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2014年2月4日 溶接して磨くとこんな感じです

溶接して磨いた腕時計のケースとバックル
溶接して磨いた腕時計のケースとバックル

人の心と降る雪は、降り積もる程に道を忘れる

2014年2月 談/戸辺

いやー、雪が降ってまして。この冬、はじめての雪が那須にも。
寒いですねー。

そんなわけでね、今日も楽しく作っていきたいと思いまーす。
最初は、夜からの続きです。

腕時計のケースとバックルですねー。
溶接した後ね、金ブラシで磨くとこんな感じ。

アームが長めなのは、こないだまで作ってた独特なベルトに装着するためです。
それで、文字盤になるパーツは、ちょこんと差し込んであるだけです。

次は、アンティークな加工を入れていきますよー。

そうそう。
さっき、ちょこっと買い物に出たら、あんまり寒いもんで手がかじかんでまして。
熱いコーヒーを入れて、あっためてるわけです。

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2014年2月3日 (第三部) 人生ね、無理のしすぎはアレですよ

手作り腕時計の溶接の模様
手作り腕時計の溶接の模様

今夜も、溶接の時間です。
裏蓋を作り、一本目のアームを本体につけました。

焦げ焦げですね。
中間管理職のストレスと表現してみました。なんつって。

アレですよ。
人生ね、無理のしすぎはアレですよ。

思うんですよ。周りから見ると、ものすごーく頑張っているように見える人でもね。
本人は、ポカポカ陽気のお花畑を散歩してるくらいの楽しさで生きてるってことがあるって。
アイツはお気楽ごくらくでいいよなーって人が、辛くて辛くて狂いそうになってることもね。

なーんちゃって。
夜の恥ずかしい手紙みたいになりまして。

ちなみに、溶接には、銀を使ってます。
ロウ付けって言いまして、真鍮より融点の低い銀を、バーナーの炎で溶かしてくっつけるわけです。
実際には、真鍮もちょこっと融けて、合金になってんですけどね。

銀ロウも純度によって融点が違うってのうを利用して、昨日くっつけたとこを溶かさないままで、新しいパーツをくっつけてるって寸法です。
溶けてキラキラっとする銀は、それはそれは神々しい美しさで。

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2014年2月1日 (第三部) 900° 越えのトラボルタ

手作り腕時計のケースを溶接
手作り腕時計のケースを溶接

土曜の夜…
それはサタデーナイト・フィーバー。
もっちろーん “Your Side Door” も900°を超える溶接でフィーバーフィーバーです。

つっても、なんだかちょっと久しぶりな気がしますね。
このところ、レザーだけの財布やブックカバーが多かったからですかね。

さて、細切りの真鍮板と丸棒を溶接しまーした。
オーダーいただいてる手作り腕時計のケースを作っております。

写真では分かりにくいですが、歪んでます。
むかし見た映画の潜水艦とか、宇宙戦争の計器のようで。

なぜ、そういうものが好きかというと…
それは、良く分からないんです。だってそうでしょう?

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2013年6月6日 真鍮のひまわり(仮)を溶接

真鍮のひまわりを溶接
真鍮のひまわりを溶接

こちらは、直径3センチ、厚み7mmの物体です。
かなり焦げましたが、ひまわり状にフックを溶接しました。
いちおう、こんな状態になっても、焦げはおおむね磨き落とせます。

完成のイメージはありますが、どんな出来栄えになるのか、私にもまだよく分かりません。
真鍮のひまわりと言い張る(強気)ことは出来るかもしれません。

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2013年5月27日 溶接の手を止めて、時にはゆっくりお菓子でも

溶接の手を止めて…
溶接の手を止めて…

ぼんやりとしたイメージを手掛かりに、腕時計のパーツを溶接していました。
「そっちじゃないよ」という声が聞こえたような気がして、ゆっくりお菓子でもいただくことにしました。

思い出すと、これまでいい加減なことをたくさんしてきたものです。
迷いながらでも、手ごたえが無くても、もっとも酷い時は自分が好きになれないものでも、間に合わせのために。

別にそれが悪いとは言いません。
人生にも仕事にも、むしろ、そういう時が続くこともあるでしょう。守るものもあります。

しかしながら、あまりにもそういうことを続け過ぎてしまうと、ほんの少しずつ、道を忘れることがあるかも知れません。

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2013年5月17日 溶接したバックルを磨き、レザーは乾いて…

溶接の汚れを磨いた真鍮のバックル
溶接の汚れを磨いた真鍮のバックル

昨日、溶接した真鍮のバックル。
金属ブラシで磨かれて綺麗になりました。

ちなみに、長さ2cmたらずなので、写真はかなりの接写です。

せっかく綺麗にしたところですが、次は、全体を腐食させてアンティーク感を出していきます。
汚れとエイジングは、別のものです。なんだか大変ですね、人生みたいで。

さて、そうこうするうちに、打刻したレザーが乾いてきて、加工できるようになってきます。
打刻する際は、レザーをたっぷり湿らせますので。

触れてみると、以前より乾くのが早い気がします…いやぁ、夏も近いですなあ。

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2013年5月16日 見た目が悪い方が、良く出来ている方です

腕時計のベルト用のバックルを溶接
腕時計のベルト用のバックルを溶接

見た目が悪い方が、良く出来ている方です。
1cm × 2cm たらずの金具。腕時計のレザーベルトに使うバックルです。

写真では、下のバックルは溶接の時の汚れがきつくて見た目が悪いです。
だけど、留め金の根元でクルッと一回りさせて溶接している部分が、本当にピッタリでなんとも美しい。

道中いろいろあった方が面白いですしね。
そして、溶接の汚れはステンレスのブラシで削り落していきます。