ちょうどネコが入るくらいの穴を切り抜いたわけですが…
ネコってさ、自分の体くらいの隙間が大好きでしょう?
一晩くらい置いておけば…
ほらねっ、クロネコが入りこんできーました。
そしたらね、四隅を綺麗に断ち切りまして。
切ったところは帆布で磨いてあげます。
バラバラになりそうで怖いですかね?
信じれみれば案外大丈夫なものなんで。
ちょうどネコが入るくらいの穴を切り抜いたわけですが…
ネコってさ、自分の体くらいの隙間が大好きでしょう?
一晩くらい置いておけば…
ほらねっ、クロネコが入りこんできーました。
そしたらね、四隅を綺麗に断ち切りまして。
切ったところは帆布で磨いてあげます。
バラバラになりそうで怖いですかね?
信じれみれば案外大丈夫なものなんで。
お菓子っぽいですよねー。
特に、作ってる途中の若いレザーなんて、ほんと美味しそう。
さてさて、細切りのレザーを十分に積み重ねたら、早速ネコちゃんを切り抜きます。
こういう切り抜きは、たいてい抜き型を使うんですよねー。
ところがどっこいしょ。
今回はそんなのあるはずも無く。丁寧にていねいに切っていきます。
やっぱり厚みのあるものは、切り易くは無いですねー。
そんでもって、上薬で仕上げたらこんな感じです。
二色のレザーの違いが際だった感じ、伝わるでしょうか。
ところで切り抜いた右側のネコちゃん。
こんな小さなバームクーヘンがあったら、それはそれはお上品でしょうなぁ。
読書は数や速さじゃないと思う。
「ビジネスマンなら週に○×冊は読まないと」とかなんとか、ちゃんちゃらおかしいぜ。
…なんて、口が滑っただけです。ごめんなさい。
それに、私も3日で一冊を自分に課していた頃がありました。
さて、その話は置いておいて…
始まりましたー。新たなブックカバー作りです。特注の仕様ですよー。
レザーの裁断を終えたところです。数が多いでしょう。なんと、その数は実に12点。
牛革は1ミリと2ミリ厚を使い分けてます。左右の赤いのは裏地のピッグスキンです。
さらに、ただ今発注中のパーツもあるんですねー。
まるで魔法の本になりそうで、もうね、作っててワクワクしちゃいます。
ところで、読書は数や速さじゃないって感じるようになったのは…
おそらく「課していた」というところに、何らかの原因のようなものがあるかもなーって思うんですよ。
趣味の買い物の後って、ワクワクしますよね。
袋から出して、中身をテーブルに並べたりして。
新しい接着剤や染料の香り。
…そう、開封の儀です。胸躍る瞬間。
さて、レザーを裁断した直後は、それと良く似てるかも知れません。
裁断しました。長財布のレザー。
左上の方の、ポケット用のパーツが多いです。今回の特徴ですねー。
小銭入れ用のファスナーもありまして。
まるで袋から取り出して並べたみたいでしょう。
この14のパーツ達が長財布になっていきまーす。
「行けっ」というハンドサインじゃ無いですよ。
中指に載っけてるのが、カットしたレザーの裏です。
キーボードのボタンみたいでしょ。ブレスレットのパーツですよ。
なかなかに集中力を要するカットでして。
写ってるパーツを全部この形に切らないといけないと思うと、気が遠くなるかも知れませんね。
でも、好きなんですよね。
刃の角度を見定めて、グイッと力を込める感じは、なんとお話したら良いのかな。
それに、時間を忘れるほど集中してるときっていうのは、幸せなのかも知れません。
そんなわけで、みんなこの形に切り終えまーした。
いやーっ、乾きました。
もう次の工程に行って大丈夫そうです。
ここまで裁断すると、なんかの暗号かクイズの画みたいにも見えるかも。
確かにね、組合わせによって言葉になりますから。
それに、まさかブレスレットを作ってるとは思わないだろうし。
ここから先は細かいです。
実際に作っているとこを見られたら、細かすぎて変人だと思われるかもしれない。
でもせめて、変なおじさん位にして欲しい。
変人よりも、楽しくてちょっと可愛い雰囲気になるでしょう?しゃくれな感じで。「あんだこのやろーってか?」なんつって。
さて、コツコツ進めていきましょう。
あったかくて穏やか…
久しぶりにね、乗りたくなりますね、バイク。
つっても、今は持ってないんですよ。
不思議なことにね、乗らなくなってもバイク乗りの魂はいつまでもバイク乗りだなんて言いまして。
さて、写ってる全部で、ブックカバー二つ分です。
ここんところのキーケース作りの陰で、コツコツ進めている蝶番のレザーブックカバーのパーツですねー。
最初は、私が欲しいというだけで作り始めたものでした。
そうそう、バイクの話をしましたが、運転はあまり上手では無いんです。
それで、何度か怪我したものですが…
またいつか。あきらめることは無いですな。