
叩き続けました。
昨日の夜から、そして今朝から。
叩け、叩け、叩け~って。
泪橋わたりて~って。
長財布の飾りポケットです。
主な刻印は、上の方に写っている3本。
ちょうど、打刻面がこちらを向いてまーす。
ちなみに、ジョーのようにハードパンチはしません。
木槌でね、塩梅を見ながらコツコツ。
力づくで叩くとせっかくのレザーに穴が開きます。
この手法は“レザーの彫刻”と呼ばれます。
立体的な凹凸が、光の当たる角度によって表情を変えますねー。
染色の前に陰干しするので、ここで一息です。
さて、同じ姿勢で小さなレザーに向かい続けました。
固まった体を、気持ちよーく伸ばしています。
那須の空も、気持ちよく晴れて来ましたねー。