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2015年6月28日 革の蝶番づくりはブレーキ無しでして

革の蝶番作りの様子です。
革の蝶番作りの様子です。

近所で建前がありまして。
屋根からお菓子やらおひねりやらを大盤振舞いしましてね。
みんなでキャッキャキャッキャ言いながら取り合うアレです。

分かってます、分かってますとも。
子供たちのイベントなんですよアレは。
まかり間違ってもね、大の大人が身長の差を活かしてイェ~イっとかダメです。ダメ絶対。
そんな感じで、ちょっとウズウズしながら今日も楽しく作っておりま~す。

名刺入れは表側と内側の革の長さを変えています。
名刺入れは表側と内側の革の長さを変えています。

さて、今日は余計なこと言ってる場合じゃない重要なとこです。
名刺入れもブックカバーも蝶番の成形ですね~。

パタンと畳むなんて、革には結構なストレスです。
割れることもあり。
だもんで慎重に、シミにならない程度に水を入れて。慣らしてならして…
グイッと圧着ですね~。

曲げ貼りによって曲線を作っています。
曲げ貼りによって曲線を作っています。

名刺入れの方は蝶番の近くに急カーブもこさえます。
だもんで、普通に半分に畳むと外側がはみ出します。
ほんとは貼ってる途中とか撮りたいんですけどもね。
ノリを塗り始めてから圧着するまでが存外忙しくてですね。
吉岡一門と武蔵の一件みたいなとこがありまして。

ブックカバーと名刺入れ、どちらも蝶番が形になりました。
ブックカバーと名刺入れ、どちらも蝶番が形になりました。

なんだかんだで蝶番も形になりまして。
子供たちが建前の戦利品を自慢しながら散っていく頃、コーヒーなど飲みながら蝶番の出来栄えを確認しております。

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