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2015年8月9日 お財布、修理完了っで~す

修理を終えたお財布とオーダーメイドの名刺入れです。
修理を終えたお財布とオーダーメイドの名刺入れです。

お財布の修理が完了しま~した。
こないだ完成した名刺入れと並べましたよ~。

今回は、革が傷付いて波打ってしまったとこの修理でした。
いったん縫い糸を外しまして。
新たに作ったサポーターを取り付けて縫い直しています。

小銭入れの前胴を直しています。
小銭入れの前胴を直しています。

折角なのでブラッシングしまして。
蒸しタオルで汚れを落としてから少しオイルを塗りまして。
ちょこっと糸がほつれてるのも留め直しまして。
なかなか自然な感じに仕上がったんじゃないでしょうか。

オーダーメイドの名刺入れの内側はこんな感じです。
オーダーメイドの名刺入れの内側はこんな感じです。

直しながらお使いいただけるって、とっても嬉しいです。
お財布も喜んでいる気がします。
ご依頼ありがとうございました。

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2015年8月8日(第二部) 最初っからこのデザインだったかも

縫い穴を確かめつつ接着します。
縫い穴を確かめつつ接着します。

お財布の修理も、あと少しってとこまで参りました。
強化用のサポーターも付いてます。
あとは縫合です。

もともと縫い合わさってたとこですので、そのまま縫うこともできます。
仕上がりを考えていったん接着しました。
そして、デジャブを感じつつ縫いますと…

縫い上がりです。
縫い上がりです。

ジャーンっ。
どうでしょね。
なんだか最初っからこういうデザインだった気がしませんか。
もともとあった縫い穴を利用したので、後付けっぽさが出にくいんでしょうか。

正面から見た様子です。
正面から見た様子です。

あとは、縫い合わせたコバ(切断面)を仕上げれば出来あがり。
他も気になるとこをメンテしましょう。

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2015年1月12日(第四部) 再び動き出しまして

修理を終えた “永遠の今を刻む時計”
修理を終えた “永遠の今を刻む時計”

今宵も更けて参りました。
目を閉じて水割りの一口も飲めば、今この瞬間も頑張っているかも知れぬ姿が浮かびます。

さて、懐中時計の修理が終わりましたよ。
コチッコチって、またね、時間を刻み始めました。
壊れた時計さえ、一日二回だけ、正しい時間を指すことができる。
さらに直され蘇る…いいね~、しぶといね~。

ふぅ~っ…例えばさ、夢に向かう人を否定したり打ちのめす言葉はいくらでもあるよね。
でもね、そこがまた面白いとこでもありまして。

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2015年1月11日(第四部) 「愛おしいってのは、こういうことだ」なんてね

修理のため戻ってきた懐中時計
修理のため戻ってきた懐中時計

夜も更けて参りましたね。
ほらっ、私はウィスキーがお好きでしょ。
今宵はもう手を止めた方が良さそうだってんで、くだでも巻きましょかね。

ところで昨日の夜はねー、風邪ひいたのかと思いました。
腕が重くてだるくって。そういうときに無茶をしないのがコツかな?なんつって。

さてっ、今宵の最後はねー。
里帰りしてきた時計の修理です。竜芯が折れちゃったんです。
突然思いついて作った三角形の懐中時計。
名は「永遠の今を刻む時計」。心の友が名付け親です。詩人ですな。
アレですよ。永遠のゼロが流行るずっと前の命名ですからね。

そして、これは2年以上お使いいただいた時計です。
真鍮だって良い塩梅に経年変化を遂げてまして。
それをさ、もっと使うから修理してくれなんて、嬉しい話ですよね。

まずはバラバラにして、磨き上げてます。
愛おしいってのは、こういうことだ。
な~んつって。

ほら、おじさんちょこっと呑んじゃったしさ。
いや~っ、ちょこっとかっこつけてみました。