カテゴリー
ブログ

2013年6月14日 レザーブックカバーのカスタムを試作

コピー用紙で試作したブックカバー
コピー用紙で試作したブックカバー

ご縁に恵まれ、レザーブックカバー “黄丹”(おうに) のA5サイズ版をオーダーメイドで作ることになりました。
元からご用意があるのは文庫用です。

お話では、厚さ20mmの家計簿にお使いとのこと。
厚みに合わせて横幅を足して、コピー用紙で再現しました。

まず、厚さ5mm程度のA5のノートと変形A5の本で試してみます。
使えないことも無いのですが、やっぱり、少し大きく感じます。
さてさて見つけました。
ノギスによる実測20.5mm、正規のA5サイズの本。写真の本です。
カバーの掛けやすさ、見た目、手にした時の自然さ…これなら良さそうです。

そして、このようなご縁をいただけるのは嬉しいことです。
普段の自分の行動を顧みても、希望はあっても伝えないことの方が多そうです。

カテゴリー
ブログ

2013年4月10日 “流木” – レザーブックカバー

“流木” - レザーブックカバー
“流木” – レザーブックカバー

古傷はそのまま。曲線は、なめしの裁断そのもの。
左側のブックマークなんて、もとは頭頂の革です。
それらを、本気の丹念さで仕上げました。

さて、名前はどうしようか?
“流木” の英単語を調べてみます。“Driftwood” という単語が見つかりました。
ドリフトウッド…すぐ連想してしまうのは、やっぱりドリフターズです。

…この単語 “流木” の他に “寄り木” という意味もありました。
ちょうど良さそうです。

感じるままに感じていただいて、刺さる方に。

ブックマークの項
ブックマークの項
物語の始まりに
物語の始まりに
本のある内側
本のある内側
本の無い内側
本の無い内側
牛の頭頂
牛の頭頂
“黄丹”の縫い線
“黄丹”の縫い線
なめしの皺
なめしの皺
外観(全景)
外観(全景)
閉じた様子
閉じた様子


*販売中のレザー ブックカバーは、次のリンク先でご確認ください。

カテゴリー
ブログ

2013年4月9日 小さな一歩がたくさんあったこと

手縫いの写真(レザーブックカバー)
手縫いの写真(レザーブックカバー)

思うようにことが進まないときが、人生にはやっぱりあると思う。
以前は、人のせいにしたり、挙句は腹を立てたり、自分を不甲斐なく思ったりしていました。

このレザーブックカバーも、かなり時間が掛かっていたようです。
整形のために濡らした水が乾くのをまったり、どのように裁断してパーツを取るか考えを巡らしたり…
糸とレザーの色の組み合わせ、良さそうですね。
…ふと、少し前の写真を見ると、見た目も肌触りもずいぶんと変わったものです。

思うに任せないときの方が、多いかもしれませんね。
昔を思い出すと、本当に運がいいなって思ったりします。小さな一歩がたくさんあったことも。

カテゴリー
新着情報

2013年4月5日 レザーブックカバー “黄丹” “Sepia” のメイキングを公開しました

メイキング レザーブックカバー
メイキング レザーブックカバー

“一生もの” とは何か…

それをテーマに作成してきた二色のブックカバー “黄丹”(おうに)と “Sepia”(セピア)。

これまでのメイキングページを公開しましたので、ぜひ、次のリンク先でご覧ください。

カテゴリー
ブログ

2013年4月1日 二色のレザーブックカバー

二色のレザーブックカバー
二色のレザーブックカバー

「“一生もの” って、どんなものだろう」。
そんな問い掛けと共に作成した二色のブックカバー。

そもそも、直観ですが…ある物が、その特徴や仕様や価格だけで “一生もの” になることは無い。
ただ、誰かがその価値を与えてくれたときに、喜ばしいものでありたいと願っています。

縫い線と糸色の組合わせ
縫い線と糸色の組合わせ
レザー切断面の仕上げ
レザー切断面の仕上げ
右袖の簡易ポケット
右袖の簡易ポケット
コーヒーブラウンのブックマーク
コーヒーブラウンのブックマーク
ナチュラルレザーのブックマーク
ナチュラルレザーのブックマーク
二色のレザーブックカバー
二色のレザーブックカバー


*販売中のレザー ブックカバーは、次のリンク先でご確認ください。

カテゴリー
ブログ

2013年3月29日 “黄丹(おうに)”色の糸、出番です

仲村さんの草木染めの糸にて
仲村さんの草木染めの糸にて

縫い始めました。レザーブックカバー。

縫っている糸は、先日手に入れたばかりの草木染めの糸です。
草木染めされた仲村さんご夫婦によると、レザークラフトに使うと、糸に力が加わる独特の工程で切れてしまうことがあるとのこと。

糸を引くときは針を離して糸そのものをたぐり、縫い目を引き締めるときは掌ではなく指で引いて、縫い進めます。

“黄丹(おうに)” 色の糸は、鮮やかでいて、落ち着きあるようです。
「さすが “禁色”(きんじき)にまでなった色…ということかな」などと感じながら。

カテゴリー
新着情報

2013年2月22日 フェアリーテイル(レザー・ブックカバー)を公開

フェアリーテイル(レザー・ブックカバー)
フェアリーテイル(レザー・ブックカバー)

フェアリーテイル(レザー・ブックカバー)を公開しました。

アンティークな雰囲気漂うレザー・ブックカバー Fairy Tail(フェアリーテイル)。

コーヒーブラウンのオイルレザーによる落ち着きある外観。
そして、中を開くとそれ自体が物語に登場するような謎めいた雰囲気を醸し出します。

サイズなど詳しくは次のリンク先をご覧ください。