なんだろう…不安。
そこはかとなく漂う不安感。
オーダーメイドのぷちストラップシューズ作りの続きなんですけどもね。
型紙が出来まして、革の裁断までしましたが…
どっすかこの形？
エジプト的な？…謎めいたこの形。
一見して思うのです。
足の甲が出るとこをねっ、履き口をね、もっと縦長にした方がいいなじゃないかな～って…
でも、定規を当ててみるとコレで合ってる。
コレで狙い通りの形になるはず…なんです…
狙いはブライスの足に合うこと。
そして足のサイズは２０ミリとのこと。
かかとに足を合わせたときの甲が出る長さとしましてね。
おそらく正解は１５ミリ前後？
甲が１５ミリくらい出れば成功でしょうね～
…さて のるかそるか。
もじもじしててもしょうがないのでね。
先に進んでみよ～じゃないかっ。
いってみヨーカドーっ。
こんばんはっ、 To Be だよっ。
今日も一日お疲れさまでした～。
ワインなど呑んでね、クダ巻いて参ります～。
さて今宵もご紹介しましょ～うっ。
お客様から頂いたブライスの写真っで～す。
御三方、並んでおりますねっ。
それぞれにお洒落。
そして皆さん、わが夢工場のぷちマグネットの靴を履かれておりまして。
ここで注も～くっ。
真ん中のちっちゃい子。
「靴が大きくねっ？」
…と思ったかも知れません。
お客様も仰っておりますが、サイズの違いが良く伝わりそうってことで履かせてみたそうで～す。
それにさっ。
も一つポイントあるんだぜっ。
背負ってるリュック。
これっ、マグネット“不思議少女のぷちリュック” ですよ～。
さてここで、ブライスに興味をお持ちのあなたに。
お客様から教えて頂いた情報をお伝えしておきます～。
真ん中の小さい子、プチブライスの体は純正では無いそうです。
“オビツ11” という、関節が動くボディだそうです。
ブライスは体に対して頭部が大きい特徴がありますが、このボディだとその特徴が薄れるとのこと。
人間の関節に近い動きが出来るそうですよ～。
…なにより驚き、そして、お客様に感謝してることがあるんです。
なんと、もともと人形を愛でていたのでは無いそうです。
まずぷちマグネットの靴をご注文頂きまして。
その後にサイズの合う人形を探されたそうなんです。
これって凄いよねっ。そうそうないぜ？
「履けますか？」って質問は何度かあったけど…
ありがとうございます。
私も果報者ですなぁ…
なんて、ワインを傾ける宵でして。
ちょこっと暖かくなったと思ったらさ。
今日なんて朝から雪ですよ。
暖房かけてても足先がかじかむんですよね～…
さておき、ま～だまだ続くよ～っ。
新たなオーダーメイド作品づくりっで～す。
ぷちマグネットの靴なんですけどもね。
これまでに作ったことの無いものです。
形はワンストラップシューズなのですが…
ブライスという人形が履けるという課題がプラスなのです。
イメージはバレエシューズです。
甲がひろ～く開いたお洒落な靴ですねっ。
この「甲がひろ～く開いた」っていうのが課題です。
ブーツやスニーカーならぶかぶかでもＯＫですよね。
見た目にしっくりすれば。
でもでも、甲を隠せない靴となると、ある程度足にフィットしないとね。
見た目にもぶかぶかがわかっちゃう…
型紙の試行錯誤が続きます～。
…そうそう。
暖かいと評判の靴下を注文しましてね。
モンベルってとこの靴下。
どれだけのものか楽しみたのしみ～。
完成です。
“ぷちエンジニアブーツ・黄” っで～す。
世界に一つのオーダーメイド。
もちろん靴底はマグネットです。
心配してたんですけどもね。
ゴム長靴の雰囲気になっちゃわないかな？って。
ベルトやバックルのおかげかな。
しっかりブーツに見えると思います。
いかがでしょうか？
なんと言いますかね。
明るそうですよね？
性格が明るくないと、ちょっと履けない感じ？
逆に履くだけでぱぁ～っと明るくなりそう。
春も近いですね。
今日も寒いですね。
でも、着々と春の足音が聞こえますよ。
週間予報の気温ばかり見るんですけどもね。
氷点下は確実に少なくなってきてまして。
冷え症のおじさん（ちょっと陽気）視点です。
さて、まもなく完成ですよ～。
オーダーメイドのぷちエンジニアブーツです～。
甲を除いた部分にたっぷりと水を入れまして。
靴底に縫い付けまして。
成形して乾かしてます。
あとは靴底のコバ（裁断面）を仕上げて完成で～す。
生乾きでも完成させられますけどもね。
ご依頼者様が「ゆっくり作ってよいですよ」とのことで、甘えさせて頂いてま～す。
実際、カリッと乾いてからのが作りやすいですからねっ。
ところで、この黄色を見ると思い出すことがあります。
昔さ～っ、友達に誘われて何度かスキーに行ったんです。
いやいやいやいや、へたくそですよ～。
で、面白かったんでお茶の水にショッピングに行ったんです。
スキーやスノボのお店がゴロッゴロ並んでる聖地みたいなとこ。
そこで鮮やかな黄色のグローブに一目ぼれして買いまして。
黄色ってモノが少ないですよね。
特に鮮やかなまっ黄色なんて。
服でも靴でもそうだよねっ？
パッと心まで明るくなるような黄色。
あのグローブと良く似た印象の色だな～って。
…さておき、乾いたら完成させま～すよっ。
昨日は春みたいだったもんでね。
「終わらない冬は無い」つって。
「君もっ、がんばっ」つって作っていたのに…
あっちゅうまに冬に戻りましたね～。残念。
さておき、縫い始まってま～すよ。
オーダーメイドのぷちエンジニアブーツ作りの続きっで～す。
こんな風に撮ると、なんかかっちょいいと思いませんか？
なんつ～ん？
ギア？
ギミック？
スキーのブーツみたいな？
縫うのも実際たいへんですよ～。
この１目でクルッと筒にして…
次の２目でベルトを固定して…
次の１目で底に縫い付ける…
…みたいにね。
一針ひとはり役割があって忙しい感じです。
おしゃべりしながらとか無理です。
かの国生さんもねっ、スケバンなのに刑事だったときは大変だったそうですよ。
歩きながらセリフも言いながらヨーヨーまでするなんて、やることが一杯あって大変って。
そもそもスケバン活動と刑事の仕事だけで２足のわらじですからね。
さて、ここまで縫えたらいったん革を乾かします。
前にもお話しましたけども、甲のぷっくり感を出すための工夫です～。
ではでは、お寒うございますのでね。
温かくお過ごしくださいませ～。
窓をあけっぱなしで作るなんて、いつぶりでしょう…
室温は２５℃…来てんねっ、春っ。
そんなわけで、今日も楽しく作っていきたいと思いま～す。
オーダーメイドのぷちエンジニアブーツ作りです～。
持ってるのは極小の美錠、バックルですね～。
見苦しい指で申し訳ないですが。
形は普通のバックルで、ツク棒も動きます。
ところがどっこいしょ。
普通にベルトを留めたり外したりできると思ったら大間違いです。
あまりの小ささに、指はもうプルっプルです。
ピンセットや目打ちが必要ですね～。
ベルトの革も幅４ミリだもんで、ちょっとした力で型崩れしますからね。
飾りと割りきった方が良い代物。
他のパーツたちも下ごしらえが済みまして。
縫っていく準備ができました～。
…ところでね。
ハチミツを手に入れまして。
コーヒーに入れる用のハチミツ。
窓開けっぱなしでハチミツ風味のカフェオレなど飲んでますと…
いや～っ、やっぱ来てんねっ、春～。
