数にして44ヶ所。
凸凹の、凹んでるとこの内側を、一つひとつ磨き上げます。
レザーの切断面があらわになってるとこですね。
ココはねー。
仕上がりが、直線のとこと同じレベルにはならなくて。どうしてもですねー。
それで、磨き方は色々な方法を試してきまして。
ステンレスの棒や、棒ヤスリの持ち手の部分や、あげく、つまようじに帆布を貼り付けたものを作ってみたりしてます。
さて…磨き上がりました、蝶番。どうでしょね。
ここまで来れば、間もなく完成です。オーダーメイドのブックカバー。
数にして44ヶ所。
凸凹の、凹んでるとこの内側を、一つひとつ磨き上げます。
レザーの切断面があらわになってるとこですね。
ココはねー。
仕上がりが、直線のとこと同じレベルにはならなくて。どうしてもですねー。
それで、磨き方は色々な方法を試してきまして。
ステンレスの棒や、棒ヤスリの持ち手の部分や、あげく、つまようじに帆布を貼り付けたものを作ってみたりしてます。
さて…磨き上がりました、蝶番。どうでしょね。
ここまで来れば、間もなく完成です。オーダーメイドのブックカバー。
別れの曲ってあるでしょう?
ピアノでさ。
アレってさ、綺麗なメロディーだけじゃ無くて、途中の狂ったようなとこがあるから良いんだって、誰か言ってましたね。
こちら、蝶番のブックカバー作りの模様です。
なんだかみすぼらしい、ホコリまみれの姿…と、いうわけではありません。
ヤスリ掛けを全て終えたところです。
言わば本当の姿になる前のサナギみたいなとこかも知れません。
ここから最後の磨き仕上げに入ります。
削ったレザーの粉を綺麗さっぱり払って参りますよ。
もうね、作業台に降り積もった掃除はすっかり終えてまして。
それにしても、月の美しい夜でして。
完成しました。
手作り腕時計 “9” (nine) 特別仕様です。
ぷっくりしたアンティークなリューズ。
そして、ベルトの打刻の染色、レザーの裁断面の仕上げの変更と、オーダーメイドの品とも言ってよいと思います。
今頃は、もうクロネコ便でお客様の元へ向かっています。
台風が去り心地よい秋晴れの出発です。
さて、羅針盤のような腕時計は、これからどんな冒険の旅を一緒にするのか。
分からないから夢があるのかも知れませんね。
それでは、制作のご依頼本当にありがとうございました。宜候。
「こんなに削ってやりやしたぜっ」みたいなのを撮ろうと思ったのですが…
どうも上手くいかないので、あきらめました。
さて、こちらはオーダーメイドのブックカバー作りの様子です。
蝶番のとこって、直線に比べてどうしてもたくさん削ることになるんです。
それで、削りカスの山でも作れば分かりやすいかなーって思いまして。
ところがどっこいしょ。
集中する程にね、払ったり吹いたりしちゃうんです。癖ですねー。
ゴシゴシゴシゴシって削って、サっと払って、「あっ」つって。
カリカリカリカリって削って、フっと吹いて、またまた「あっ」つって。
集め直すのアレなので、ヤスリ掛けした蝶番を撮りまして。
コイツがまろやかに削り出された姿を見るのは、大好きなのです。
時計部分が組み上がりました。羅針盤っぽく見えるでしょうか。
これで、オーダー品の手作り腕時計は、ほぼ完成です。
最後は、時計のフックをベルトにロープで固定します。
「ここまで作っておいて、最後はヒモで留めるんだ」って思うかも知れません。
それもまた、ポイントの一つなんですよー。
さて、すぐにでも完成させたいのですが、中断ですよ。
今のところちゃんと動いてますが、もう少し、せめて1日は様子を見ます。
よくよく確認しながら作ってるんですけども、なにぶん相手は繊細です。
秒針と分針とか、分針の後ろ側とか、24時間の内でどこかが擦れるかも知れず。
最初に “ほぼ” 完成と言ったのは、そういうことでして。
リズムよく縫いまして、両方の表紙が縫い上がりました。
最後の背表紙に糸を一目通して手を止めまして。
まだ5時だというのに暗くなってきましたね。
秋の夜長って、集中して何かするのにピッタリだと思います。
暑からず寒からず、虫も少なくなりまして。夜風を通しながら。
何かしないのはもったいない気もしますね。
でも、ゴロゴロしてても良いんだと思います。心のままでね。
あっ、ちょっと手を付けてみるって言うのは凄く良いと思います。
後に奇跡の切っ掛けだったと振り返るときが来るかも知れず。
なんだか、気が付いたら偉そうなことを言っていてごめんなさい。
さて、手をブルブル振ってほぐしたら、縫い方再開です。
指先で時計がコツコツ音を立てております。
手作り腕時計の文字盤に針が入りまして。
そして、今回だけの特別仕様がここにもありまーす。
まず針です。
腐食を入れたので、全体に良く馴染んでるんじゃないですかねー。
そしてリューズ。右下に写ってる回すとこね。
小さいけれど本物のアンティークですな。
これは、上野の時計材料店で見付けた一点物です。
昔は街ごとに時計材料店があって、競い合って腕を磨いた時代があったそうで。
その時代の雰囲気をそのままに時が止まったようなお店でした。
さてさて、回る腕時計の文字盤を手に持ってるってのも、面白いものですな。
ちょっと宇宙っぽい。ジュピター(平原綾香)とか似合うのかも。
腕時計も完成に近づいています。