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2015年1月7日 「ありがとう」

小銭入れの前胴のパーツ達
小銭入れの前胴のパーツ達

突然ですが、私もまだまだ人間がなっちゃいないので。
ほとんど同じ出来事でも、イラっと来るときもあれば、素直に感謝が湧くこともあり。

さてさて、長財布作りの模様は~…
次の工程に使うパーツのひとそろいです。小銭入れの前胴になりますよ。

初めてひらがなを刻みました。
実は、深く刻み込むためにレザーに水をたっぷり入れるので、2日前に仕込んでおいたんですねー。

ほぼほぼ乾きまして、貼ったり縫ったりしても大丈夫です。
裏を磨いたり接着の準備をしたりと、下ごしらえが済んでま~す。

ところでさ。
いつでも心を込めてこの言葉を言えるなら、なんつーか、もはや存在そのものが社会貢献だと思うんですよね。きっと。

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2015年1月4日 まだまだ始まったばかり

小銭入れのマチまでのパーツ達
小銭入れのマチまでのパーツ達

どうでした、正月。
楽しかったかな、それともなんだか疲れましたかね。
三が日も終わりまして。明日から仕事も始まるかも知れませんね。
昔ね~、私は憂鬱だったりしましたよ。そんなとき。

さてさて、長財布作りはどうなってるんでしょうね。
はいっ、それではコチラ。
札入れのマチを縫い終えて、次の下ごしらえが進んでおりまーす。
小銭入れにマチを付けるとこまでが今回のブロックです。

裏を磨いたりボタンを取り付けたり、一通り準備できてます。
パーツは4つでして、こんな姿はね、まず見ることは無いと思うんですよ。
それでは、合わせていきたいと思います。

長い道のりのまだまだ序盤です。

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2015年1月1日 あらためまして、新年の元気なご挨拶

下ごしらえを終えた6つのマチ
下ごしらえを終えた6つのマチ

あらためまして、明けましておめでとうございま~す。
いや~っ、元旦ですね。

そんなわけでね、今年も楽しく作っていきたいと思いまーす。
さて、昨夜作り上げることが出来なかった6つのマチ。仕上がってますよー。
なんだか無茶な作り方してると思うかも知れませんが、無茶な作り方しています。
パーツが細すぎなんですよね、コレ。

でもほら、一気に完走するとしたら棄権者続出の超難易度のコースでもね。
好きなだけ休憩をとって良いならなんとかなりそでしょ?
でさっ、すっごく細かく工程を分けて進んでおります。何が大事なのか考えると、それで良いんじゃありゃしませんかね。

思えばさっ。
私の人生もそんな感じかも知れません。
どうでしょね?

さあ、いつも通りののんびりペースに戻りまして…
今年もよろしくお願いいたしま~す。

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2015年1月1日 どうぞ、今年もよろしくお願いいたします

完成した “マチ”
完成した “マチ”

「作りながらゆく年くる年」新年を迎えてしまいました。
結果は…下ごしらえが済んだ “マチ” は、6個のうちたったの1個。
そもそも目測がアレだよね。甘いっつーかしょぼしょぼっつーか…うーん。

…でもほらっ、宝物みたいでしょ。
完成したっくれ誰の目にも留まらないだろう “マチ” が宝石みたい。

あっ、明けましておめでとうございま~す。
今年もよろしくお願いします。
ほんとうに、よろしくどうぞお願いします。

実はね、大みそかの夜に作り続けながら思い出してました。
「金なし、人なし、情報なしだねー」なんて。
最初の頃ね、画家の友達と笑ってました。

でもさっ、それは気が付いて無かっただけでした。
こんなにも人に恵まれいたわけで…

そんなわけでね、今年も楽しく作っていきたいと思いまーす。

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2014年12月31日 作りながらゆく年くる年・パート4

マチの側面磨きのビフォーアフター
マチの側面磨きのビフォーアフター

もう紅白も終わりまして。
どっちが勝ったかとかはね、まだ知らないんですけどもね。
ほらっ、こっちはこっちで作り続けておりまして。

さて、側面が磨き上がるとこんな感じです。
左に持ってるのは真ん中に筋が残ってるでしょう。ここを磨きました。

最後に残るは上側の側面。
ここまで磨き上げて、マチの下ごしらえの段取りが終わります。

うーん…2014年中に6枚のマチの下ごしらえを終えるのは…うーん。

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2014年12月31日 作りながらゆく年くる年・パート3

ガラス板によるレザーの床(とこ、裏面のこと)磨きの様子
ガラス板によるレザーの床(とこ、裏面のこと)磨きの様子

今年もね、あと1時間も無いか~。
思えばさっ。
夢とかやりがいとか、イイ年したおっさんがね、ことほどさように口にするのはいかがなものか。
な~んて思いがよぎって行きました。磨きながらね。

さて、さっきの反対側を磨いてます。
「ガラス板で磨きます」なんて平気で言っちゃうけど、ちゃんと伝わって無かったかも知れないですね。ひょっとしたら。

ほらほらっ言葉通りでしょ。
ガラス板で磨き上げております。
これで、両面ツルツル。
両面の次は…そう、側面ですよー。磨き続けます。
6枚あるからなぁ、思う様に進まないですなぁ。

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2014年12月31日 作りながらゆく年くる年・パート2

マチのレザーの裏側を磨きます
マチのレザーの裏側を磨きます

けっこう時間かかっちゃいました。
にしても、今日は冷え込みが緩くて助かりますねー。

さて、レザーの世界では「素材よりも作り手の腕だ」な~んて言われることがありまして。
でもそれって、他の業界だって同じだよね。なーんて思ったりするんですよ。

それでは、マチの加工の続きです。レザーの裏側の磨き上げですねー。
のりしろを残して、樹脂入りの溶剤を塗っていきます。
そして、生乾きをガラス板で磨き上げればツルっとした手触りになります。

すごーくちんまりした工程ですなぁ。
でもこれによって、お札や小銭を取り出すときに、内側の加工もしっかりだねーってことになります。

もうすぐ片面が完了。
そしたらひっくり返してもう一方の片面ですぞ。