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2014年1月4日 塩梅なんですよね、大切なのは

二つ折り財布の小銭入れ部分の試作
二つ折り財布の小銭入れ部分の試作

だいたい、形になってきましたかねー。
二つ折りのお財布の、ガマ口の口金の、小銭入れの部分です。

上に並んでんのが、ちょっと違うなーっての。
下の口金がついてるのが「おっ、おっ、いけんじゃない?」というのです。

普通のガマ口みたいに誇らしげにぷっくりされては困るのですが、あんまりペッタンコでも、ガマ口の味わいがアレでして。
塩梅なんですよねー。

ただ、参考になりそうなのは幾つも見て来たんですけど…
パーツとしてガマ口の口金を使うときは、ペッタンコなのが多いみたいですね。
さてさてどうなることやら。

全体の中ではどうなの?ってとこを見えるようにしてからですね。
提案するのは。
これだけ見せられても「それで、どうしろと?」って感じでしょうねー。

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2014年1月3日 急がば回れって、イイこと言ったものでして

コピー用紙のガマ口のお財布
コピー用紙のガマ口のお財布

ふっくら、ぷっくりの可愛らしさ。
コピー用紙で作った試作品です。

実は今日は、久しぶりの友達と時を忘れて遊んでまして。
大分夜も更けました。

いやぁ、ガマ口を作るわけじゃないんですよ。
同じ口金を使う二つ折りの財布のオーダーメイドのデザインを考えてまして。

ちょいと行き詰りまして…
今日はねー、遊びすぎちゃって。
時間が無かったのですが、それでも、急がば回れってことで。
紙のガマ口をこしらえました。

思えば、知らず知らず考えが方にはまっていたかも。

ヒントは、得られたと思うんですよー、きっとねー。
たっぷりと遊んだことからも、回り道したことからも。

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2014年1月2日 大吉だけが似合う男。それは…

ホームページ「ミンネ」のトップページ
ホームページ「ミンネ」のトップページ

「大吉」
・・・のどかな庭の美しい花の咲き匂って、春の盛りの楽しいように上吉の運に向かいます・・・
おみくじ、大吉。乃木神社に行ってきました。

もうね、当然でしょーって感じで。
戸辺と言えば大吉、大吉と言えば戸辺。みたいな。

そんでもって、帰って来てメールをチェックしたら…46件っと…
46件?
あれっ?つって。ウソでしょって。
「迷惑メールのフィルター壊れた―」って思って見たら、壊れてませんでした。

原因は「ミンネ」というサイトのトップの「注目の作品をピックアップ」というコーナーに、初めて載っかったんですねー。
「もーうっ、早く言えよーぉ。何もでねーぞーコノヤローッ」(チョッパー風)な話でした。

こういうのを、大切に積み重ねていきたいな。
ちなみに「失せ物」の項目は「出る。低きところ」。

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2014年1月1日 おせちもいいけど…

ベリー(左)とベンズ(右)で作ったレザー蝶番の名刺入れ
ベリー(左)とベンズ(右)で作ったレザー蝶番の名刺入れ

あけましておめでとうございまーす。
那須は暖かくて穏やかな暮れ正月となってます。
そんなわけでね、2014年も楽しくやっていきたいと思います。

おせち、雑煮、ポン酒と正月らしく過ごしておりますが…
もうすぐ完成ってとこまで来てる名刺入れが目に入りまして。
「あ~あ~っ、もうちょっとで完成なんだけどな~」なんつってるのが聞こえまして。
そりゃあね、作りますとも。

元日からお仕事ですかーって思うかもしれません。
でもね、あれなんですよ。
例えばね、プラモ大好きの子供がいますよね。
「いやー正月はのんびり、何して過ごそっ」て言ってたとして、大体、何をするかは想像できますよね。

そして、二つの “レザー蝶番の名刺入れ”が完成です。元日に完成、縁起はすこぶる良し。
二つは、同じ牛のレザーで、作り方もまったく同じです。
違うのは場所。左はお腹の部分のレザー。右は背中の部分です。
こうやって、同じものを作って比べると、味わいの違いが一目で分かりますねー。
みんなどっちが好きなのかなー。

そんなわけでね、本年もよろしくお願いいたします。

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2013年12月31日 暮れの元気なごあいさつ

2013年に作った型紙と年をまたぐ試作品
2013年に作った型紙と年をまたぐ試作品

たっくさんの型紙。
綺麗に並べて、ちょいカッコ良く撮ろうかね~っ。
なんつって、すぐ投げ出しました。

無茶だっつうのねー。いっぱいだし、何より、みんな色味が同じだし。
昔、なんとかさんも言ってたなー。「無理はしても無茶はするな」って。
…ちなみに「むちゃ」と「めちゃ」は類語だそうで。

おっと、写っているのは2013年に生まれた型紙です。
そして、その上にのっかってる、コピー用紙のペンホルダーと、端切れをエンボス加工したうさぎは、年をまたぐ相談中のオーダーメイドの試作です。

いや~っ、振り返ればね、われながら作りに作ったものです。
めちゃイケてんじゃん、なんてね。

思えば昼となく夜となく作り続けたものです。肩こりしながら。
なのに不思議なくらい、心労はまるで無いです。
そのあたりに、何か人生の秘密のようなものを感じた年でした。

それというのも、ひとえにお陰さまです。
ありがとうございました。そして、良いお年を。

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2013年12月30日 オーダーメイド “レザー蝶番の名刺入れ” のご紹介です

オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”
オーダーメイドによる “レザー蝶番の名刺入れ”

できたできたできました。
特別なスタイルの “レザー蝶番の名刺入れ”。オーダーメイドです。
2013年の内に完成させられるのは、これが最後でしょうねー。

これがですね、おいしそうに見えるんですよ。個人的に。
コーヒーブラウンのレザーと黄丹(おうに)色の糸の組合わせがですね。

そして、ちょっと手強い打刻は、“アローヘッド”という名です。
7mm×4mmの刻印を、少しずつずらしながら木槌で叩いて作ります。

…上出来だと思う。自画自賛です。
耐えるってことが働くことの多くを占めていた頃は、想像もつかなかったなぁ。

*写真はクリックで拡大できます。

手に取った様子(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
手に取った様子

外側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
外側
内側(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
内側
アローヘッドと言う名の打刻(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
打刻 “アローヘッド”

正面(オーダーメイドによるレザー蝶番の名刺入れ)
正面


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2013年12月29日 しっかりとうっかりは一字違いだし

側面の仕上げ(オーダーメイドの名刺入れ)
側面の仕上げ(オーダーメイドの名刺入れ)

さあ仕上げ。
側面をヤスリ掛けしていきます。

このオーダーメイドの名刺入れは、繊維がきめ細かく整った牛の背中の部分を使ってます。
そんでもって、接着剤は薄くて弱めのものを、さらに薄めて貼ってるんです。
すると、まだ染めても磨いてもいないのに、滑らかーになります。

接着剤ね…うん、接着剤。
ビギナー向けのハウツー本とかだと「ここで、しっかり接着する」とか書いてあります。
難しいですね「しっかり」って。
まず、人によって違いますよね。「しっかり」は。
「うっかり」と一字違いだし。

接着の役割はほんとに分かりやすいんです。
縫い終わるまでくっついていてくれること。
なので「縫い終わるまでしっかりくっついているよう接着する」が良いのかな?

いやいや、余計に人を惑わす善意のアドバイスみたいになってますね。