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2015年1月14日(第二部) 型紙が出来まして

オーダーメイドによる手帳カバーの型紙ひとそろい
オーダーメイドによる手帳カバーの型紙ひとそろい

勢ぞろいですよー。
手帳カバーの型紙が出来あがりまーした。

どっかに間違いが無いか確かめながら切りまして。
その甲斐があって、3か所直しました。
やっぱさっ、間違えるものですね。人間だもの。

気が付かずに切っちゃったところも、ひょっとしたらあるかも知れません。
一番確実な確かめ方は、いっぺん作ってみることですな。

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2015年1月14日 刻印の染色

刻印の凹部分に染料をゆきわたらせます
刻印の凹部分に染料をゆきわたらせます

染めておりますよー。
長財布用の打刻したレザー。
打刻したときの水がすっかり乾きましたので。

凹んだとこに染料ゆきわたる様にブラシを掛けまして。
ヘラで余分なのは取り除きまして。
乾いてきたら布でもって凸部分をさらに磨いて参ります。

ヌメを染めるときなんかは、もっとスピード勝負で染料をふき取るんですよ。
この色のレザーと染料の組合わせのときだけの段取りです。
今は艶やかに赤いですが、ほんとにね、隠し味みたいになりまして。

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2015年1月13日(第三部) コースター作りの作戦

レザーコースターの型が完成しました
レザーコースターの型が完成しました

夜も更けて参りましたね。
よ~しっつって伸びまして、今日はここまで。

さあっ、型が完成しました。
オーダーメイドのコースター作りの様子です。

レザーに映したい図柄の面積が広いですねー。
こうなると、文字の打刻のようには、レザーも凹みません。

そこで、これからの作戦はこうです。
まず、レザーを裏面からピンポイントで押して、凹ませない部分を浮き上がらせる。
そして、全体に圧力を加えて裏面を出来るだけ平らにしてしまう。
フタのようなパーツは、最後の押し込みのために用意しまして。

さてさて、どこまでまかり通るものですか。
これはワクワクしますなぁ。

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2015年1月13日(第二部) 細々とした工程です

型紙の蝶番になる部分を切り抜いている様子です
型紙の蝶番になる部分を切り抜いている様子です

好みの分かれるとこですな。
コツコツした細かい作業…

はいっ、オーダーメイドの手帳カバー会場では、型紙作りが続いていまーす。
これは蝶番になる部分の肉抜きの作業ですね。
どのお宅にでもありそうなカッターで切り抜かれてゆきます。

ほんとに細々とした工程です。
けっこう、好きなんですよねー。こういうのも。

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2015年1月13日 カードポケットの隠れた下ごしらえ

カードポケットの端を漉いている様子です
カードポケットの端を漉いている様子です

今日も那須は晴れ渡りまして。
私もいつも通り日向ぼっこしながら作っています。

さて、オーダーメイドの長財布作りの模様です。
打刻した飾りポケットが乾くまで、まだ時間が要りまして。
その間に、次に作るブロックの下ごしらえを進めときましょう。

そんなわけで、カードのポケットの下側を漉いております。
こうしとくとカードがスムーズに入るんですよ。
逆に言いいますと、これをしないとカードを入れようとしたときに途中で引っ掛かる感じになるんですねー。

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2015年1月12日(第四部) 再び動き出しまして

修理を終えた “永遠の今を刻む時計”
修理を終えた “永遠の今を刻む時計”

今宵も更けて参りました。
目を閉じて水割りの一口も飲めば、今この瞬間も頑張っているかも知れぬ姿が浮かびます。

さて、懐中時計の修理が終わりましたよ。
コチッコチって、またね、時間を刻み始めました。
壊れた時計さえ、一日二回だけ、正しい時間を指すことができる。
さらに直され蘇る…いいね~、しぶといね~。

ふぅ~っ…例えばさ、夢に向かう人を否定したり打ちのめす言葉はいくらでもあるよね。
でもね、そこがまた面白いとこでもありまして。

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2015年1月12日(第三部) できちゃう方法

紙と接着剤の塊の型
紙と接着剤の塊の型

オーダーメイドのコースター作りの型、また一歩進んでまーす。
大きさの違うハトメ抜きとか、かなり個性的な形のカッターの力を借りまして。

こんなことやってる人、他にいるかなー、なんて。
正直、紙で型を作るなんて聞いたこと無いし。
したっけさ、やり始めた頃のことを思い出しています。

どうしても、お断りすることもあるんですよね。
それは、木型や金型がいるようなご依頼のときです。
えてして、制作物より型の方が良いお値段になるものでして。
自分が注文する側だとしても「そりゃ無いはー。だったらいいよ」ってなっちゃう。
そりゃさ、例えば学校とかでさ、毎年の入学生の数だけ注文しますよとかだったら話は別でしょうけれど。

そうそう、それで思ったんですよ。
もしもっ、それでもっ、だとしてもっ、にもかかわらず出来ちゃう方法があるとしたら、どんなのだろうねって。
したっくれ紙で型を作ってたわけです。
(さらに、おやじギャグに出来るとしたらどんなのだろうね、というとこまでね)