ふたたびパーツの一覧です。
オーダー品のブックカバーのパーツたち。
それぞれの下ごしらえが、終わりまして。
料理で言えば下味を付け終わったとこでしょうか?
「それでは火にかけて参ります」ってあたり。
遠足で言えばあれだね、お弁当以外の荷物を入れ終わったとこ?
てるてる坊主くらいつるし終わりましたかね。
さあ組み立てです。
ふたたびパーツの一覧です。
オーダー品のブックカバーのパーツたち。
それぞれの下ごしらえが、終わりまして。
料理で言えば下味を付け終わったとこでしょうか?
「それでは火にかけて参ります」ってあたり。
遠足で言えばあれだね、お弁当以外の荷物を入れ終わったとこ?
てるてる坊主くらいつるし終わりましたかね。
さあ組み立てです。
…水を吸わされて、叩かれて、乾いて、染料で塗れて、乾いて、磨かれて磨かれまして。
手に持ってる一枚がパーツとして完成しました。
道中の姿だけを切り取ってみると、無駄っぽかったりと雑っぽかったりして見えることがありますけども…
なかなか良い塩梅になったと思います。どうでしょね。
ちなみに、オーダー品のブックカバーのパーツ達でーす。
後ろに写ってる他のはね、まだ何かしら工程が残ってます。
そしてね、これから続々と準備が整っていきます。
さてさて、ゆっくり磨いていきましょうね。
三連休も中日ですな。
どっすか?遊んでますか。
なんつって、良いと思うんですよ、私はね。無理に特別なことしなくても
さてさて、オーダー品のブックカバーは、まだパーツの下ごしらえが続きます。
パーツの中の一つに、真鍮製の鳥のモチーフがありまして。
このデザインは、すごくお気に入りなんです。
それが、今回はちょっと気になりまして。
全体的にピカピカ過ぎかな。それに、溝の墨がちょこっと薄いかなーって。ほら、左の翼の先の方とか、溝の中までピカピカっしょ。
良いんですよ、はい。ピカピカなのは全然OKです。
でもね、ピカピカ過ぎるとオモチャっぽさがどうしてもね…
そんなわけで、チチンプイプイとやりまして、酸化していただきました。
なんてね、腐食を促進する薬剤を使いまして。
光沢を抑えて、溝の墨がはっきりした感じ、伝わるでしょうか。
削っては磨き削っては磨き。
下ごしらえはその繰り返しです。ずっとお見せしても正直飽きるかな?
…ということで、今日は嗜好を変えて、染色の様子です。
打刻の窪みに赤い染料を入れまして。まだ艶があって分かりやすいですね。
乾くとかなり分かりにくくなります。
そりゃあ、焦げ茶に赤ですからね。隠し味みたいなもので。
でも気付く方はおりまして。
1年くらい前のイベントのときですね。
手に取って「これ、色が入ってる…」と。
飲み屋のカウンターみたいな感じかな。
「んっ、出汁かえたね、大将?」
「分かりやすか?流石ですね旦那」
…みたいな。
那須は心地よい秋晴れです。
トンテンカンテン、穴あけて。
ブックカバーの下ごしらえ。
一撃いちげきは軽ーく叩きますよ。綺麗に開きますからね。
窓全開でほんと心地よい。
ご近所でお菓子でも焼いてるのか、甘い香りまで漂います。
そうそう、打刻したレザーの乾き具合も気に掛けまして。
あれが一番時間が掛かるし、段取り八分だもんで。
しかし昨日とはうって変わって穏やかな空模様で。
偉い方でもお金持ちでも、同じ空に包まれてますな。
夕方ごろ、那須でも激しい雷雨になりまして。
今でも時おり、遠雷が瞬きます。
大丈夫でしたか。十分休めると良いのですが…
それがさ、10分くらいかなー。
ふっと夕陽が差したんですよ。
したっけ世の中がオレンジに包まれまして。世界がオレンジと雨と雷になりまして。
しばし眺めました、手を止めまして。
さて、ブックカバー “ぼうけんのしょ1” の部品の裁断を終えました。
部品はネジまで含めて、23点です。
これはワクワクせずにはいられませんねー。
レザーに模様を刻印しまして。
これも洒落た雰囲気になるでしょ。どうでしょね。
“ぼうけんのしょ1” 用の飾りレザー達です。
えっと “ぼうけんのしょ1” っていうのはですね。かなり思い入れのあるブックカバーでして。
これからだんだん形になって参ります。
ところで、木槌で叩くのは心地よいもので。
もし、茄子の煮浸しみたいにストレスに浸っている生活を送られてるとしたら、オススメです。
レザーじゃ無くても、日曜大工でも良いですよね、きっと。
さて、レザーの後ろに張り付いてる白いのに気付くでしょうか。
これは、薄いプラスチックに接着剤が塗られたようなものです。
叩くときの伸び縮みから、レザーを守ってくれております。
ちょっと気に入らない2つは打ち直しますが、ほぼOKだと思いまーす。