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2016年12月24日 手作り革クリームの実験(第2回)

メリ~ックリスマ~ス。
イブに独りで晩酌する予定のおじさんから愛を込めて。
あんまり潤沢には無さそうな愛ですが…
「むしろオメーが足りてねーんじゃね?」なんて聞こえて来そうですが…
大事なのは気持ちですからね、気持ち。

…さてと…手作り革クリームの実験ですよ。
すったもんだがありましたので、まず方針を整えましょー。

えっと、この実験の目的はね、手作りした革のクリームがどれ程のものか確かめようってことです。
比較用に何も塗らない革とコロニルのアニリンを塗る革を用意しましてね。
それらを月に1回、お手入れしてゆきます。

乾いて反り返る実験用の革たち
乾いて反り返る実験用の革たち

主に見るのは潤いと保湿です。
こういうデリケートレザー用のクリームの目的はだいたい一緒ですからね~。

…で、最初に作ったホホバオイルのクリームは分離してしまいました(涙)
新たに作ったカメリアオイルのクリームが後を引き継ぎます。
もし、繰り返しクリームに問題が起きるようなら仕切り直しを考えましょう。

そんなわけで、実際にクリームを塗っていこ~っ。
今回で2回目です~。

こないだ水没させて日向に放置した革たちは、すっかりカッサカサです。
クリスマスイブに一人晩酌するおじさんのようにカッサカサです。

本来ならばねっ、完全に乾く前にクリームを塗ってあげて、形を整えて陰干しするとこですよ。
クリスマスイブに一人晩酌するおじさんも何らかのケアが望ましいとこです。

まず、ブラシでホコリを払いまして。
それぞれのクリームを塗ってゆきます。
複雑な形状ならペネトレイトブラシだけど、これは指でよいでしょう。

その後、女性が化粧落としに使うシルクで余分なクリームを拭きとります。
このシルクはドラッグストアの安いのですが、とっても便利。

女性の化粧落とし用のコットンで余計なクリームを拭きとります
女性の化粧落とし用のコットンで余計なクリームを拭きとります

箱には「毛羽立たず、センイ残りしない」と書いてありますよ。
…完璧ですね。
革のお手入れに必要な要素がバッチリ。

その後、反り返った革を力づくで真っすぐにしました。
見た目では違いが分かりませんね、残念。

でも、手触りには違いアリ。
何も塗って無い革のギシギシ感は半端ないです。
クリスマスイブに一人晩酌するおじさんの心のようです。

手作りクリームとコロニルのアニリンは、手触りでも違いがわかりません。
スポンジが水を吸うようにキューっと染み込む感じですね。
クリスマスイブに一人晩酌するおじさんにもキューっと染み込みそうですね。

まだ見た目には違いが分かりません
まだ見た目には違いが分かりません

実験を通しましてねっ、今のとこ一番変わったのは…
実は、私の感覚なんです~。

以前はただ純粋に「コロニルは香りが爽やかで使いやすいね~」って思ってたんです。
でも今は「ちょっと香りがキツイな」と。

…さては、香りがキツメのアロエベラ成分に、香料を増やして対応したのでは?
な~んて観点も生まれちゃうわけです。

気付きって面白い。そして嬉し~。
これからも楽しく実験してゆきたいと思いま~す。

そんなわけでねっ、素敵なクリスマス・イブを~。

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