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2015年1月27日 「長財布が立ったっ、長財布が立ったっ」

ヤスリで面を出した長財布
ヤスリで面を出した長財布

長財布が立ちました。

…え~っとっ。
「それで?」という声が聞こえてきそうですねー。うん、分かる。
そもそもね、長財布は立てるためのものじゃ無いですからね。
「クララが立ったっ、クララが立ったっ」みたいなことにはね。
そりゃならないでしょうっと。

さて、オーダーメイドの長財布作りの模様です。
ヤスリ掛けで面を出したとこです。裁断機でバチンっと切った風になりまして。立ちもするというわけです。

続いては、細めのヤスリに持ち替えますよ。
分かりにくいですが、例えれば5段重ねの重箱みたいな作りです。
その1段づつ角を丸めて参りまーす。

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2015年1月26日(第三部) 美味しそうなクッキー…に見えますか?

クッキーに見えるでしょうか
クッキーに見えるでしょうか

こないだね、クッキーみたいで美味しそうって言われまして。
レザーのパーツがですね。

だもんで、今夜はいつもよりちょっと早いけれど、一番おいしそうなタイミングで撮ってみま~した。
しかも小皿で。

えっと、これはオーダーメイドのブックカバーのパーツです。
真鍮のエンブレムの台座になるバッジですねー。
側面を磨いたら、より香ばしそうになりまして。
こっから穴を開けたりすると、美味しそうな見た目がアレしちゃいますからね。

このままほったらかしにするのは危険ですな。
本当にかじっちゃうかもね。

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2015年1月26日(第二部) ペンホルダー部分 “ほぼ” 完成

ほぼ完成してペンホルダー。手帳カバーの小口に取り付けます。
ほぼ完成してペンホルダー。手帳カバーの小口に取り付けます。

クリンっとΩ型にくっつきまして。
なかなか可愛いペンホルダーだと思いませんか。
周りと一緒のステッチで付けられてて。

さてこちらは手帳カバー会場の模様です。
小口に付けるペンホルダーですねー。ほぼ出来あがりました。
外側のベルトループのステッチは、革の間に隠しまして。

それで “ほぼ” て言うのは、蝶番の仕上げがまだだからです。
組み合わさる蝶番との塩梅をみながら一緒に仕上げないとね。

さあ次は裏表紙作りですよー。
大きなパーツが登場して参りまーす。

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2015年1月26日 一気に癒される感じ?

ヤスリで面を出してゆきます
ヤスリで面を出してゆきます

温かポカポカで快適ーっつって、窓を開けて作ってます。
たまにこういう日があると、ありがたみに気付きますなぁ。

さて、オーダーメイドの長財布、縫い上がってます。
そして、仕上げの初手のヤスリ掛け。底の面が、ほぼ済みました。

しかし分厚いでしょ。だいたい2.5センチってとこですな。
ほらっ、マチがグルッと3つも入ってるから。独特な作りです。

途中でめいめいに削らないのは、必ずズレるからでして。
最後に一気に削って、全体に面を出します。
したっくれヤスリ掛けも根気が要りますよ。

でもね…
溜まりにたまったストレスを温泉で癒すような気持ちよさです。
なんとなく伝わりますかね。どうでしょね。

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2015年1月25日(第三部) ワルい薬の話?

アンティーク加工した真鍮のエンブレム
アンティーク加工した真鍮のエンブレム

夜も更けて参りましたね。
今宵も、オーダーメイドのブックカバーの下ごしらえのお話です。

さて、これは4センチ足らずの鳥のエンブレムです。
真鍮製で金ピカすぎるので、これも下ごしらえです。墨入れとか、風化させたいところで。

とっても体に悪い薬剤を使いますよ。
皮膚に付かないようにとか、下水に流さないようにとか、デンジャラスな注意書きたっぷり。
そりゃあ、金属をあっという間に変質させるアレですからね。
そんなのを読んでると、前に流行った「ちょい悪オヤジ」になった気分。まあ、ガラじゃ無いです。

さておき、今回は控えめにしようと思うんですよ。
合わせるのが染色してないピカピカのヌメ革ですので。

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2015年1月25日(第二部) ギリギリは、好きですか?

ペンホルダーの下ごしらえ
ペンホルダーの下ごしらえ

人間って、ギリギリなものに興奮するんじゃないかなー、なんて思ってまして。
ギリギリセーフ、ギリギリアウトとかさ。
判定が分かれちゃうぐらいのとこが脂っこいのかな。
「今こそ決着をつけよう」なんつってね。

ところで、変わった形のパーツでしょ。
これが、手帳カバーの裏表紙の端っこと蝶番でつながりまして。
折り畳み式のペンホルダーになるってスンポーです。
なんか楽しそうだと思いませんか。

接着して粗めのヤスリを掛けまして。
ペンホルダーを接着したとこです。

まだ縫って無いですよ。
ほらっ、良く見ると穴しか開いてないです。
ちなみに、ベルトループの端からわずか1ミリを縫うという、ギリギリ設計です。

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2015年1月25日 すべてのパーツが一つに

押し開いている様子
押し開いている様子

穏やかな日曜日です。
うららかな陽射しと、子供たちの楽しそうな声。

そんな中、長財布作りは最後の手縫いが続いています。
グイッと押し開いた奥に、カードのポケットが並んでおりますねー。

そうです。
これだけグイッと開けるってことはですね…合体しました。
縫ってるとこを見ちゃったら「やめてあげてーっ」って言いたくなるくらいの折り曲げ方で。
手縫いの一番の難所を越えましたね。

そして、たくさん並んでたパーツが、今では一つになっております。