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2015年10月24日 ヌメ革&白糸の名刺入れをこさえます

名刺入れ用に裁断したヌメ革です。
名刺入れ用に裁断したヌメ革です。

ぼちぼち年末ムードですな。
お店とかもでもさ。
倉庫あたりにクリスマス用の飾りなんかがさ。
虎視眈々とハロウィンからのバトンを待ってる。

さて、どこ吹く風で今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
裁断が済んでるのはヌメ革の名刺入れですね~。

またか~って思うかもしれません。
でも実は、もっともシンプルなヌメ&白糸は初めての制作なんですよ。

オススメなので、こっちから積極的にこさえていこうと思いまして。
もちろん無理強いはしないんですけども。
色選びとか、好みに勝るものはないかんね。

ところで、仕入れ先のレジの近くにさ~。
ハナメガネが置いてありまして。
しかもですよ、ゼンマイでヒゲがカタカタ動くハナメガネ。
いや~っ、もう年末だな~って思いました。

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2015年10月3日(第二部) 残り5日のオーダーメイド

オーダーメイドの名刺入れの制作が始まっています。
オーダーメイドの名刺入れの制作が始まっています。

今宵も更けて参りましたね。
久しぶりにクダでも巻いてまいります。

それでさっ、いきなり始まってますよ。
オーダーメイドの名刺入れ作りの様子です。
5日後―――10月8日の発送を目指してのスタートです。
どうしたって間に合わせますよ。

あれ?
今、「楽勝じゃね?」とか思いませんでした?
「つ~かさ~っ、そんくらいの小物一日で出来なくてど~すんの?」みたいな。

いやいやいやいや。
それはアレなんですよ。
まず、本体の全面貼りをした後は、一晩は乾かしたいんです。
続いて、ポケットの一つに水をたっぷり入れて成形したっけ、2日は乾かしたいんです。
そしてね、発送日には午後3時までに梱包が済んでなきゃいけません。

すると、実質4日で、乾燥に掛かる時間は3日となりまして。
ミスや急用が一つでもあれば、一気に苦しくなる。

それでも、このご依頼は受けたいと思いまして。
今度は「なぜそこまでして?」なんて思って頂けたでしょうか?
「そしてなんで、手を止めて水割り呑んでんの?」みたいな。
…それはまた、別のお話(森本レオ風)。

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2015年9月12日(第二部) 私に無い色のセンス。ペアのオーダーメイドを見て

名刺入れ二つ分の革を裁断しました。
名刺入れ二つ分の革を裁断しました。

今宵も更け参りましたね。
さっきね、あーっ…って思った。
その辺りをウィスキーでも傾けながら、ちょとクダ巻きたいと思いま~す。

さあっ、始まりました。
オーダーメイドのペア?の名刺入れ作りです。
材料がちょこっと足りなくて、明日からって思ってたんですけどもね。
入荷出来たので制作開始です~。

上の横一列が一つの名刺入れになります。ゆくゆくね。
下の横一列も、もう一つの名刺入れになります。

この色使い、つながってる…
並べて気付きます。
お客様のお話は出しませんけどもね。

黒革の縫い糸は茶色。そして、内側は茶色の革。
そして、もう一つは茶色から始まり、内側はヌメ革。そして縫い糸のピンクへ。
色の力ですな。黒起点の温暖色グラデーション。
二つを合わせると、堅実さを軸に、強さから優しさまで…

なるほどっ。
ブレが無い…なんてね、一人納得の夜です。

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2015年9月7日 パーツ一覧で~す。レザー蝶番のシステム手帳

黒革とヌメ革のバイカラーで参ります。
黒革とヌメ革のバイカラーで参ります。

ぐずぐず天気が続く那須です。
やっぱね、体調とか気分に影響あるらしいですよ。いや本当に。
だもんでさ~。
個人的にはね~。
軽やかに落ちていくのも良いんじゃないかなって思いま~す。

さておき、今日も楽しく作っておりますよ~。
パーツの一覧を撮りまして。
試作してたレザー蝶番のシステム手帳の。

ポケットとかペンホルダーとか、楽しいことならいっぱ~い浮かぶのですが…
何せ、後から自由に挟めるパーツがいっぱ~い出回ってます。
そこで、シンプル。
らしさ を大切にして、使う方に自由に機能を加えて頂きたいと思うのです。

色は黒革とヌメ革のバイカラーです。
外は傷が目立ちにくくして、内で色艶のエイジングを楽しもうってスンポーで~す。

いや~っ、また面白くなって参りました。

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2015年9月2日 革を漉きつないだ裏側の様子

裁断が済んだパーツたちです。
裁断が済んだパーツたちです。

ちょっとしょぼくれた昨日。
でもね、ツキを呼ぶには笑顔を見せることっつって、今日も楽しく作っていきたいと思いま~す。
オーダーメイドのブックカバーの再制作ですよ~。

もうねっ、裁断がすっかり済みまして。
さすが二度目、手早いです。

それでさ、2色の革をつないだ裏側って見せたっけ?
見せて無い気がするな~っつって、撮りました。

両方の革を斜めに漉いてつなげるんですけどね。
こないだより漉き具合が良いな~って感じます。
さては、精神と時の部屋っぽいところで腕を上げたか?みたいな。

なんつって。
革の繊維が素直なんです。今回の方が。

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2015年8月27日 ブックカバー作りで穴あけ三昧

蝶番になる場所にハトメ抜きで穴を開けてゆきます。
蝶番になる場所にハトメ抜きで穴を開けてゆきます。

8月とは思えぬ涼しさですね。
具合なんかどうですかね?
急に変わるとほら、どうしてもね~。

さて、今日も楽しく作ってゆきたいと思いま~す。
オーダーメイドのブックカバー作りの続きっです。
革の裁断が続きますよ~。
穴あけポンチでトンテンカンテン開けてゆきます。
大変そうに見えるかも知れませんけども、そこは慣れたもの。

しかも今回の贅沢な仕様を思うと、たまらないわけです。
幼いころ見上げていた、おもちゃ屋の高い棚に鎮座している大きなプラモデルの箱が降りて来たようなね。
…ちょっと分かりにくいかな?

それにさっ、前から思ってたんですけどもね。
むしろ現代人のストレスを解消するのではないかと。
木槌を振り回してっとさ。
あっ、でも都会暮らしのときは、ご近所から怒られて しょぼくれたりしましたね。

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2015年8月26日(第二部) 初、バイカラーの蝶番のブックカバー制作開始

アニリン仕上げの赤とヌメ革のパーツたちです。
アニリン仕上げの赤とヌメ革のパーツたちです。

今宵も更けて参りましたね。
肌寒くって窓を閉めてますが、那須だけですかね~。
ぼちぼち、ウィスキーでも舐めて参ります。

さて、本番となりました。
オーダーメイドのブックカバー作りっで~す。
いつもより大きいパーツが並んでますよ~。

革の端を漉いている様子です。
革の端を漉いている様子です。

外も内も吟面(ぎんめん:革の表面)という仕様です。
しかも、外が赤で内がヌメのバイカラーでして。
それぞれの革の端っこをナナメに漉きましてね、一枚革のように継ぎ合わせます。

ナナメに漉いた革を継ぎます。
ナナメに漉いた革を継ぎます。

ちょっと見では分からないかも知れません。
でも、すご~く贅沢な一品が作られようとしております。

その作り手としての充実感といったら…
水割りもおいしいわけです。