金曜の夕方にこんにちはっ。
“To Be のちょっといい話” の時間ですよっ。
このひとときは大好きです。なんだかのんびりするんです。
さて、仕入れましたよっ。
赤色の革です~。
これまでの業者が取り扱いを終了してしまっていた革です。
半裁といいましてね、一頭の牛の半分です。
写真でなんとなく牛の姿が伝わるかも知れません。
けっこう大きいでしょう。
サイズ比較用の のどごし生がとってもちっちゃく見えます。
「北米産ステア」っていうのもちょこっとお話しましょ~。
アメリカの肉牛で、生後2年以上の牛さんのことですね~。
それが食肉にされた際に得られた皮です。
その原皮を栃木レザー社さんが仕入れましてね。
植物のタンニンで何カ月も掛けてナメします。
経年変化が最も楽しめるナメし方です。
これによって「皮が革に変わる」なんて面白い表現もありますね~。
それが今、わが夢工場に届いたとこです。
これからいろんなものに生まれ変わってゆきますよ。
そしてお客様のところに迎えられまして。
長い年月を掛けて味わいを増していくわけです。
…つながってますね。
そういうのが分かるって、ちょっと良いと思いませんか。
ではでは、花金(死語)をお楽しみくださいませ~。