こんにちは、 To Be です。
今日は手縫いの新たな工夫のお話をしたいと思いま~す。
昨日ちょこっと言ってたやつ。
オーダーメイドのブックカバー作りの模様です。
いつもと順番を組み替えてますよ~。
狙いはステッチを美しくすることです。
若干のズレも手仕事の味わいと言うもののね。
きれいに揃った手縫いのステッチは良いものでして。
そのような努力を重ねたうえで生じる若干のズレならば、味と呼んでよいもので。
でっ、どうしてっかっていうとね~。
内側のポケット類の接着の前に、縫い穴を開けております。
基本的に一つひとつの縫い穴はひし形に開けます。
例外として、ポケットの端とか、革に段差が出るところは丸目打ちを使うんです。
ポケットの革を傷つけないように。
でもでも、この方法ならほぼ全ての縫い穴をひし目打ちで開けられますよっ。
すると、より均等にそろったステッチになるというわけです~。
一つひとつの縫い穴の位置をきっちり決めたことで、できるようにな~りま~したっ。
こんなとこにもミニチュア作りの技術の応用ですね~。
常に学び、常に研鑚なのです。
…な~んつって~。
偉そうに語ったもんですけどもね。
違いに気付いてもらえる方がどれ程おられるか…
その程度の僅かな違いです。