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2014年7月3日 お菓子に学ぶべし

銘菓「八重がさね」
銘菓「八重がさね」

「かさねとは八重なでしこの名なるべし」(奥の細道 那須・曾良)

…はいっ、そんなわけでね。
久しぶりに、今日のおやつの時間です。
那須の老舗、愛月堂の銘菓「八重がさね」でございます。

折り重なったパイ生地の中に、甘さ控えめの上品な白あん。
さらに白あんの中には、小気味良い歯ごたえのクルミという仕込みでございます。

意外だと思いますが、私は甘いものが大好きでして。
以前はね、ちょいちょいお菓子の紹介(特にプリン)を書いておりまして。

いやいやいやいや、ただ無駄に頂いてるわけじゃないですよ。
物作りをするうえで、おいしいお菓子から学ぶことはたくさんありまして…ここ、テストに出ますよ。

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2014年6月3日 ちょっとずつで大丈夫

パーツを合わせた様子(レザー蝶番の名刺入れ)
パーツを合わせた様子(レザー蝶番の名刺入れ)

休憩って感じます。今日ね、涼しくて。穏やかだー。
「菊次郎の夏」(久石譲)など聞きながら、珈琲をいただきながら。
あー、やっぱ名曲。心があらわれるよう。

さて、コツコツ作るのが日課になっています。
名刺入れとブックカバー。
他の制作と重なっても、待ち時間はありますし。
出来れば安定して供給したいと思ってまして。思ってはいまして。

手にしている名刺入れも、いつの間にか結構進んでいるでしょう。
気がつかなくてもね、ちゃーんと進んでるもので。どんなにちょこっとでも、ちょいちょいやってればね、大丈夫。
そうだ、黒も作り始めておこうかなー。

ところで…
「菊次郎の夏」って映画は見たこと無いけど、感動するかな。

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2014年6月1日(第二部) 誕生日のお祝いありがとうございます

尊敬する作家さんのブレスレット
尊敬する作家さんのブレスレット

お祝いのお言葉ありがとうございます。
しかしアレですね、嬉しいものですね、幾つになっても。

今は物作り三昧の日々を過ごしておりまして。
それは、水を得た魚みたいなもので。
ほらっ、釣った魚を水に戻すとバシャバシャーって嬉しそうに泳ぐでしょう。そんな感じで。
6月だというのに暑くてたまんないので、ちょこっと涼しげな例えにしてみました。小粋でしょ。

したっけね、いろんなものを手作りしたり描いたりする人ともたくさん友達になりまして。
こちらのブレスレットも尊敬する作家さんからプレゼントしていただきまして。

まだお返事は全部できておりませんで、ゆっくり見させて頂きますね。
人生は楽しいのう。

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2013年5月25日 病院のロビーにて、おじいさん達の会話に学ぶ

レザーパーツと愛月堂の “那須の出愛”
レザーパーツと愛月堂の “那須の出愛”

5月25日(くもり)

今日、病院のロビーでふたりのおじいさんが話しているのを聞きました。楽しかったので、日記に書くことにしました。

じいさんA 「おら、もう何もやりたか無いけど、これだけは几帳面なんだ。毎日、一合の八分は呑むなぁ」
(じいさんA、酒を飲むしぐさを見せる)
じいさんB 「オレなんて、一合半呑むぞ。しかも焼酎」
じいさんA 「…おらぁ、もうダメだ…」

(しばし沈黙)

じいさんB 「ダメだと思うからダメなんだ。オレなんて軍人だぞ。おめえは、幾つだ?」
じいさんA 「おめえの二つ下だ」
じいさんB 「…そっか。オレより若い兵はみんな死んじまった」
じいさんA 「…。」

(沈黙)

…二人とも、末長くしあわせに暮らして欲しいなあと思いました。

*写真に作りかけのレザーパーツと共に写っている饅頭は、病院帰りには立ち寄らずにおれない愛月堂(SINCE 1905)の銘菓 “那須の出愛” 。チョコを練り込んだ甘さ控えめの餡がしっとりかつサックリとお口に広がります。