裁断面の幅が、9.4ミリ(笑)
転がってるノギスでの実測です。
えーっと、なんで(笑)を付けたかと申しますと。
それ程、普通じゃないってことです。
仕上げの面を出す為のヤスリ掛けでも、あまりにも普通じゃ無くて笑いました。だから、(笑)。
これは、本体とレポート用紙の重さを支えるためのストッパーを合わせた厚みです。
オーダーメイドのA4ノートカバーの仕上げの一幕。
これについては、われながらよくもあんな妄想を形にしたなーって。
ここだけの話…ラッキーだったと思います。
最初は、床革(とこがわ)っていう、表面を取っちゃった余りの部分で厚みを稼ごうかなって思ってたんです。ちょうど、一枚で4ミリ位ある床革のストックもあるし。
でもね、今思うと、もし床革で作ってたら、こんなにしっかりした形にならなかったです。
繊維がゆるいので、強度を出すためにキリキリ縫い締めたときに、グズグズって壊れちゃったと思うんです。
濡れたダンボールみたいに…
縫い締めてるときに思いました。
吟面のかたまりだからこそ、過酷な加工に耐えきったんだろうなーって。