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2014年5月13日 オリジナル・バックルの完成

オリジナル・バックルの完成
オリジナル・バックルの完成

何かを得るには、何か手放さなくてはいけない…
そんなことをね、信じていた頃がありまして。我ながら窮屈な考え方で。
そのころを思い出すと、窮屈なのは考え方だけじゃなかったかも知れません…

さて、昨日の続きでーす。
まず、金ブラシで溶接の汚れを落としまして。
続いて、ヤスリで面取りして、形を削り出しますね。
最後に、墨入れしてアンティーク風な仕上がりに。

それで、オリジナルのバックルが完成。
昨日とは大分変わって見えるでしょう?
幅1センチのベルト用で、小さいものです。

ベルトが上に跳ねないようにしたいけど、押さえ過ぎたくない。
勝手に外れちゃうほど緩くしたくないけど、左右に流れるくらいには自由にしたい。
そんな、わがままな気持ちからでき上がった形です。
これから作っていくものの、大切なパーツの一つです。

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2014年5月12日 オリジナルバックルの溶接

溶接直後のバックルの様子
溶接直後のバックルの様子

喉が痛い…

いやー、ロー付けという溶接したんですけどね。
換気の無い密室でやってしまいまして。
しかもかなり集中しまして。

強制したら訴えられかねない過酷な労働環境にね。
自由意思で積極的に取り組んでしまいまして。あーもーやっちまったなぁって…

それで、作ってるのは “Your Side Door” オリジナルのバックルです。溶接は終わりです。
この形、ちょっとやそっとじゃ見つからないはず。
だってさ、自分で作る前に探し回りましたから。
売って無いかなーって。
ホームセンターとか、ハンドメイド用品店とか、ネットもね。一応「惜しい」ってのはありましたけど。

いっと最初に窓開けなかったのはアレですけどね。
夢中になっちゃうことってあるでしょう。

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2013年5月17日 溶接したバックルを磨き、レザーは乾いて…

溶接の汚れを磨いた真鍮のバックル
溶接の汚れを磨いた真鍮のバックル

昨日、溶接した真鍮のバックル。
金属ブラシで磨かれて綺麗になりました。

ちなみに、長さ2cmたらずなので、写真はかなりの接写です。

せっかく綺麗にしたところですが、次は、全体を腐食させてアンティーク感を出していきます。
汚れとエイジングは、別のものです。なんだか大変ですね、人生みたいで。

さて、そうこうするうちに、打刻したレザーが乾いてきて、加工できるようになってきます。
打刻する際は、レザーをたっぷり湿らせますので。

触れてみると、以前より乾くのが早い気がします…いやぁ、夏も近いですなあ。

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2013年5月16日 見た目が悪い方が、良く出来ている方です

腕時計のベルト用のバックルを溶接
腕時計のベルト用のバックルを溶接

見た目が悪い方が、良く出来ている方です。
1cm × 2cm たらずの金具。腕時計のレザーベルトに使うバックルです。

写真では、下のバックルは溶接の時の汚れがきつくて見た目が悪いです。
だけど、留め金の根元でクルッと一回りさせて溶接している部分が、本当にピッタリでなんとも美しい。

道中いろいろあった方が面白いですしね。
そして、溶接の汚れはステンレスのブラシで削り落していきます。