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完成です。
オーダーメイドの腕時計バンドです。

サルカンは両端を７ミリ幅で斜めに漉いて接着しています

交換前のメタルバンド

内側は生成りのヌメ革のバイカラー

オーダーメイドの腕時計バンド

ビジネス向けなので…
すっきりオーソドックスなデザインです。
よ～く見ると、ちょっと普通じゃないって気付くかも。

まず穴の位置がおかしいですよね。
一部分に集中してます。
お客様がお使いになる長さを中心に、短い方に一つ、長い方に２つ空けました～。
カスタマイズですね～。

そもそも剣側の長さが短いですよね。
手首が細い方なので。

よ～く見ると個性的って、仕事用にピッタリな特徴だと思うんです。
個人的に。

…でっ、今回は梱包前にひと工夫したんです。
サルカンの作り方。
バンドの収まりをよくする小さな輪っかのことですよ。

サルカンって、壊れやすいんだよね…
でも、教科書通りの作り方ではあっかんね～…

なんて思ってたんですが、やっぱりちょっと寂しくて。
壊れたときの気持ちを思うと。

初めてですが、ミニチュア作りの手法を取り入れてみました。
サルカンの細い革の両端を７ミリの幅で斜めに漉きましてね。
重ねて接着してから、重なってる部分を縫いまして。
あまりに細かい工夫ですが…

長くお役にたてますように。
オーダーメイドのご依頼ありがとうございました。

…おっと、その影では１月６日の準備も進めてま～す。
厚紙を重ねて切り文字を作ってますが、予想以上に手間掛かる～う。

物を大切にする暮らし

どうもどうもあけましておめでとうございま～す。
いや～っ、楽しい年になりそうですねっ。

今年も楽しく作っていきたいと思いま～す。
そんなわけでねっ、オーダーメイドの腕時計バンド作りの続きです。

ビジネス用ですので、形はオーソドックスです。
内側は平ら、外側はぷっくりになるように３枚の革を貼り合わせてます。

それにしてもあれだねっ。
お正月からオーダーメイド品を作ってるなんて幸せだね～。

一方、アトリエの通常オープン日に飾るガーランドは切り文字にしました～。
文字を切るのって、けっこう大変ですね。
初日は１月６日（土）ですよっ。

…ところで、今年の目標なんて決めましたか？
私は去年からの風邪を直すことかな～。

ではではっ。
引き続きお正月をお楽しみくださいませ～。
深酒は体に毒ですゾ。

物を大切にする暮らし

いよいよ大晦日の夜ですね。
紅白でも見ながら酒の一杯も引っ掛けてるでしょうか…

さてさて、こちらは今も作り続けておりまして。
オーダーメイドの腕時計バンドの続きで～す。

色は赤と生成りのバイカラー。
明るて強いって感じかな？

この組み合わせは大好き。
きっとずっと作り続けてゆきますよ。

そして、腕時計のバンドってぷっくりふくよかにしたいでしょ？
一周グルッと斜めに漉いた革を中に仕込みます。
ベルトの小側を「剣先」とは言うけれど、ホントに剣先みたいだね～。

そうそう。
ガーランドも作ってます。
１月６日のアトリエ通常オープン用の。

…振り返れば２０１７年は本当に楽しかったな～。
働きもしないで好きなものばっかり作ってれば、そりゃ～楽しいだろうってとこですけども…

本年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

物を大切にする暮らし

ようやく…ようやく届きました～。
お待ちかねの美錠です。

オーダーメイドの腕時計バンドのパーツですよ。
早ければ発送の翌日には届くのですが…３日待ちました。
年末ってのはそういうものか。

ちなみに「美錠」と書くのは流行りですね。もともとは尾錠。
豆腐を豆豊と書くみたいな？

さておき、これで制作に入れます。
早速、型紙を作りました～。

オリジナルの作り方ですけどもね。
親側と剣先それぞれ３枚の革を組合わせてぷっくりさせますよ。

メジャーの下側に写ってるのは交換前のメタルバンドです。
長さを決めるうえでの最高の参考資料です。

本体と美錠、そして型紙を並べれば、どんな塩梅になるか分かります。
「ちょっと短くない？」って思いませんでしたか。

手首の細い方なのでこれでＯＫ牧場。
みんなが付けられるサイズじゃなくて、お客様にピッタリに作れるのもオーダーメイドならではですね～っ。

そんなわけで、今回のゆく年くる年は腕時計バンド作りになりそうです。

ちなみに最後の写真は、昼間作ってたぷちブーツとカップスリーブですよ。
珍しく指に針を刺しまして絆創膏などしております。

物を大切にする暮らし

いや～っ、今年もあと一週間ですね。
クリスマスも過ぎますと、ほんと年末って感じだよ～。

さて、こちらもねっ、いつもと雰囲気が変わりまして。
２件のご依頼を進めて参りたいと思いま～っす。

４年前のオーダーメイドのお財布の修理です

修理でどこまで蘇るでしょうか

広い範囲で縫い糸が切れてしまっています

まずはオーダーメイドのお財布です。
４年前にこしらえたものが、修理に帰って来ました～。里帰り～。

縫い糸があちこち切れてます。
かわいそうな姿に見えそうですが…

なんとなんと、革は切れたりしてません。
中にたくさん詰め込んでのハードな使い方だったと思いますけどもね、大切にして頂けてたのが分かりますね～。

まずは残った縫い糸を外すことから始めて参りま～す。
どれだけ甦るか、お楽しみっ。

続いて別件です。
オーダーメイドの時計バンド作りもスタートっで～す。

SEIKO のビジネス用の時計ですね～。
メタルバンドが外れやすくなったとのことで、革バンド作りのご依頼を頂きまして。
ほらっ、先日お客様が相談にいらした件です。

革を手にとって頂きながら特徴をお話し出来ましてね。
やっぱり実際にお会いするっていいな～って。

ところがどっこいしょ。
近所の手芸店で美錠が手に入らないという前途多難。
大きな手芸店だから大丈夫だろうと思ったのに。
実物の金具が無いと型紙も書けない。

よぎるよね。
年末だもんで、下手したら年明けになるかも…

な～んちゃって。
速攻でネットで発注しました。しあさって位にはスタートできる見込みです。
いや～、便利な時代になったなぁ。

あっ、今日は長めになっちゃいましたね。
こんなにお読み頂いてありがとうございま～す。

物を大切にする暮らし