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2016年5月1日 分割通しマチなら角しっかり

しっかり角が立つのが特徴です。
しっかり角が立つのが特徴です。

どんなに努力しても、なかなか成果が見えないときってありますよね。
「こんなに頑張ってるのに」なんてね。
しょぼくれて じっと手を見るみたいな…

そんなわけでね、新しい仕様の三角ペンケース作りの続きですよ。
昨日のマチに かぶせ を縫い付けてます。

ここで見てみましょう。
分割通しマチの効果を見てみましょ~っ、いぇ~いっ。
ぐにゅっとひねっても、角はピシャッとしたままです。
スポーンっと狙い通りやね。

前胴を縫う前にいったん仕上げます。
前胴を縫う前にいったん仕上げます。

底の端っこの6ミリの秘密です。
それぞれ薄く漉いてるとは言えね。
革の繊維が緊密な吟面が3枚重ねになってっかんね~っ。

続いては、前胴を縫う前に いったん仕上げまで済ませちゃいます。

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2016年4月30日 マチのこだわり

ぷち分割通しマチ作りの模様です。
ぷち分割通しマチ作りの模様です。

お休みはいかがお過ごしでしょうか~。
もし働いてたらね、お疲れ様です~。
こちらはね、折角なので革細工でもしようかと思いまして。

さて、新たな三角ペンケースは、こだわりポイントっで~す。
マチを作っていきますよ~。

さて、マチと言えばポケットの厚みを上げる縁の下のアレです。
横だけのマチは笹マチ。
底にもあるのが通しマチ。
今回は、パーツを分けて作る通しマチです。
だので、分割通しマチと呼びます。

下ごしらえが進んでゆきます。
下ごしらえが進んでゆきます。

ちなみに「♪宵~待ち 夜~待ち 酔い~ど~れ~待ち~」は、小林旭さんの宵待歌。
場末のスナックが似合う切ない名曲です。

分割通しマチは手間が多いんです。
まず底の端から6ミリを薄く削ります。段漉きです。
厚さ1ミリの革を、0.3ミリ位まで削りまして、折り畳みます。
さらに端も斜めに漉いた側面を貼って縫い合わせます。

そんな手間を掛けた甲斐もありましてね。
ピシャッと角が立ちますよ~。

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2013年5月5日 マチ付きの小銭入れの制作途中の様子

マチ付き小銭入れの内側の様子
マチ付き小銭入れの内側の様子

マチ付きの小銭入れの制作途中の様子は、普段からよく目にするという方も多くは無さそうですね。

このまま袋状に縫いあげれば、仕切りと二段のマチがついたちょっとした小銭入れになります。

小銭入れは、外周から数センチ内側だけを本体に縫いつけます。
それによって、小銭がパンパンに入っても、反対側に付く予定のカードケースに掛かるストレスが軽くなります。

一度、財布の小銭がパンパンな時に、キャッシュカードにひびが入った経験があるのですが、そういうことも、防げるはずです。