まいったな~。忙しくなるぞ~ぅ。
…なんて、ニヤニヤしながら言う人いるよね。そんな感じです。
接着がすっかり済みました。
オーダーメイドのブックカバー作りの様子ですよ。
いつもなら、手数を増やすことと引き換えに、難易度を下げる工夫をするのですが…
今回の仕様ではやり様がありませんで。
ここから先は、一歩たりとも未経験です。
でもさっ、知ってることだけ、出来ることだけっていうのもね。
相手をよく見ながら、都度つどあーでもねーこーでもねーと考えながら…ワクワクしますね~。
まいったな~。忙しくなるぞ~ぅ。
…なんて、ニヤニヤしながら言う人いるよね。そんな感じです。
接着がすっかり済みました。
オーダーメイドのブックカバー作りの様子ですよ。
いつもなら、手数を増やすことと引き換えに、難易度を下げる工夫をするのですが…
今回の仕様ではやり様がありませんで。
ここから先は、一歩たりとも未経験です。
でもさっ、知ってることだけ、出来ることだけっていうのもね。
相手をよく見ながら、都度つどあーでもねーこーでもねーと考えながら…ワクワクしますね~。
革は自分の心と思って磨くもの
(2015年3月 戸辺/談)
とまあ、なんとも偉そうに語りまして。
ほらっ、たまにはさ、ちょっとかっちょいいかなって思いまして。てへっ。
…さて、オーダーメイドのブックカバー作りの様子ですよ。
いつもと様子が違いますね~。
表紙を差し込むポケットやしおりのパーツ達です。
その裏側ですね~。
考えたらね、とっても贅沢な仕様でして。内側も外側もみ~んな吟面。
今見てるのも、人目に触れることは殆ど無いでしょうね。
そういうのを積極的に撮っていきたいです。
ガラス板でもって磨いていきましょうね。
気を付けて。あんまり押し付けると毛羽立ちます。
塩梅を見ながら何十回も磨きます。
…したらさ、トゥルットゥルな手触りになりまして。
朝からとっても暖かいです。
そして吹きすさぶ風。ついに来たのかな?春のアイツ。
そんなわけで、今日のところは窓全開で、楽しく作っていきたいと思いまーす。
さて、ブックカバーの蝶番のとこが貼り合わさりましたよ。
あらためて、際どいデザインだなぁ~って思います。
ヤスリ掛けもそうですし、これから縫う線を想像しますとね。
攻めてますね~、楽しみですね~。
でも、蝶番の成形で入れた水がすっかり乾くまで待ちますよ。
内側のパーツの下ごしらえをしておきましょうね。
あっ、ちなみにアレですよ。
春のアイツが来た後は、また寒くなるので気を付けましょうね。
八方ふさがりで、もうどうにもならない。
そんなときも、気付きにくい細道があったり無かったりするものでして…
さて、蝶番のとこを折り畳んで接着しております。
オーダーメイドのブックカバー作りの模様ですよ。
2ミリの革を折り畳むのは、それだけで一仕事です。すぐ元に戻ろうとします。
しかも豚革の裏地は接着剤のノリがとっても弱いです。
グイグイ力を込めて圧着することも出来ません。表に打刻レザーを貼っちゃってあるので。
少しでもズレると、途端に仕上げが苦しくなる…
そこで登場するのがお湯です。
折り畳むとこに少しずつ染み込ませます。
したっくれ革は急に素直に曲がります。
糊もお湯を足して溶きます。じっくり位置合わせが出来まして。
たった一つ問題なのは、シミが残ることです。濡れジミですな。
そのシミの縁が手縫いの線と重なる塩梅でお湯を入れる湯加減ですな。
冷たい雨の日曜日と思っていたらパァーっと明るくなって参りました。
そんなわけでね、今日も楽しく作っていきたいと思いまーす。
さて、ブックカバー作りの様子です。
裏地を貼っておりますよ。
発色の良い黄色の豚革です。ちなみに、裏地の裏はちょっと緑っぽいですね。
表側のカラーポイントのツメも、すっかり覆ってしまえます。
ひょっとしたら…手順に強引さを感じるかも知れません。
特に “ぼうけんのしょ” 作りの様子をご覧の場合には…
表側に色んな段差があるので、裏地を張るのも慎重です。
なにより、縫い穴を開けるまでが峠越えになるはず。
実は、他の手順がどうしても思い浮かびませんでした。
覚悟の上で進んでおります。
だいぶん時間が掛かりましたが…
ここまで来ました。
すっかり外側のパーツが付きました。
オーダーメイドのブックカバー作りです。
中央のクリスタルを除いて、七色のカラーポイントが散りばめられまして。
…不規則な配置に見えるかも知れませんね。
でもこの面白さはどうでしょう。
私ひとりでは、おそらくは描けなかったデザインです。
ちょっとずつ姿を現して参りました。
こちらはオーダーメイドのブックカバー作りの模様です。
曲線の仕上げに手間どってまして。
それでもさっ、ここまで来れば意図は伝わるんじゃないでしょかね。
どんなもの作りたいかって。
お客様の描いたデザイン案を見たときに、すっげー作りてーって思ったんですよね。
とってもワクワクする。
でも形になるかどうか分からない。
ともすれば空中分解してしまうような危うさを感じるデザイン…
まるで人の夢のようじゃないですかね。