
「変な子いるよ?」
レザー蝶番のパーツを接着しています。接着剤は、もちろん水性。
そして、通しているヒモには、ロウが塗ってあります。
水性の接着剤とロウを塗ったヒモ、二つの力が一つになって、乾燥後にツルっと抜けるはずです。
さて、もう、どんな名刺入れが組み上がっていくか、想像つきますね。
ところで…
「…あれ…変な子いるよ…みんな逃げて!この子絶対変!」
…と、思った方。
写真の右下に写っている切れ込みが入ったアイツです。
名刺入れの完成予想図のどこにも属さないマーべリックが、クリンクリンの可愛いあの子の隣に。
大丈夫。
みんなと違っていても、仲間外れに見えても、重要な使命を持ってここにいるのです。
それは、もう少し先のお話。