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2016年1月22日 仕上げですよ、蝶番の小銭入れ

ヤスリ掛けで上下に共通する面を出します。
ヤスリ掛けで上下に共通する面を出します。

縫い上がりで~す。
オーダーメイドの小銭入れ作りも終盤ですよ。

ここからは仕上げです。
蝶番を仮留めしてのヤスリ掛けですよ。
まずは上下の本体に共通の面を出します。

バラバラに削った方が早いんですけどもね。
よ~く見るとズレが分かって、それなりの出来栄えになっちゃいます。
そういうのは、お客様にも伝わるもの。
人の感覚ってさ、あんがい鋭いものですよね。

まもなく完成です。
まもなく完成です。

あとはコバ(裁断面)をツルっと磨きあげて参ります。
まもなく完成ですよ~。

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2016年1月21日(第二部) 紙の試作じゃ伝えきれない

それぞれ芯になるパーツを接着しました。
それぞれ芯になるパーツを接着しました。

ぼちぼち今宵もここまでで。
やれやれとお湯割りでもいただきますかね。
今が一番冷える時期だかんね。
あったかくして下さいな。

さあっ、腕時計バンドとブレスレットの進み具合ですよ。
芯のとこ、接着しました~。
かなり雰囲気が伝わるようになったんじゃないかな~。

やっぱさ、実物ですよ。
紙の試作だって形は伝えられるけれど…
色艶とか厚みとか質感はね~っ。

よい革だな~って伝わりますかね?
いえいえいえ、私の手柄じゃないですよ。

栃木レザー社のタンニンなめし革です。
地元ってこともあってね、こだわって使ってるんだ~。

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2016年1月21日 手縫いのハーフタイムの出来事をお話します

半分縫い終えたところです。
半分縫い終えたところです。

コーヒーを盛大にひっくり返しまして。
なんかね、夢工場はこうばしい香りに包まれてます。

さて、縫い始まりました。
オーダーメイドの小銭入れで~す。

手縫いの工程は見事に前半と後半に分かれてますでしょ。
言うなれば、今はハーフタイム。
エスパルズのパルちゃんが評判のアレです。
そこでね、コーヒーを淹れたわけです。

…さて、手縫いの難易度はね、蝶番によって格段に上がってます。
最初に本体に縫い穴を開けておきまして。
マチは目打ちで一つずつ穴を貫通させて縫うんですけども…
その姿は、ちょっと見せられないな~。

「儀式かな?黒ミサなのかな?」
みたいに思うかんね。たぶん。
ナゾのこうばしい香りにも包まれてっからね。

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2016年1月20日(第二部) 贅沢だとおもうこと

オーダーメイドの腕時計バンドとブレスレットのパーツと型紙達です。
オーダーメイドの腕時計バンドとブレスレットのパーツと型紙達です。

今宵も更けて参りましたね。
ウィスキーのお湯割りでクダ巻いておりまして。

さてさて。
遅くなっちゃいましたけどもね。
オーダーメイドの腕時計バンドとブレスレットの全パーツっで~す。
裁断完了っ。トンっ。

やっぱ微調整ってのが時間が掛かるもので…
でも、たった一つだけのためでも型紙から作るってのが、贅沢でしょっ。

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2016年1月20日 革の蝶番の仕上げです

蝶番のコバ(裁断面)を磨きました。
蝶番のコバ(裁断面)を磨きました。

さっきから晴れてんのに雪降ってるんですけども。
キツネの嫁入りってありますよね。
これもキツネでいいのかな?キツネの出戻りとか?

さて、オーダーメイドの小銭入れ作りの続きで~す。
だいぶん進みましたね。
本体とマチの3つのパーツに集まりました。

それで、手順からいって蝶番を仕上げたんですけども。
茶色と茶色の間から、薄くすいたヌメ革の端っこが見えますかね~。
当たり前なんですけどもね。
端まで届いてなかったら、縫っても意味が無いですからね。

本体(上2つ)とマチです。
本体(上2つ)とマチです。

でもでも、完成したら隠れちゃうとこですから。
端っこまで餡子が入ってるタイヤキ屋ってあるじゃないですか。
そんな自己主張です。

…さて、マチの下ごしらえが済めば、縫っていけますよ~。

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2016年1月19日(第二部) バックルの溶接からスタートです

真鍮を溶かした銀でくっつけます。
真鍮を溶かした銀でくっつけます。

やっぱ、夜は冷えますな。
ところがどっこい、こっちは熱~い制作ですよ。
もうねっ、バーニング?

さて、始まりました~。
オーダーメイドの腕時計バンドとブレスレット作りです。
まずはバックルの溶接で~す。
溶かした銀でくっつける、ロー付けってヤツですな。

つってもね、真鍮も真っ赤になるまで加熱しますよ。
つないだとこが合金になるとしっかりすっかんね。

バックルが2つ出来ました。
バックルが2つ出来ました。

ちなみに、熱を入れ過ぎると真鍮も融けます。
突然キュルンって球になっちゃう。
だもんでポイントは寸止めです。未遂です。寸止め未遂ですよ。

さらに溶接汚れをブラシで磨きまして。
危ない液体で酸化させまして。
表面を磨けばアンティークなバックルちゃんの誕生で~す。
鋳物じゃないってのもね、ちょっと珍しいかもです。

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2016年1月19日 小銭入れのオシャレステッチ

マチの前側だけ二重にして縫っています。
マチの前側だけ二重にして縫っています。

暖かい陽ざしとチョロチョロ雪どけ水。
なんだか空気も澄んでる感じ。穏やかですなぁ。

さて、オーダーメイドの小銭入れ作りの続きですよ。
パーツ毎に進んでおりますが…

ここのこだわりポイントは、四角く縫ったとこで~すね。
前胴って呼んでいいのかな?
マチの前っかわのとこ。

パーツ毎の下ごしらえが進んでゆきます。
パーツ毎の下ごしらえが進んでゆきます。

なるべく薄く作るって方針の中で、あえて革を二重にしてあります。
ここがしっかりしてると、開きやすいと思うんですよ。
ボタンの裏っかわも隠せるし。

それにさっ。
ここにステッチが入るとシャレオツだっ。
…と、思うのは個人的なアレですかね?