カテゴリー
ブログ

2013年6月29日 ♪MUGO・ん…色っぽい…レザーのなめし痕

思わず目が合うレザー
思わず目が合うレザー

目が合いました。レザーと。
写真のレザーに開いている穴と目が合いました。
♪MUGO・ん…色っぽい(工藤静香)くらい目が合いました。

…本当は、ずいぶん前に目が合っていて、必ず何かに使う日が来ると、アンタッチャブルにしといたのですが。
そのホレボレする眼力に、使い道を迷っていたんです。

…ふと、往年の静香ちゃんが ♪なのに~いざとなると内気になる~ なんつってたのを思い出しました。
ひらめきました「表と裏、ひっくり返せばいいんだ」と。

そして今、二枚のレザーは、表舞台に立つために水浸しにされ、重しの下にあります。下積みです。
ちなみに、デジカメの顔認証機能の“□”マークも、執拗に目が合ってました。

*レザーの穴は、目では無く、なめしの際にフックを掛けるための穴です。

カテゴリー
ブログ

2013年6月20日 おやつ時のレザーの話

おやつ時のレザーの話
おやつ時のレザーの話

久しぶりにおやつの時間。
そう言えば、しばらく真面目に作品の写真ばかりでしたね。

左上に写っているのは、一年近く前に自分用に作ったキーホルダー。
元々は白っぽかったです。かなり変わるでしょう。

一般的に、使うほど味わいが出ると言われるのは、タンニンなめしとか渋なめしとかベジタブルタンニングと呼ばれる方法でなめされている革です。
染色されたレザーでも、艶や色合いの陰影が加わってきます。

ところで、頂いているのは愛月堂の銘菓「八重がさね」。素朴な見た目と控えめな甘さ、そして隠れたくるみの食感。
ここのお菓子は度々紹介しています。
美味しいから紹介したくなる…かくありたいものです。

カテゴリー
ブログ

2013年4月8日 なめしの自然な曲線は流木のよう

なめしの自然な曲線は流木のよう
なめしの自然な曲線は流木のよう

バラバラだったパーツを全て接着した様子です。
傷跡もそのままに、なめしの切断面の曲線も出来る限り活かしてここまで来ました。

…傷や非対称が避けられるのは、心理学の先生が言うように、深い所で病や死を感じさせるからなのでしょうか。

こうしてみると、レザーの古い傷も、なめしの切断面も切れ込みも、流木のような雰囲気を感じます。