
何かを得るには、何か手放さなくてはいけない…
そんなことをね、信じていた頃がありまして。我ながら窮屈な考え方で。
そのころを思い出すと、窮屈なのは考え方だけじゃなかったかも知れません…
さて、昨日の続きでーす。
まず、金ブラシで溶接の汚れを落としまして。
続いて、ヤスリで面取りして、形を削り出しますね。
最後に、墨入れしてアンティーク風な仕上がりに。
それで、オリジナルのバックルが完成。
昨日とは大分変わって見えるでしょう?
幅1センチのベルト用で、小さいものです。
ベルトが上に跳ねないようにしたいけど、押さえ過ぎたくない。
勝手に外れちゃうほど緩くしたくないけど、左右に流れるくらいには自由にしたい。
そんな、わがままな気持ちからでき上がった形です。
これから作っていくものの、大切なパーツの一つです。