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2015年8月4日(第三部) やっぱ、コツだよ

革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。
革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。

今宵も更けて参りましたね。
そろそろクダ巻いてもよい時間でしょうか。

撮りましたのは、ペアの名刺入れ作りの続きですよ。
一番上の列、折り畳んで蝶番をこさえております。

…ツルッとやってるようで、ちょっとコツが要りますよ。
折り畳むとこに、革の裏からほんの少し水を入れます。
表側に染みがでないくらい少しだけ。
したっけ革が素直になりまして。

そう言えば、我慢せずに痛み止めを飲むのもコツかもねって思いました。
痛いの我慢して動いてると、体の使い方が不自然になる。
あれ?輪島功一かな?って動きをしてますとね。
関係無いとこも、アチコチ痛くなってきまして。
薬を飲んで普通に動かしてると、治りが早い感じです。

やっぱ、意地も張りどころですな。

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2015年8月4日(第二部) お財布の修理にようやく動きアリ

完成も近くなって参りました。
完成も近くなって参りました。

ギックリ肩の調子が良くなって参りまして。
あ~っ、故障者リストからの脱却も近いな~って手応えです。
したっけさ、作るのもより楽しい。
うんうん。そういうことなんですよね。お体大切にして下さいね。

さて、ロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の続きで~す。

まずは夕陽に照らされる名刺入れのパーツ達です。
もう形としては、完成品と同じとこまで参りましたね~。
そうそう、ポケットに押し込んである型なんですけどもね。
味わいある色味だと思いませんか?
長く使ううち、内側のヌメ革もこんな雰囲気になるかもです。

内側に詰めた樹脂が固まりました。
内側に詰めた樹脂が固まりました。

続きましてはお財布の修理。今日は動きアリですよ。
サポーターの裏に詰めた樹脂が乾きまして。
きちんと裁断し直しました。
…ひょっとしたら、重そうに見えるかも知れません。
実はですね、10グラム弱です。
100円玉2枚分くらいなんですね~。

改めて裁断し直しております。
改めて裁断し直しております。

もう早速ね、取り付け位置にあてがってみます。
ひと目で「あ~、なるほど」ってなれば、狙い通りなんですけども。
「このパーツはそういう役割なのね~」って。

取り付け位置にあてがうとこんな感じです。
取り付け位置にあてがうとこんな感じです。
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2015年8月4日 一つ完成、もう一つは今が山場

ヌメ革のレザー蝶番の名刺入れが完成しました。
ヌメ革のレザー蝶番の名刺入れが完成しました。

はいっ、2個セットの内のおひとつ完成です。
ヌメ革でこさえたレザー蝶番の名刺入れっで~す。
出来たての初々しい色ですけども、少しずつ味わい深い飴色に育って参ります。
しっかりした良い仕上がりだと思います。

3つの蝶番を持つ小さなパーツです。
3つの蝶番を持つ小さなパーツです。

そして、2個セットのもう一つ。
トリプル蝶番の名刺入れは、制作の鍵となるパーツが生まれようとしています。
穴だらけの革を、山折り谷折り5回も繰り返しまして。
どうですかね、この異形。
左右と中央に蝶番を持つ小さなパーツです。

全体の進み具合です。
全体の進み具合です。

勝負はこれからです。
上手いこと縫えるかどうかもありますし。
蝶番の噛み合わせだってさ、結局はやってみなきゃ分かりません。

それはアレですよ。
分からないから楽しいってのもありますしね。
ワクワクしてきた~。

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2015年8月3日(第三部) 寝酒を旨くするコツ

オーダーメイドのペアの名刺入れ用の革の裁断が済みました。
オーダーメイドのペアの名刺入れ用の革の裁断が済みました。

今宵も更けて参りました。
ぼちぼち水割りでも舐めて参りたいと思います。

寝るのも死ぬのも似たようなもんだって、誰か言ったけど。
要するに「寝酒が旨いのは幸せだ」ってことかもね。

さて、オーダーメイドのペアの名刺入れ作りの続きです。
革の裁断が済みましたよ~。
大切な記念品として、2つ足並みをそろえて進めてゆきたいと思いま~す。

大切な決まりとしまして、頼まれた順番にこさえるってことで。
今これに掛けられる時間は限られてますけども。

それでもしっかり工程は進んでゆくもので。
ちょっと気付いちゃったかも。
寝酒を美味しくするコツかも知れません。

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2015年8月3日(第二部) 塩梅かもね、大切なのは

2重ポケットの床とコバを磨きました。
2重ポケットの床とコバを磨きました。

ちょっくら野暮用で出掛けるのですが。
…灼熱ですね、今日も…
まあね~っ、大抵いつも気遅れしてる方なんですけども。

さあっ、その前にロゴ入り名刺入れ&お財布の修理の状況で~す。

まず名刺入れです。
2重ポケットの床(トコ:裏面)と出し入れ口のコバ(側面)を仕上げております。
ツルッと綺麗に仕上がってるのは、いつ見ても良いものです。
ちなみに、うっすらした筋みたいなのは、血筋ですね~。血管だったとこです。

サポーターの裏に盛った樹脂が乾いてきました。
サポーターの裏に盛った樹脂が乾いてきました。

続いてお財布の修理につきまして。
昨日盛った樹脂の乾き具合をみてみます。
乾くとともに、カサが減ってるわけですけども…
もうねっ、スポーンっと決まったかもです。一回の注入でピッタリな量です。
はみ出してるのは削り落すとしましてね。

ところで、こさえてるサポーターはお財布の傷つきやすいとこに縫い付けるんですけどもね。
結局のとこ、これの表面にも傷は付くと思います。革ですから。
だったら鉄板でも貼っちゃうか?
…なんてアイデアには、先々に悪い予感しかしませんで。
丁度よい強さと柔らかさってあると思うんですよ。

何事も塩梅ですかね。
それにしては…出掛けるには暑すぎだと思うんですよね。

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2015年8月3日 無茶なアイデア

仕上げのヤスリ掛けの模様です。
仕上げのヤスリ掛けの模様です。

こんにちは、戸辺です。
ギックリ肩の痛みと一進一退の攻防が続いております。
そしてついに、痛み止めというスペシャルアイテムをゲットしまして。
「マリオでいうとスターみたいなアイテムだな~っ」つって頑張っております。

さて、まずはヌメ単色の名刺入れです。
最後の仕上げに入ってますよ~。
縁という縁を丸っこくヤスリ掛けしてゆきます。

いろいろあったけど、おめーも丸くなったなー…
なんて気を許すと、遅れ毛みたいのが残りますからね。
粗め、細かめとヤスリを持ちかえて優しく仕上げてゆきます。

3つの蝶番を実現するパーツ達です。
3つの蝶番を実現するパーツ達です。

一方で、ここが山場のトリプル蝶番の名刺入れ作りです。
穴だらけの異様な革を手にしております。

なんかねっ、我ながらちょっと感心しました。
こんな小さいのをねっ、これから折ったり貼ったり縫ったりしてゆこうと…
無茶なこと考えるな~って。
出来たらきっと面白いだろうな~って。

全体の進捗状況です。
全体の進捗状況です。
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2015年8月2日(第三部) やっぱ良いものはよい。1ミリ革への深い刻印

ペアの名刺入れ作りは、蝶番部分の穴あけまで進みました。
ペアの名刺入れ作りは、蝶番部分の穴あけまで進みました。

日曜の夜も、更けて参りましたね。
そろそろクダ巻いていきたいと思います。

今日は結局、薬に頼りまして。
酒もコーヒーもそこそこ飲むのに、薬は効きやすい体でしてね。
耐えかねまして、痛み止めを飲んで酒を呑むという…
いえいえいえいえ、アレなんですよ。
心優しい貴方が眉をしかめるのが目に浮かぶようです。
分かっててやってますし、今夜だけです。

さて、オーダーメイドのペアの名刺入れ作りの続きいきますよ~。
型紙よりちょっと大きめの革にお名前を打刻した革も乾きまして。
改めて正確に裁断しました。
この手法は手ごたえありです。
ギリギリに打たれてるように見えて、裁断も正確です。
手間は掛かるけど、コレを知ったら戻れそうにないです。

わずか1ミリ厚の革の端っこに、でかい刻印が深く打たれてる。
それを実感してもらえたら嬉しいなぁ。
つっても、なかなか伝わるものでも無いかもです。

そういうところこそ、大切にしてゆきたいな。
ここで喋っちゃってるのはカッコ悪かもですけどもね。
完全に口を閉ざすには、私は貪欲過ぎて。