「革靴は、雨に濡れたら形を整えて陰干し」と言いますよね。
レザーは、水に塗れると変形し、乾くと形が固定されます。
刻印は、この性質を利用して、レザーに水を十分含ませから打刻していきます。
写真のものは、約8センチ×17センチのレザー。
一つひとつの打刻に使っている刻印は、それぞれ約0.5cm平方です。
そして、外周の一部に、革をなめした時の自然な曲線をそのまま残しています。
…そして、裏側には伸び縮みを抑えるシートを貼り付けているものの、乾く道中の歪みをなおしながら陰干しです。
寒さが続きますので…3~4日は掛かるでしょうかね。