カテゴリー
ブログ

2013年10月19日 どっちが高いプロ意識?

オーダーメイドの蝶番の手帳カバーの裁断
オーダーメイドの蝶番の手帳カバーの裁断

風邪をひくと、能力は下がるわけです。
当然ですね。

その状態でもやり切るのがプロなのか。
己の状態を知って控えるのがプロなのか。
うーん。
答えはそれぞれのプロによって違うかな?

さて、オーダーメイドの手帳カバーのレザー。裁断しております。

普段なら簡単なところに手間取って、ちょっとずつしか進めません。
貴重なレザーも、少し、無駄にしてしまいました。
あーあーあーっ、何やってるんだか。
なんつってやり直しを何度か…

それでも、必要なパーツは切りきりました。
あと、蝶番の部分の切り抜きまでが裁断ですね。

ちょこっと疲れがたまっただけかなーなんて思ってました。
自分のことって、案外、簡単じゃないですね。

こういうときは、ちょっとずつ進んでみよー。

カテゴリー
ブログ

2013年10月9日(第一部) 一発で当たったらプレゼント差し上げましょうかね?

裁断が終わったオーダーメイドの長財布用レザー
裁断が終わったオーダーメイドの長財布用レザー

ほとんど焼けていない白っぽい色。
ふわっとした手触り。
青草のようなかすかな香り。
なめして間もないレザーの香り。
触れるとキュッキュッと鳴ります。

裁断が終わったので、並べてみました。
オーダーメイドの長財布の全てのパーツでーす。

ところで、この中で一枚だけ厚みの違うパーツがあります。
レザーが足りなかったわけじゃないですよ。
そこだけは少し厚めにしたいとこです。

これねっ、一発で当たったらプレゼント差し上げましょうかね?

これがいつか、濃くて艶やかな飴色になるんですねー。
その時も、気に入ってもらえていることを祈って。

…さあ、次はパーツごとの仕上げ。
何もしていない今しか仕上げられない場所を、仕上げていきますよ。

カテゴリー
ブログ

2013年8月22日 19の長財布のレザー、切り分けました

長財布のための19のパーツ
長財布のための19のパーツ

切り分けました、大小19のパーツ。

いつものお気に入りにガラステーブルには、載り切りませんでした。
使用したのは牛の背中の真ん中より少し後ろの辺りのレザーです。

これから全てが一つになって、長財布が出来上がります。

上段に並んでいるのが、外側になるパーツ。
下段はポケットやマチです。

まずは、小銭入れと札入れから作成スタートです。

カテゴリー
ブログ

2013年8月2日 心を込めて、作ろうじゃないか

裁断が終わったブックカバーのレザー
裁断が終わったブックカバーのレザー

ご近所の薬局に向かう。
ツバメが子育てしていて和むのです。
「ぴ~よぴよっ、ぴ~よぴよっ、そろそろ巣立ちですねー」なんつって。

んっ?
目に見えたものが信じられず、しばし空を見る。
気を取り直してもう一度。

巣が、落ちてる…カラスか蛇か…

…さて、そんな日常のささやかな物悲しさを胸に秘め、続きを作っていきます。

ブックカバーに使うパーツを全て裁断しました。
これで、レザークラフトのキットの状態ですね。

…それにしてもツバメの巣。
仕方のないこと。自然のルール。
それにやつらはね、私よりもずっと強い。
つがいのツバメは「次だよ次」なんて、言い合ってるに違いないのだ。

ひるがえって思う。
心を込めて、作ろうじゃないか。

カテゴリー
ブログ

2013年8月1日 ブックカバーの裁断…に、見えるでしょうか

レザーブックカバーの裁断
レザーブックカバーの裁断

レザーの裁断に入りました。
今回のブックカバーの肝は、ずばり裁断。
なみいる四角い穴の切り抜きです。

四つの穴をつなげるように切って、四角く切り抜きます。
四隅に穴は極小のハトメ抜きで開けておきます。

…ところで「極小」と入力しようとしたら、
どうしても「ご苦笑」と変換されてしまいます。

あれ?
いつもそんな嫌味っぽい言葉使わないのに?
「片腹が痛いので早退します」
「それはご苦笑ですね」…みたいな?

…さて、気を取り直してレザーの裁断です。
トントン、サクサク、リズムよく切り抜いていきます。

このブックカバーは、ユニークです。
完成が予想できる方いるでしょうかねー。
少し変わったものが好きな方向けですね。

カテゴリー
ブログ

2013年7月10日 裁断は革包丁でグイグイッとイナセに

ドリンクホルダー用レザーの裁断
ドリンクホルダー用レザーの裁断

レザーを切っていきます。
いよいよレザーが “井” の形になっていきます。

一枚革で作った方が、出し入れがスムーズになる。
きっちり縫って作った方が、レザーにコシが出る。
そしてちょっぴり遊びたい。

裁断は革包丁でグイグイッと!
…と、イナセな感じにいきたいところですが…
なにせ形が “井” なので、先の利くカッターで、ちまちま切ります。
しかも、ちょっぴり遊びたかったせいで、単純な “井” でも無いのです。

だって、材料が高価なんだもの。
うっかり “井” が “ヰ” になったりしたら、シュンとしちゃうからね。

…ああ、今日も暑いですね。

カテゴリー
ブログ

2013年3月8日 レザーの裁ち切りは、サクサク、イイ音がします

裁ち切りは、サクサク、イイ音がします
裁ち切りは、サクサク、イイ音がします

約10mm×10mm、厚さが2mm前後のレザー。
裏側の四辺を、四十五度の角度に裁断していく。

裁ち切りといって、刃を縦に押し込んで切ると、サクサク、イイ音がします。
時計の針をムーブメントに押し入れる時の感覚によく似ています。

裁断は、ここまで。