのあたりのノウハウを伝えれば、しっかり一コマできちゃいますよ。
体験講座については別の機会に詳しくお話しするとしまして。
この個性派の名刺入れをしっかり作って参りましょ~。