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2013年8月15日 帰っていくところ

菱目打ちで縫い線を開ける
菱目打ちで縫い線を開ける

初盆です。二人の家族の。
バタバタしましたが、15日の夜となれば、もう、二人もあちらの世界に帰る準備でしょう。
物静か時を迎えました。

さて、少し作り進んだ写真です。

レザー蝶番の名刺入れに、縫い穴を開けている所ですね。
このフォークみたいな道具を、木槌でコツコツ叩きます。
鋭い先端が、反対側からほんの少し顔を出す所で止めるのがベスト。

この位の塩梅だと、縫い上がりがいいんだよねー。なんて言いながら。

ほんと、そういうものが自分にもあって良かったな―って。
見つかって良かったな―って。

心が中心に帰っていくような気がします。

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2013年5月23日 “悪魔のフォーク”が使えないレザーの縫い線開け

レザーバンドの縫い上がり
レザーバンドの縫い上がり

縫い上がりです。
なんだか分からなくても、迫力を感じます。
やはり、打刻のかもし出す雰囲気かな?

さて普段、縫い穴は、一度に2~6本くらい同時に開けています。
先端が尖っている悪魔のフォークのような道具を木槌で叩いて開けます。

今回は、レザーが厚いうえ、縫い線とレザーの縁の幅がとても狭いことで、悪魔のフォーク(正しくは菱目打ち)が使えませんでした。くにゃっとなって抵抗するからです。
そこで、一つずつ、鋭い両刃の付いた千枚通しみたいなもので開けています。

さて次は、レザーの切断面の磨き上げです。