11月もだいたい半分になりましたね。
ぼちぼち忙しくなって来てるかな?
今年中の目標とか出すように言われちゃったりしてね…
さて、ペンケース作りの続きは~。
胴体が出来ましたので、かぶせ側に縫い穴を開けました。ぐるっと一周です。
いつもと違うのに気付かれるでしょうか。
いつもなら、接着してからまとめて開けるのに。
それは、この先の困難な道のりを暗に示しておりまして。
できる限りの下準備をすっかり済ませます。
峠越えの前の麦とろ飯みたいなものです。
11月もだいたい半分になりましたね。
ぼちぼち忙しくなって来てるかな?
今年中の目標とか出すように言われちゃったりしてね…
さて、ペンケース作りの続きは~。
胴体が出来ましたので、かぶせ側に縫い穴を開けました。ぐるっと一周です。
いつもと違うのに気付かれるでしょうか。
いつもなら、接着してからまとめて開けるのに。
それは、この先の困難な道のりを暗に示しておりまして。
できる限りの下準備をすっかり済ませます。
峠越えの前の麦とろ飯みたいなものです。
端っこ。
こいつをどれだけ美しく整えるか。
それは革を扱うたくさんの人々の願い。
接着の跡が目立たぬように、滑らかになるようにって。
ヤスリを変えながら丸っこくしていきまして。
磨き上げればこんな感じでーす。
したっけどうでしょう。
そんなに手間をかけた風には見えないように仕上がりまして。気にも止まらないくらい。
それが、目指すところです。
那須は朝からしとしと降ってます。ちょっと寒いですね。
そんなわけで、ぬくぬくコーヒーを飲みながら。
さて、数日前のこと。
前に作ったペンケースをシゲシゲ眺めておりまして。
裏や裁断面を黒く塗りつぶして作ったやつです。
なんつーかなー。
もっと控えめな感じ?自然な感じ?
育ちの良さがにじみ出るような感じっていうかなぁ?
などと、つかみどころの無いことを考えてたわけですが…
本日はマチと前胴を縫っております。
奥のは縫い上がったものの内側で、手前のはもう少しです。
いよいよ形になってきますね~。
いや~っ、楽しみ。
磨くのが続きます。裏の次は横でして。
こっちも透明のワックスで磨きました。
濃い色で塗りつぶさないこの感じ、どうでしょね。
じっくり時間を掛けて、磨いては乾かして参ります。
生乾きのまま進めると、ペタペタしますからね。そんでもって仕上がりがなんとなく綺麗じゃ無くなったりするので。
さて、縫うとこを残して磨き上がりまして、下ごしらえ完了でーす。
さあ組み立てていきましょー。
浮世舞台の花道は、表もあれば裏もある。
華と咲く身に唄あれば、咲かぬ華にも唄ひとつ…
と、いうわけでレザーの裏側です。
一番左が、ナチュラルね。染色してないヤツ。
真ん中がネイビーで、手に持ってるのがブラウン。
さて、樹脂入りのワックスで磨き上げて仕上げていきます。
そうですねー、見た目は女性が使う乳液みたいなワックスを多めに染み込ませて、ガラス板でクイクイ磨き上げまして。
裏側の色が違うのは、芯通しっていうね、表面だけじゃ無いレザーの染め方の特徴ですぞ。
そこを活かして、濃い色で塗りつぶさないのが今回の工夫でーす。
たっぷり染み込ませてるので、濡れたような色でしょ。
今夜も、沁みるねえ。
「最善の行為は、決断をぐずぐず先に延ばすことだ」
…と語る本を読みまして。昔ね。
いや~っ、衝撃的でした。
だってさ、良く無いことだと信じて疑わなかったので。
さて、チチンプイプイと作り始めたのは、ペンケース2つです。
裁断まで終えてますね。
前に、体験コースのサンプル用に一つ作ったことがあるものです。
それをしげしげと眺めていたんです。
すると、幾つか手を加えて、世に出す手筈をしようじゃないか。おーっ。
…ということになりまして。
ひょっとしたら「あれっ?体験コースってどうなったの?」って思ったかも知れませんね。
えっと、ゆっくり考えます。
ジャーンっ、体験コース用のサンプルがそろいまーした。
どれか一つを選んでいただきまして。
3時間くらい掛けて一緒に作りまして。
自分で作ったものを実際に使ってみよう、愛でながら。
…という企てです。
まだ詳細が決まって無いので、予告ですねー。
予約制で、今のところ、一度に二人までかなって思ってます。
料金は思い切って勉強しまして、3,000円位でどうでしょね。
いやー、こういうのも楽しいものですねー。
お祭りの準備みたいで。
型紙もいつもの2倍の厚みで作ったり。
さて、まだ準備が十分では無いですが、ご興味持っていただけましたらぜひお問い合わせくださいませ。