蒸し暑い週末、いかがお過ごしでしょうか。
さて今日は真面目に解説しますよ。面白かったので。
これは、長さ15センチ程のバンドですねー。
これでもってブックカバーを留めます。
小さな薔薇のモチーフは直径2センチちょっと。純銀で、石は暗赤のガーネットです。
こういうモチーフを取り付けるときはですね、表と裏のレザーの間に当て革を仕込みます。
厚みを凹ネジの長さに合わせて、モチーフが浮き上がらないようにします。
ところがどっこいしょ。
今回はこのモチーフの端が浮き上がるのを抑え込むのが難しかったです。
サイズの違った当て革を3つ試しまして。
結局、2ミリ厚でモチーフとほぼ同じ大きさの当て革を中に仕込みました。
ステッチのギリギリのところまで、当て革が入ってます
…縫う前に撮っておけば良かったですよね。
そこはすいません。忘れるくらい集中して作ってたんです。
当て革によってレンズ状に膨らんだ周りを縫うなんて、なかなかに面白いものでして。