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2014年5月18日(第二部) ミエナイチカラ

芯通しの染色の黒(レザー蝶番の名刺入れ)
芯通しの染色の黒(レザー蝶番の名刺入れ)

「あっ」って思うかもしれませんよ。
今夜のレザーの傷の話を聞いたら。
「あっ、ひょっとしてアレがそうだったかも…」なんて。

さて、写ってるのは黒色のレザーですね。
裁断しているとこで、蝶番になる穴を開けてます。

ところで、どんなに大事にしてても、傷つけることはありますよね。
レザーの話ですよ。

ちょっとした傷なのに、ベージュっぽいレザー本来の色が出て来ちゃったことはありゃしませんか。
目立つので、いっそのこと似た色のペンでチョンチョンって塗ってみたりして。
「あー、ちょっと目立たなくなったかなー」なんつって。
一方で、同じくらい傷ついたんだけど、そんなに気にならないことはありませんでしたか。

それは、ひょっとしたらレザーの染色の違いかも知れません。
表面を塗ったものと、染料を深く染み込ませたものの違いですね。
深くまで染み込ませたものを “芯通し” と言いまして、傷が目立ちにくいんです。

それで、色付きのレザーは全て芯通ししたものを使っているんですよ。
もちろん、私の作る物に色のバリエーションが少ない言い訳でもあるかも知れません。

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