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2016年11月4日(第二部) 革と糸だけの “ヒネリ” 誕生です

完成です。
“レザー蝶番の宝箱” です。

ヒネリも蝶番も革と糸だけで作られています
ヒネリも蝶番も革と糸だけで作られています

いや~っよかった~。
本当によかった。

失敗を繰り返した革と糸だけの “ヒネリ” も、スムーズな動きにで~きま~した~っ。いぇ~いっ。
あんまり嬉しかったのでさっ。
「本当にスムーズなの?」って疑問もよぎると思ってさっ。
ひっさしぶりに YouTube 動画も作っちゃいましたよ~。
ぜひご感想をいただければと思います~。

開けた様子です
開けた様子です

思えば、失敗の原因は基本への執着でした。
ぷらぷら散歩してて気付いたんです。

新しい作り方への挑戦は多い方だと思うんですけどもね。
切る・削る・縫う・磨くなどの基本については、かなりの執着があったんです。

…正直、基本を手放すのは怖かったけど…
やりたいことをやるには、えいや~って思いきるのも必要みたい。

蝶番の様子です
蝶番の様子です

残念なことに、試行錯誤が多すぎて傷を付けてしまいまして。
販売はあきらめて思い出の試作品にします。

でも~っ、あとは時間の問題で販売しますよ~っ。
“レザー蝶番の宝箱” 誕生っで~す。

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2016年11月3日(第二部) 失敗。二夜連続

金属の “ヒネリ” と同じ形を再現しましたが…
金属の “ヒネリ” と同じ形を再現しましたが…

作れども
作れども革の “ヒネリ” うまく動かじ
ぢっと手を見る

…というわけでですね。
二夜連続の失敗です。

金属の “ヒネリ” の構造をよく見て作り直したんです。
でもダメですね。
“ヒネリ” を回転させるのが、すごい面倒です。
むしろ最初のより悪くなってる。

引き剥がしたパーツです
引き剥がしたパーツです

…なにが悪かったのか。
検索してもひとっつも見つからなかったのはさ。
見つからない理由があったってことなのかな。
途中まで順調で有頂天だったのがいけなかったのかも。

作ったことがある品物だったら。
失敗しても挫けず作り直してきたけれど。

こんな夜はどうしたらいいんだろう。

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2016年11月2日(第二部) 言い訳させて下さい

失敗作です。壊しました
失敗作です。壊しました

残念…くやしいなぁ。
失敗です。

革の “ヒネリ” がうまく動きませんで。
いちおう、形にはなってますが…残念。

「なんで壊すの?」って感じたかも知れないですね。
ある水準にまるで届かない出来なので。

…悔し紛れですが、ちょっと真面目にお話しますね。

私が作りたいものを、次のように表現しています。
「人生の物語にそっと寄り添うもの。」

これは、一生使って欲しいという願いの言い換えなんです。
でも一生使うかどうか決めるのは手に入れた方ですよね。

「一生使えますよ」「一生使って下さい」って言うとさ。
そんなこと言われる筋合いに無い。
筋違いなんです。

だからこそ、飽きが来ないシンプルさと他に無い個性で。
丁寧な仕立てで、しばらくはお使い頂けるように。
革そのものの経年変化に楽しさが感じられるところまでバトンをつなぎたい。

全ては「人生の物語にそっと寄り添うもの。」を作りたいため。

失敗したパーツです
失敗したパーツです

…真面目なお話をしてたらやる気が復活して来ましたね~。
直すとこ直して、明日の夜も再挑戦しますよ~。

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2016年11月1日 革と糸だけの “ヒネリ” 作りに挑戦

革と糸だけで作った “ヒネリ” のパーツ
革と糸だけで作った “ヒネリ” のパーツ

新たな挑戦ですっ。
革と糸だけで “ヒネリ” をこしらえたいと思いま~す。

さて~っ、今日もお疲れさまでした。
冷えっかんね、あったかくしてお聞きくださいませ。

ところで “ヒネリ” ってなんだか分かりますかね?
名前までは知らなくて普通かもしれませんね~。
身近な留め具なんです。

本体にクルッと回る小さな棒がついててさ。
フタに口の字に穴のあいた金具がついててね。
かぶせてから棒をクルッと回して留めるアイツです。
お手元のバッグにも付いてるかも知れません。

明らかに金属が向いてますよね。
検索しても革のヒネリなんて、ひとっつも見つかりません。

ほんと、ひとっつも見つからない。
…ニヤリです。
これはニヤリですよ。

革の蝶番のときもそうでしたけどもね。
これまで誰も見たことの無いものが生まれるかも知れません。

続いてフタのパーツです
続いてフタのパーツです

さっそく “ヒネリ” の捻るパーツを作りま~してっ。
制作中の革の箱に取り付けました。

ウ~ン…
ツルっとうまくいっちゃいそうな雰囲気じゃないですかコレ~?