カテゴリー
ブログ

2014年6月12日(第三部) お客様の声(オーダーメイドのタグキーホルダー)

オーダーメイドのタグキーホルダー
オーダーメイドのタグキーホルダー

こんばんは、今日は、TO BE のちょっとイイ話のコーナーです。なんてね。
唐突ですけどね、人が最高の力を発揮できるのはどんなときかなー、なんて思います。
競い合ったときなのか、追いつめられたときなのか。
これは個人的な意見です。
いつからかね、協力し合ったときこそ強いという前提で生きたいと思うようになりました。

さてさて、嬉しいことが、ありまして。
先日作りました、オーダーメイドのタグキーホルダーが、本当の意味で完成しました。

今夜は、お客様の声をお話させていただければ幸いです。
お客様ご自身の手で、贈られる相手の方へのメッセージを刻まれた一品です。

*写真はクリックで拡大できます。(ホームページの仕様により縮小しています)
*お客様の許可を得て掲載しています。

お客様の声(オーダーメイドのタグキーホルダー)

Who gets it?

A friend of mine, he is a leather artist, had me make this tag-key holder. He really has beautiful hands. He exercised his ingenuity here and there. What do you think about this black hemming? What a beautiful work!

お客様からの写真1(オーダーメイドのタグキーホルダー)
お客様からの写真1(オーダーメイドのタグキーホルダー)

You know, this pig motif is used by my loved one’s band as their symbol. He said in his interview with sarcasm that every men is like a pig. Well, I don’t agree with him really. I have thought that almost men are like bear since long ago XD Also, the phrase of other side of the key-holder is my handwritten. I always think so about human life, and I think it fits my loved one too. This means that everybody can rise any number of times if they fall on the ground. It is a beautiful production that was born with collaboration of my friend and me. He did really great job! I sent this key holder to my loved one as a birthday present the other day. I hope it will arrive to him safely and he will like it  

お客様からの写真2(オーダーメイドのタグキーホルダー)
お客様からの写真2(オーダーメイドのタグキーホルダー)

カテゴリー
ブログ

2014年6月1日 タグキーホルダー作りは、私のパートを終えまして

オーダーメイドのタグキーホルダー
オーダーメイドのタグキーホルダー

「オレのリブに食らいついてみやがれ、このもやし野郎っ」(←北斗の拳風に読んでね)
みたいなことを言いそう、なーんて感じております。

こちらでの工程は全て終わりました。
オーダーメイドのタグキーホルダー。

また、昨日とはまるで雰囲気が変わったと感じませんか。
グルッと二重かがりが入りまして。
女性的なしなやかさが奇妙に混ざったような姿から、グロさのある姿に。

「グロい」って言うと、どちらかというと褒め言葉では無いですよね。
海外の方が分かりやすいのですが、強さや勇猛さをグロテスクさで表現することがありますね。
…とまあ、車のデザインに詳しい方から聞きまして。
なるほどねと。

ところで今回は、これで “完成” とは言いません。
私のパートが終わったということで。
それは何故か?
…私からは秘密なんですねー。

カテゴリー
ブログ

2014年5月31日 別人のようになった夏休み明けみたいな

裁断面の仕上げ後(オーダーメイドのタグキーホルダー)
裁断面の仕上げ後(オーダーメイドのタグキーホルダー)

どうでしょね。
急に完成品っぽくなったと思いませんか?
あの子が別人のようになった夏休み明けみたいなものです。

オーダーメイドのタグキーホルダー作りの続きです。
レザーの裁断面を仕上げると雰囲気変わりますよねー。

ゴツくて、ニヒルで、斜に構えてて。
そういうものを丁寧に仕上げたら、さてどうなるものか。
そんな気持ちもありまして。

完成は近いですが、もうひと手間かけますよ。
急激な変化は、二手、用意がありまして。

カテゴリー
ブログ

2014年5月30日 “ぷっくり” 加工の仕上げ

エンボス加工の仕上げ
エンボス加工の仕上げ

ぷっくりしました。
前回のテストより、くっきりはっきりぷっくりしました。

さて続いては…
レザーをみじん切りにしていきます。
どこのご家庭にもあるような端切れで良いと思います。
30分くらいかな?散らばらなくなってきたら大丈夫です。

続いて、みじん切りと石油系の接着剤を和えて、生地を作りますね。
もし石油系が無ければ、天然ゴム系でも大丈夫。染み込みにくいものなら他のものでも。

そして、ぷっくり膨らませた裏側に生地を詰めていきます。
ここは丁寧に、ヘラを使うと良いですね。
あとは、生地が落ち着くまで寝かせます。

詰め物をするのは、今回の仕様によるものです。
さてさて、ここまでは下ごしらえ。

「…充分に寝かせたものを、こちらにご用意しておりまーす」とはなりません。待ちまーす。

カテゴリー
ブログ

2014年5月29日 本番の “ぷっくり” 加工

本番のエンボス加工(裏側)
本番のエンボス加工(裏側)

むしむしする。ここ “避暑地” 那須なのにむしむし。
エアコンの除湿を掛けたいと思う。でも思うだけです。
顔を洗って煽いだら、かなりすっきり。

さて、今回はレザーをぷっくりさせる加工の本番です。

裏側から、型をレザーに写します。
水をたっぷり含ませて、図が細かいので押し込む道具も細くして。
こうなると、粘土をこねこねするのに、どこか似ています。

今回はテストと違うので、ゆっくり乾くのを待ちます。
その間に詰め物を準備しましょう。

…ところで、むしむしするって言葉が、余計、良い感じがしないのかな。
例えば、ねこねこするならどうだろう。
「あー、今日もねこねこすんねー」って。

カテゴリー
ブログ

2014年5月28日(第二部) ぷっくり加工の “型” のテスト

レザーに図柄を浮き上がらせるエンボス加工
レザーに図柄を浮き上がらせるエンボス加工

ぷっくりしました。レザー。

こちらは、絵を浮き上がらせるエンボス加工のテスト中ですよ。
オーダーメイドのタグキーホルダーです。

まず、たっぷり水をレザーに含ませ。
レザーの吟面を型に合わせ。
裏側からグッと押し込みます。
表がどうなってるか分かりません。
だから外枠も必要なんですねー、ずれないように。

ちょっと押しが甘いとこもありますけど…
なかなかなんじゃないですかね。どうでしょ。

押し込む道具も手作りで、かなり細めです。
でもまだ、もう一つ甘い…
細くし過ぎるとレザーに穴が開いたりするんですが、そこは自分の感覚を信じて。
本番では鉄鉛筆も使ってみようかと考え中です。

一部、型が壊れました。
本番は一回勝負のつもりで取り組まねば。
乾いたら、まず型の修理です。

カテゴリー
ブログ

2014年5月27日(第二部) “型” が形になりまして

エンボス加工用の “型”
エンボス加工用の “型”

いやーっ、蒸し暑かった、昼間。
ここ避暑地の那須でも蒸し暑いんだから、もっとムシムシだったかも知れませんね。

さて、“型” が形になってきました。
ダジャレじゃ無いですよ。念のため。
オーダーメイドのタグキーホルダー用の型です。この図柄をぷっくり浮き上がらせます。

どっすかね?なかなか形になってきたでしょう?型だけに。

基本に忠実ならね、型もレザーで作るんですよ。床革って言う、吟面を剥がした残りの部分で。
それに、ここまで細かい細工には向かないんです。

それでも、やってみたいなーっていう気持ちの方が大きくて。
でもこのままじゃ、きっと無理。うまくいかない予感があります。
接着剤が乾いたら、石油系の樹脂でコーティングしようか考え中です。

挑戦的な手法なので、結果は分かりません。