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2015年10月26日 ヌメ革の名刺入れがプレゼントに向かない理由

接着まで済んだヌメ革の名刺入れのパーツです。
接着まで済んだヌメ革の名刺入れのパーツです。

おなか痛くしまして。
いえねっ、昨日行った飲み屋の料理が旨すぎて。
ついついワインもグイグイ入りましてね。
言い訳できない自業自得っぷりです。
季節がら、お気を付け下さいませ。

さて、ヌメ革の名刺入れの続きですね~。
パーツを張り合わせるとこんな感じ。
とっても無垢な感じでしょう。

そうそう。
ヌメ革はプレゼントには考えものってお話しましたね。

まず、相手がヌメ革の特徴を知ってるかどうかです。
もし知らなかったら「何この色?」って思われて終わりかも。
そこは持ち物から見きりたいとこです。
さらに、職場が黒しか持てないようなとこだったら残念なことになっちゃう。
難易度たかめですね。
全てクリアできたら、とっても喜ばれるでしょうけども。

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2015年10月25日 ちょっと真面目にヌメ革のお話です

下ごしらえ中のヌメ革と昔こさえた私物です。
下ごしらえ中のヌメ革と昔こさえた私物です。

ヌメ革って、高級なイメージがありますかね。
ちょっと真面目にお話してみますよ~。

さて、手に持ってるのは私の名刺入れです。
色がだいぶん違いますけどもね。
下ごしらえ中のと同じヌメ革ですよ。
経年変化で茶色っぽくなりまして。

どんな革か知るのに、名刺入れって丁度よいかと思ってまして。
例えばさっ、奮発してバッグを買ったとしますよね。ヌメ革のね。
使い始めたばっかりで雨染みなんて付くと凹むと思う。
繊細過ぎて無理~ってなるかも。

ところが、名刺入れなら汚れにくいです。出番的に。
飲み食いしながらの名刺交換だって、手は綺麗にするでしょう。
会社勤めも長かったけど、名刺入れを汚したって記憶はありませんで。
したっけじっくり経年変化を実感できます。

ただ、プレゼント用には考えものかも。
それはまた、別のお話で。

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2015年10月24日 ヌメ革&白糸の名刺入れをこさえます

名刺入れ用に裁断したヌメ革です。
名刺入れ用に裁断したヌメ革です。

ぼちぼち年末ムードですな。
お店とかもでもさ。
倉庫あたりにクリスマス用の飾りなんかがさ。
虎視眈々とハロウィンからのバトンを待ってる。

さて、どこ吹く風で今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
裁断が済んでるのはヌメ革の名刺入れですね~。

またか~って思うかもしれません。
でも実は、もっともシンプルなヌメ&白糸は初めての制作なんですよ。

オススメなので、こっちから積極的にこさえていこうと思いまして。
もちろん無理強いはしないんですけども。
色選びとか、好みに勝るものはないかんね。

ところで、仕入れ先のレジの近くにさ~。
ハナメガネが置いてありまして。
しかもですよ、ゼンマイでヒゲがカタカタ動くハナメガネ。
いや~っ、もう年末だな~って思いました。

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2015年10月23日 今夜のおやつと送料のお話です

地元の老舗、愛月堂の季節限定、栗羽二重餅です。
地元の老舗、愛月堂の季節限定、栗羽二重餅です。

夜のおやつの時間ですよ。
地元の老舗、愛月堂の銘菓。
季節限定の栗羽二重餅(くりはぶたえもち)っで~す。

いやぁ~、今日はほとんど出歩いてまして。
帰ってからの楽しみにしておりました~。
水割りを酌みまして、コソッと独りで楽しみます。

さて、舌鼓を打ちながらで恐縮ですが、送料を変更する予定ですよ。
クロネコ便の “宅急便コンパクト” の登場が切っ掛けです。
料金、サイズ、そして可愛い箱がスポーンっと合いまして。

ほとんどのお客様の送料が下がります。
北海道と九州、沖縄の方にはごめんなさい。少し上がります。
でも、これまでの全国一律より誠実だと思うのです。

そしてね、電車だったら県外にも行けないくらいの代金でですね。
北海道でも沖縄でも届けてもらえるなんて、良い時代だなぁってしみじみ。

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2015年10月22日 実験のお終いに

クロムなめし革のエンボス加工が出来ました。
クロムなめし革のエンボス加工が出来ました。

すっかり冷えるようになりまして。
あれですよ。
体も心も温かくしておくのが健康の秘訣ですよ。

さて、こちらは実験の仕上げですよ~。
野球のグローブの革にエンボス加工は出来るかどうかの。

ただ残念。
折角ぷっくりした背番号もとっても弱いです。
指で押すとペコっと凹みます。
激しいスポーツの道具としては致命的ですな。

…実は、実験が始まってすぐに気付いてまして。
だもんでねっ、乗り越え方も考えてありま~した。

芯材を詰めて裏貼りすれば、アラ不思議。
押しても曲げても引っ張ってもしっかりしたものです。

さて、実験は以上です。
答えは、出来るっで~したっ。

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2015年10月21日 成功。クロム革のエンボス加工

5回目の実験で、クロム革のエンボス加工ができました。
5回目の実験で、クロム革のエンボス加工ができました。

はいはいはいはい出来ましたよ~。
クロムなめし革のエンボス加工っで~す。

いや~っ、実験も5回目。
ぷっくり背番号を野球のグローブに入れられないかってお話を頂いてからですね。

革の性質がまるで違いまして。
失敗続きでしょぼくれたりもしましたけども。

さて “4” の文字、輪郭がくっきりでしょ。
しっかりぷっくりして、なんならちょっと影も出ています。
さすが4番。夢をつなぐね。
ようやく、成功です。

ここから先も色々あるんでしょうけども…
いや~、なんでかんで面白かったです。

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2015年10月20日 完成、新仕様の蝶番のれザブックカバー

新しい仕様の蝶番のレザーブックカバーです。
新しい仕様の蝶番のレザーブックカバーです。

「お客さんに出す料理を任せられるようになった後でも、何百回と繰り返して作る中で気付けるコツがある。」
そんなことをね、良く知る料理人の方が言ってました。
同じかも知れないな~、なんて思います。

文庫本を挟むとこんな感じです。
文庫本を挟むとこんな感じです。

さて、完成ですよ。
蝶番のれザブックカバーっで~す。

背表紙の内側がフラットに変わりました。
背表紙の内側がフラットに変わりました。

背表紙の内側がフラットな初めての仕様ですよ~。
地味ですけども、蝶番の折り返しの幅も過去最少です。
いやぁ~っ、やれば出来るものですなぁ。
外が黄色で内がヌメっていう2色使いも良い塩梅じゃないでしょうか。

背表紙のステッチの目が揃いました。
背表紙のステッチの目が揃いました。

サイズの微調整を繰り返して、仕様も複雑になり、少しずつ工夫しながらここまでやって参りました。
もちろん、これまでも一つひとつ力を尽くして作ってきました。
そしてこれからもです。

背表紙の周りを接写。
背表紙の周りを接写。