サインをね、書きまして。
端切れに試し書きしてまして。
コイツちょづいてんなーって、思ったでしょう。
「おやおや、有名人気どりですか?」(by 滝口順平)みたいな。
違うんですよ。これは違うんです。
次のオーダーメイドの手帳カバーの制作なんですが、そこでね、いろいろとありまして…
それで、あえてのサイン。
ほんとね、いろんなことがあるもので。
それはとりあえず置いとくことにして…今回もね、お洒落なのが出来ますよ。
クリスマスのイベント用のもね、並べて作っていきます。
サインをね、書きまして。
端切れに試し書きしてまして。
コイツちょづいてんなーって、思ったでしょう。
「おやおや、有名人気どりですか?」(by 滝口順平)みたいな。
違うんですよ。これは違うんです。
次のオーダーメイドの手帳カバーの制作なんですが、そこでね、いろいろとありまして…
それで、あえてのサイン。
ほんとね、いろんなことがあるもので。
それはとりあえず置いとくことにして…今回もね、お洒落なのが出来ますよ。
クリスマスのイベント用のもね、並べて作っていきます。
本日は、オーダーメイドの長財布を紹介させてください。
格子模様に打刻を施した個性的なデザインの長財布です。
こちらのデザインは、お客様ご自身で提案されたものなんですよ。
また、機能面でもコインや紙幣を納めるエリアとカードを納めるエリアを明確に分けたり、かぶせにはシンプルなポケットを一つだけにするなど、こだわりの仕様です。
そして何より、かぶせの裏側には、大切なメッセージを刻印しています。
思いの込められた品の制作に携われることは、本当に幸せなことだと感じます。
制作者として選ばれることが出来たのも嬉しいことです。
ありがとうございました。
*写真はクリックで拡大できます。
*打刻部分にはモザイクを掛けています。
暖かい陽射し、そよ風。
窓を開けてヤスリ掛けしてられるなんて、幸せです。
仕上げの手始めに「ヤスリを掛けて面を出す」って手順があります。
その言葉の意味が良く分かる絵になってるんじゃないでしょうか。
これだけレザーの枚数が多いと、本当に “面” になってます。
さすが長財布。
ちなみに、全て水性の接着剤を使ってきたので、側面が綺麗に仕上がりやすいんですねー。
よく靴の修理用なんかで売ってるゴム系の接着剤では、厚くなっちゃうんです。
もちろん、靴底を貼り合わせるには便利です。
ただ、それを重ねていくと、ほんの僅かな厚みの違いが、大きくなっちゃうものなので。
ふぅ~~~って、深~いため息をつきまして。
インスタントコーヒーのフタを開けまして。
スプーンでコーヒーの粉をひとすくいしまして。
インスタント―コーヒーの瓶に粉を戻しまして。
フタを閉めまして。
コーヒーカップにお湯を注ごうとして「あれ?」って。
ただのお湯が入っててびっくり。
長財布のポケット類のパーツが全て縫い上がった後、一休みしようとしたときの出来事です。
集中力が解けるって、こういうことなんですねー。
どんどん一つになっていきます。長財布のパーツたち。
なんかね、失っていたものを取り戻していくような、不思議さを感じたりもします。
格子状に打刻したレザーは、真ん中が浮き上がってますね。
これでいいんです。そうなるように接着しました。
…ちなみに、ナチュラルレザーに陽の光を当てているのは、写真を撮るわずかな時間だけ。すぐに隠します。
日に当て続けると、それだけでエイジングしていくので、色艶が深くなっていきますので。
結構ねー、素直なんですよねー。
最初は、色が淡過ぎて物足りなく感じたりもします。
なのでほどほどの色にして売っているものも見かけますねー。
そこは、お客様にお任せするスタイルで行こうと思っております。
その方が、愛着が湧くような気がするんですよ。
個人的なね、感覚ですけども。
16個に分かれていたパーツも、ここまで集まってきました。
もし、組立図を描いたとしたら、各ブロック毎の組み立ては済んで、最後のページに入るとこくらいですかね。
ところで、一番右に迷彩みたいな模様になってるのがあります。
これが、最初に格子模様に打刻したレザーの内側。
打刻のときに貼り付けていた伸び止め用のシートを外した姿です。
伸び止め用のシートの粘着力が少し強すぎるので、薄く塗っておいた仕上げ剤が、シートを剥がすことで迷彩みたいになってます。
全体に軽くヤスリ掛けした方が良さそうです。
もう、長財布になった姿をなんとなく想像できるかも知れませんね。
知らず、知らず、歩いてきた、細く長いこの道…
手帳カバーの型紙を作っています。
型紙がね、綺麗になったと思いませんか。
まあそう言っても、ずっと前に作ってた型紙、覚えてる人なんていますかね。
型紙を作りながら、そこで考えちゃう。一人ブレストが始まっちゃう。
だからいらない線とか書き込みで汚れちゃう。
その考える場所を、試作品作りの時に変えたんですねー。
だから型紙はとっても綺麗。
意識して変えたわけじゃ無くて、いつの間にか。知らず知らず。
さて、ここで今回の手帳カバー作りはいったん休憩です。
お客様のご意見を待ちます。
ある意味、型紙は地図のようなもの。
でもね…地図さえ無い、それもまた人生。