どうもどうもこんばんはっ、To Be ですよ。
完成しました。
オーダーメイドのブックカバーです。
まず、いつものと比べると内側の栞がありません。
お客様のリクエストです。
確かに特別な思いのある栞をお持ちだったりしたら、要らないかも知れませんね~。
革にも特徴がありまして。
血筋(ちすじ)っていう血管の跡がくっきりしております。
どんなものかと申しますと…
ご自身の手の甲などご覧頂くとイメージが伝わるんじゃないかな?
なめし革の場合は、すこ~し凹んでますけども。
牛革らしさの一つですね~。
そうそう。
革というわりには表面が均一すぎて、ちょっとビニールっぽいのって見掛けませんか?
それはガラス革の可能性があります。他の物の可能性もありますが…
ガラス革っていうのは、吟面にヤスリを掛けて塗ったものです。
すると生前の傷などが隠れるってわけです。
好みにもよりますが、私は自然な吟面が好きですね~。
表紙と背表紙は一枚革を切り分けたので、血筋のつながりにお気付きになるかも知れません。
私もそんな革本来の特徴を私も楽しみつつ作らせて頂きました。
ご依頼ありがとうございました。