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2018年5月16日 ちょっとした溶接ができるって楽しい。なので革細工も体験講座を作りたかったのです

今日はみんな大好き溶接です。
まずどのご家庭にもあるような真鍮の板と棒を程良いサイズに切り分けます。
接着剤がわりに溶かした銀でくっつけてゆきます。

真鍮の棒と板を溶かした銀で接着してゆきます
真鍮の棒と板を溶かした銀で接着してゆきます
ロー付けって言う方法ですね~。
これで、マグネットのぷち飛行帽のゴーグルの枠ができまして。

ぷち飛行帽のゴーグルの枠になりました
ぷち飛行帽のゴーグルの枠になりました

焼けた跡は落とし過ぎないように金ブラシで磨きます。
普通にショッピングしてて、ロー付けで作られた物を見かける機会なんて無いんじゃないかなって思うので。

ロー付けは、先生に何度か習いましてね。
とっても感謝してるんです。
こういうちょっとしたものが作れて嬉しくて。
それにさっ、独学では始めにくいと思んだよね。

革細工も独学で始めにくいのは一緒だと思う。
それでねっ、アトリエマルシェで体験講座を始めたわけです。

革と糸だけで作った“ヒネリ”ですよ~
革と糸だけで作った“ヒネリ”ですよ~

一方、アクセサリーケースに使う革の“ヒネリ”も出来てま~す。
独自の研究によるご自慢のパーツですよ。

開けた状態はこんな感じです
開けた状態はこんな感じです

レシピが完成したときは嬉しかったな~。
嬉しくてうれしくて調子にのって開閉の様子を動画でUPした程なんです。
今も残ってますよ。ユーチューブにて。
https://www.youtube.com/watch?v=c2E_sgFgqck&feature=youtu.be

若干…黒歴史の香り?
自分で見ると恥ずかしい。てへっつって。
…まあまあ、いいじゃないのっ。
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2018年3月22日 指先にのるゴーグルを溶接…真鍮だけに慎重にっ

こんばんはっ、To Be だよっ。
今日は溶接してますよ。興味津々な人も多いんだよね~。

えっと、作ってるのは小さなゴーグルです。
革のぷち飛行帽に合わせるやつ。

まずは輪を作りまして…
まずは輪を作りまして…

まずは真鍮の板を切ります。真鍮だけに慎重に。
(↑おやじギャグじゃないですよ)

幅5mmの板をくるっと丸めましてね。
銀のカケラをのっけてバーナーで焼くとくっつきます。

フックを付けて…
フックを付けて…

真鍮の方が銀より融点が高いから、銀だけ溶けるんだね~。
次にフックをくっつけまして…

ゴーグルの枠のできあがり~
ゴーグルの枠のできあがり~

2つつなげばゴーグルの枠ので~きあ~がりっ。
いや~っ、ちっちゃいでしょ?
金属の小物を自由に作れるってのも楽しいな~。

いつもの革細工とは道具も材料も違うので、4つこしらえまして。
次は、透明なアクリル板を削りだして風防を作りますよ~。

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2017年3月22日(第二部) ピンチです、ぷちゴーグルのロー付け溶接

どうもどうもこんばんは、 To Be だよっ。
今夜は…熱いぜ。熱い話だぜ。
コラボアクセサリー用のぷちスニーカー、そしてオーダー品の飛行帽作りが熱いぜっ。

さて、ぷち飛行帽のゴーグル作りに入りました。
真鍮の板と棒でこしらえますよ。

問題は…低温で溶ける銀を切らしてた。うっかり(てへ)。

ざっくり言いますね。
真鍮より融点の低い銀を溶かしてくっつけます。ロー付けって言いますね。

真鍮の融点がざっくり800℃くらい。
手元にある銀ローの融点が750℃くらい。
融点を低くしてある銀ローだと、600℃くらいのがあるんだよねっ。

ゴーグルを作るには、10か所の溶接が必要なんです。
融点の高い銀から使って温度差を利用したいところ。
しかも真鍮板はあっという間に温度の上がる0.2ミリ厚…。

実際厳しくてさ…
真鍮そのものが溶けるは。
先に付けたとこが次に付けるときの熱で取れるは。
失敗を繰り返しましたが…で~きま~した~っ。

3分銀だけで10ヶ所ロー付けしています
3分銀だけで10ヶ所ロー付けしています

アクリル板を削り出した風防を取り付けました
アクリル板を削り出した風防を取り付けました

バーナーを当てる前のセッティングが命でした。
また一歩成長。

甲を成形していったん乾かし、膨らみを固定します
甲を成形していったん乾かし、膨らみを固定します

ぷち飛行帽は縫い上がりです。この後、濡らして成形します
ぷち飛行帽は縫い上がりです。この後、濡らして成形します

革のパーツたちもそれぞれ区切りの良いところまでできまして。
まもなく完成っで~す。

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2017年1月7日 縫い上がったぷち飛行帽、さらにゴーグルを溶接

縫い上がりましたよ~。
マグネットのぷち飛行帽~。

まずは耳あてと首あてが下がったままで撮りました。
モデルはおなじみのヒョウタンツギさんっで~す。

耳あてが下がった状態のぷち飛行帽です
耳あてが下がった状態のぷち飛行帽です

どっすかね?
それっぽい雰囲気でてると思うのですが…
そこはかとなく軍隊っぽい?

続いて耳あてと首あてをまくり上げてみました。
ツバの裏がマグネットシートになってますので、これが基本の形です。

耳あてを上げました。ツバの裏がマグネットなので、この形が基本です
耳あてを上げました。ツバの裏がマグネットなので、この形が基本です

革の床(トコ:裏側)の毛羽立った感じ…
うまいこと耳あてのモコモコみたいじゃあ~りませんか?

よしっ、完成っ。
…としても大丈夫だと思うんですが…
今回はもうひと押し。ダメ押ししますよ~。

真鍮の板と棒を溶接しましてね、ゴーグルをこしらえたいと思いま~す。
ロー付けと言いまして、シルバーをバーナーで溶かしてくっつける手法です。

あんまり小さくってさ~、何度か失敗しましたが…
こっちもそれっぽくなったんじゃないかな~?

真鍮板と棒をロー付けしてぷちゴーグルを作ります
真鍮板と棒をロー付けしてぷちゴーグルを作ります

焼けただれてるのは大丈夫。
金ブラシで磨けば綺麗になります。

さあ、完成までもう少しです。
アクリル板で風防もつくっかんね~っ。
お楽しみに~っ。

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2016年1月19日(第二部) バックルの溶接からスタートです

真鍮を溶かした銀でくっつけます。
真鍮を溶かした銀でくっつけます。

やっぱ、夜は冷えますな。
ところがどっこい、こっちは熱~い制作ですよ。
もうねっ、バーニング?

さて、始まりました~。
オーダーメイドの腕時計バンドとブレスレット作りです。
まずはバックルの溶接で~す。
溶かした銀でくっつける、ロー付けってヤツですな。

つってもね、真鍮も真っ赤になるまで加熱しますよ。
つないだとこが合金になるとしっかりすっかんね。

バックルが2つ出来ました。
バックルが2つ出来ました。

ちなみに、熱を入れ過ぎると真鍮も融けます。
突然キュルンって球になっちゃう。
だもんでポイントは寸止めです。未遂です。寸止め未遂ですよ。

さらに溶接汚れをブラシで磨きまして。
危ない液体で酸化させまして。
表面を磨けばアンティークなバックルちゃんの誕生で~す。
鋳物じゃないってのもね、ちょっと珍しいかもです。

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2014年9月26日 みんな大好き、溶接話の続きだよ~

真鍮のリングにフックをロー付け
真鍮のリングにフックをロー付け

みんな大好き、溶接のお話の続きです。
献立に例えるなら、お父さんが作るカレーみたいなものでしょうか。
「さ~父さん今日は張り切っちゃうぞ~」っていうアレです。ローリエとかも入るやつ。

…さて、話を戻しまして、昨日の夜に作ったリングです。
熱でひしゃげない様に気を付けて。
バーナーでフックをくっ付けます。4つね。

しっかり付いたら金ブラシに持ち替えまして。
溶接汚れをゴシゴシ磨けば…
こんな感じでーす。

ちなみに、分かりやすいように溶接と言ってますが、細かく言うと銀ロー付けという方法です。
融点の違う銀の合金を接着剤として使うイメージですかね。

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2014年9月25日(第二部) 冒険ふたたび

真鍮の板をリングに
真鍮の板をリングに

ありんこの引っ越しの季節なんですね。
窓を全開にして、ロー付けという溶接をしてますと、
恐れを知らぬ蟻たちが手元でブンブンしてまして…

融点が800℃くらいの三分銀ってので溶接しております。
真鍮の板を切って丸めて、リングに。

さてさて、腕時計の手作りの始まりはじまりです。
こちらはオーダー品。冒険の中に生きる方の腕時計なんですよー。
再制作ではありますが、何を作ってるかは内緒にしよっと。

ちなみに、指三本立てたシールのケースが写ってるでしょ。
三分銀の粒が入ってるよっていう印でーす。
そしてこの先は、より融点が低い銀を使って溶接するってスンポーですぞ。

そうそう、不思議なもので灼熱に飛び込むありんこはいませんでしたね。
アブナイってわかるんでしょうかね。