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2015年8月6日 つながった3枚の羽

3枚の羽が革の蝶番でつながりました。
3枚の羽が革の蝶番でつながりました。

つながりました。
世の中ではね、ケータイの電波だのSNSだの、つながることが売りみたいなとこありますけども。
こちらでは3つの蝶番の名刺入れがつながりました。

いや~っ、やりゃぁ出来るもんだなーって。
無茶かもな~って何度も思いましたけども。
完成までにはもう少し掛かりますけどね、ひと山越えたってことで。

中央の羽には窓型ポケットを取り付けます。
中央の羽には窓型ポケットを取り付けます。

さて、真ん中の第3の羽には、窓型のポケットつけますよ。表裏に。
単に名刺入れとは呼べない雰囲気です。
まず要望ありきの物作り。オーダーメイドの醍醐味かも。

考えたら、無茶っぽいご依頼はありがたいですよね。
乗り越えれば腕が上がるってもので。

いやいや、まだ出来あがってませんので、気を抜かずに。
家に帰るまでがアレですから。

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2015年8月5日 3枚の羽が蝶番で動く熱い仕様

三重の蝶番を組む準備が出来ました。
三重の蝶番を組む準備が出来ました。

もうねっ、いやがうえにもテンションだだ上がりです。
メカっぽい感じ?

はいっ、こちらはトリプル蝶番の名刺入れ作りの続きです。
名刺を入れる羽根が3枚ありまして。
それぞれ蝶番で動くという熱い仕様。それでトリプルです。
サーティーワンでもトリプルは頼んだこと無いですが、やっぱ3重はボリュームが違いますね。

懸念しておりました背表紙にあたるパーツも、どうやら順調に縫い上がりまして。
こんなのどうやって作んだろー?って雰囲気にニマニマしております。
サーティーワンのトリプルもね、どうやったら落とさずに食べきれるんだろー?って思うし。

ところで、真ん中の羽根だけは縫ってませんし、丈も長めです。
蝶番を組んでみないと正確な長さは分からないと思ってまして。

初めての仕様ですからね。
手探りもいろいろありです。

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2013年11月24日 どんどん一つになっていきます

どんどん一つになっていく長財布のパーツたち
どんどん一つになっていく長財布のパーツたち

どんどん一つになっていきます。長財布のパーツたち。
なんかね、失っていたものを取り戻していくような、不思議さを感じたりもします。

格子状に打刻したレザーは、真ん中が浮き上がってますね。
これでいいんです。そうなるように接着しました。

…ちなみに、ナチュラルレザーに陽の光を当てているのは、写真を撮るわずかな時間だけ。すぐに隠します。
日に当て続けると、それだけでエイジングしていくので、色艶が深くなっていきますので。
結構ねー、素直なんですよねー。

最初は、色が淡過ぎて物足りなく感じたりもします。
なのでほどほどの色にして売っているものも見かけますねー。
そこは、お客様にお任せするスタイルで行こうと思っております。

その方が、愛着が湧くような気がするんですよ。
個人的なね、感覚ですけども。